第2話 この世界では能力を譲渡することができる
うーん、このクソ能力どうしよう…
こんなの持ってたらさ、
その1.主人公補正が良くも悪くも効いてしまうので厄介事に巻き込まれる。
その2.扱い方次第ではメアリー・スー的な感じで嫌われる
だからどうしよう…
とりあえず腹減ったな、飯にしよう。
って…ここそういえば異世界だから俺金ないじゃん!
と、とりあえずその辺にいる奴に話を聞くか。
「すいません、なんか楽にお金稼ぐ方法はないですか?」
バカ! なんで金稼ぎの方法聞いてんだよ俺!
すると意外にも返事が返ってきた。
「あまりおすすめはしないが…王に自分の能力を売れば金になる。そして強ければ強いほど大金が貰えるんだ。ただししょうもない能力だと王を侮辱したとみなされ捕まってしまうんだが…」
ハイ、完 全 勝 利
能力なくして金稼ぎできるとか最高じゃん!
早速俺は宮殿へ向かった。
一時間後…
俺は国家予算の2割位を貰った!
それと能力がなくなると危険という理由で代わりの能力を授られた。
その能力とは、次元干渉者(ディメンション ウォーカー)そこそこの能力だ。きっとチート能力を受け取ったお礼なのだろう。
しかし、俺には心配事があった。
「これ、王が幼稚だったらやばくね?」
怖かったので次元を切り開き遠くまで逃げた。
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