16 メルヘントリックスター
〇
「あ、十六分になりました」
オカ研の部室の扉の前で、なぜか一緒に着いてきた千花が言う。
俺は六回扉をノックして、中に聞こえるような声で「花子さんいらっしゃいますか?」と言った。
「……………………なにも起こりませんね?」
少しの沈黙のあと、千花が首を傾げた。
次の瞬間、凄まじい勢いで扉がスライドされる。
ガァンと盛大な音が響く。千花が悲鳴を上げ、俺に抱き着いてきた。
やわらかすぎる。
マジで変な気起こしそうになるから軽率なボディタッチやめてくれないかな。
「あ、花子さんへのお客さんっすね! っらっしゃいっす!」
中から出て来たのは、めちゃくちゃスッキリした喋り方をする坊主頭の少年だった。
オカ研ならもうちょっと雰囲気を大事にしろよ……。
〇
坊主頭に案内され、最低限の明かりしか灯っていないオカ研の部室の中を進む。
オカ研らしく、怪しげな道具がそこら中にあって、中々雰囲気のある内装だった。
「ここにおかけください!」
世界一オカ研に似合わない明朗ボイスで言われ、それぞれパイプ椅子に腰かける俺と千花。
目の前には、いかにもな感じの水晶玉が置かれた机がある。
千花が俺の腕を掴んだまま、ビクビクと周囲を見渡していた。
「何か襲い掛かって来たりしませんよね?」
「お化け屋敷じゃないんだから……」
「――ぁぁぁぁあああああぁぁあああ」
亡霊の声が聞こえた。
「きゃぁぁぁぁぁぁあああああっっ!」
負けじと悲鳴を上げて俺に抱き着いてくる千花。ほんとにこいつは……。
まぁいいや、役得だと思っておこう。
「ぁぁぁああぁぁぁああぁあああ……っ、はぁぁあぁぁぁあああ……、あー死にたい……」
水晶玉の向こうにぬうっと現れたのは、長髪で顔がほとんど見えない細い男だった。
こいつ見覚えがあるぞ。確か同じ二年生で、二つ隣のクラスの奴だったはずだ。
名前は……名前は、えー、分からん。
ただ、割と変人の多いこの白花高校の中でも一際濃い人材であることには違いない。
「もう少し静かに登場してくれると助かる」
千花なんかもう完全に幽霊か化け物を見る目で花子さんを見ている。
「……あー……ごめん……、……花子さんはこうやって登場する決まりなんだ。……僕はこんなの要らないと思うんだけど、しきたりというか何というか、ほんとに、伝統ってやつはどうしてこう無駄なものばかり残っちゃうんだろうね……。まぁそれを真面目にやっちゃう僕も僕なんだけどさ……日本人の性って言うのかな……ほんと、死んだ方がいい」
へっと自嘲気味に笑う花子さん。いきなり濃いなぁ……。
「……にしても、我が校でも有名な王子様の片割れと、一年生の中でも目立ってる可愛い子がウチに来るなんてね……、よくコードを手に入れたよね……、最近お客さんが来なすぎて暇だったんだけど、来たら来たで面倒だよね、こういうのって……はぁ……」
もしかしてこれは、もう占いの対価であるらしい『愚痴を聞く』が始まってるのか?
