大島のような人間は誰かから咎められても、訊く耳を持たないものだと思っていたので、案外素直なところあるじゃん、と思いました笑
でも、やっぱり環境が環境であったとはいえ、考えに甘えがあったことは否めませんね。
悪役をただ成敗されるだけの存在として描かない。その裏にある葛藤や想いを、aoiaoiさんが丁寧に綴っていくところに共感を覚えました。
作者からの返信
そうですね。育ってきた環境が孤独で寂しかったことは間違いないのだと思いますが、だからどれだけ人に当たり散らしてもいいのだ、と思い込んできてしまったところはやはり本人の落ち度ですよね。今回のことで、何か目が覚めたかもしれません。
歪んだ思考に囚われていたとしても、誰もがやはり明るい方へ向かって歩きたいと願っているはずだと、そんな風に思うのです。悪役の心の中にある苦しみも描いてやりたいというか……こういう思いに共感していただけて、とても嬉しいです!✨
aoiaoi様
大島さんはご両親の離婚を経験されていたのですね。
だから、自分の誕生自体を素直に喜べていなかったのかもしれませんね。
その鬱憤が、そのままきつい言葉となってしまったのですね。
出てしまった言葉は、もうどうにもならないですが、こうやってちゃんと心からの謝罪が出来たことは、本当は純粋な気持ちを持っている人なのでしょうね。
これから柊君が仕事に復帰するときも、助けになってくれそうな気がしてきました。雨降って地固まるになるといいなと思いました。
作者からの返信
☆涼月☆さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
まさにその通りですね。大島は、大切な人と愛情を育てる喜びや、新たな命を育む意味を深く味わえないまま、ここまで生きてきたのかも知れません。ただ周囲の人を表面的に捉えて、攻撃することしか知らなかったのでしょうね……
母親の話で、自身の心の穴が埋まる感覚を初めて味わった大島。やっと、周囲の人の心を真摯に見つめ、理解する努力ができるようになるのではないかと思います。人を深く傷つけてしまった記憶を薬にして、これからは柊とも良い関係を築けるかもしれませんね(*^^*)
温かく細やかなコメント、本当に嬉しいです!ありがとうございます(*´꒳`*)✨
大島は、血肉を持った人間らしいキャラだと思います。
自分の理解できないことを憎み、妬み、攻撃する。
でも、良心も持っていて大切に思う相手には優しくできる、そして、反省し悩み苦しみ謝罪もできる。
悪役になってしまっていますが、正も負もどちらの心も持つ人間らしい人間、ですね。
今回は取り返しのつかないことにはならなかったことは不幸中の幸い、償いをしていくとは言っていますがそう簡単には許されることではありません。
お互いに少しずつでも理解し合えればいいですね
作者からの返信
出っぱなしさん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
大島もまた、苦しみの中にいた人間だったのですね。過去の苦い思いを忘れたくてただ仕事に出かけていく母親からは、潤いのある温もりや愛を感じることはできなかったのだろうという気がします。
自分の心がカラカラにひび割れている事に今まで気づけず、母親の話で全てを知った大島。枯れそうな植物が水をもらったように、様々なことが初めて見えてきたのかもしれませんね。
苦しみの中にやっと光を見出した大島を「人間らしい」と感じてくださり、めちゃめちゃ嬉しいです!(*´꒳`*)♡
そうですね。柊も赤ちゃんも無事だったことはまさに不幸中の幸い。悔いる気持ちを真摯に示し、周囲の人々と温かな関係を作る努力を始めてほしいですね。
大島さん、お母さんと話をすることで、親が子供の事をどう思っているか、自分がどれだけ酷いことを言ってしまったかを、分かってくれましたか。
一度言ってしまったことは、なかったことにはできません。けど考えを改め、反省してくれるなら、ここから新たなスタートをきってもらいたいです。
作者からの返信
無月弟さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
そうですね。両親が自分をどんな思いで生み育てたか。出ていった父親がどんな思いで病の女性に寄り添う決意をしたのか……全ての事が大島の心に刺さり、柊への仕打ちを悔いるきっかけになったのだと思います。
人の心を深く傷つけた事実はなかったことにはできませんね。けれど、その罪を悔いる気持ちを真摯に示すことはできるはずで。ここからは、新たな気持ちで生きてほしいですね。
大島さんも反省してますね。
作者からの返信
大島、深く反省しているようです。
これから学び直すべきものがたくさんありそうですね。