「……僕はさ、幸せに生きていきたいんだよね。でも、幸せって何なんだろうね、ねぇ……、分からないなぁ……、幸せって何なんだろう。何だと思う?」
花子さんの顔が千花に向けられる。「ひっ」と言う声が聞こえた。
「こ、恋人をつくれば、いいんじゃないですか……?」と、千花。
「そうかぁ……恋人かぁ……いいよね。僕も欲しいなぁ……。全力で甘やかして欲しいし、養ってほしい。……ねぇ、僕のことはどう思う? 付き合ってくれない?」
「ごめんなさいあり得ないです」
きっぱりと言い切る千花。さっきまで怖がってたくせに度胸あるな……。
「へっ、へへっ、そうだよね……僕なんかダメだよね……。あぁ、死にたい」
「恋人が欲しいならまず自分を磨く努力をすべきでは? 女の子なら可愛く、男の子ならカッコよくなればいいんです。別に逆でもいいんですけど。はぁ……、でもあれなんですよね。女子って頑張って可愛いを作ってる女の子を妙に目の敵にするんですよ。自分が可愛くなくて男にモテないのは、自分の努力が足りないせいだって分からないんですかね? 自分が上に行く努力を怠ってるくせに、上に居る子を引きずり降ろそうとか調子良すぎ。ばっかじゃないですか? しかもそういう子に限って、アンタは元から可愛いからいいよね~って言うんですよ。は? わたしがどれだけ頑張って可愛くなってると思ってるんですか。は?」
やばい、なんか始まったぞ。
「あー、わかるわかる。いるよねーw そういう周りの人間をこき下ろすことだけにエネルギーを無駄遣いしてる能無したち」
「ですよねーっ! もうほんとバカだと思うんです」
なんか同調し始めた。嫌な予感がする。
「ねえ! 先輩はどう思うんですか?」「君は、どう思うの? 人気者の王子さま」
ほらもう俺に向かってくるじゃん……。
そのあと、三十分くらい二人の愚痴を聞き続けた。
むしろよく三十分で済んだなこれ……。
〇
「さて、じゃあ王子さまくんのことから占おうかな」
愚痴を吐き出してスッキリしたのか、さっきよりいくらかハキハキした声で言う花子さん。いかにもそれっぽい感じで水晶に手をかざし「あーなるほどー……」「そうくるかぁ……へっ、へへっ」とか言ってる。
「出ました。――星野王子さん、あなたは、メルヘンで悪戯好きのお星さまからハートを奪い、運命を認めましょう。さすればあなたの悩みは解決されます」
なんのこっちゃだ。
ただ、メルヘンで悪戯好きのお星さまというワードから連想できるものが、一つある。
その後、ついでに千花も占ってもらっていた。特に悩みはないが、せっかくだからと。
「三枝千花さん、あなたは、今日、夜空に輝く王子と共に、時計が等分されし時、商店街を歩けば、忘れていた何かを思い出し、ささやかな望みを叶えるでしょう」
「忘れていた何かって、何なんでしょう?」
「それ今思い出したら占いの意味なくなるだろ……」
「じゃ……、次に君たちを占えるのは最低でも三か月後だから。まぁべつにもう二度と来なくてもいいんだけど、これ結構疲れるし……あー、死にた」
不思議な不思議なオカ研の花子さんとの交流は、そんな感じであった。
〇
花子さんの占いに出て来た『メルヘンで悪戯好きのお星さま』。
確証はないが、これはたぶん『メルヘントリックスター』のことだと思う。白花ネームドの一つである。
それでは、白花ネームドの一角、『メルヘントリックスター』について話す。
といっても、これに関して俺が知っていることはほとんどない。
知っていることと言えば、正体不明の人物で、稀に白花高校に出没するらしい、という、本当にそれくらいだ。
まぁでも、俺はこういったものを特に知ろうと思って把握している訳ではない。
たまたまどこかで聞いた話を何となく覚えているというだけの話だ。
だから、ちゃんと知っている奴に聞けばいい。
またセナに話を聞ければよかったのだが、屋上に行くと彼の姿は消えていた。漫研にもいなかった。
なので、俺はそういうのに詳しそうな部活、白花伝説研究部の部室を訪ねることにした。
なぜかまた千花が着いてきている。
「お前は帰ってもいいんだぞ」
「いやだって、わたしの望みを叶えるには先輩と一緒に商店街に行かなきゃダメっぽいですし。にしても、時計が等分されし時って何時なんでしょう?」
『夜空に輝く王子』、これはもう俺のことだ。星の王子だ。それで『時計が等分されし時』に関してだが。
「六時だろ。アナログ時計の円の面積が長針と短針で等分されるからな。朝の六時はとっくに過ぎてるから、午後の六時だな。まだ時間はある」
「おぉっ、先輩かしこい。さっすがぁ」
後輩によいしょされる。
こういう単純なことで嬉しくなっちゃうのが俺です。まぁね、可愛い後輩に褒められたら俺もね?
男の子なので。男は単純なのだ。
千花とそんなやり取りをしながら、白花伝説研究部の部室の扉をノックする。
ちなみにここ、オカ研とごきげんなちくわ部という謎部活に挟まれている。
大丈夫かな、中の人呪われたりしてないかな……。
すると、「はーい」と中から普通の声が聞こえて、普通に扉が開けられた。そして普通の女の子が出てくる。
よかった……普通だ……。普通過ぎて逆に怖いまである。
「あれ? 星野くん?」
驚いたような顔で見られる。
たぶん隣のクラスの子だと思うが、特に喋ったことはない。
どうしよう、名前が分からない……。
「あー、えっと、流石に私のことは分からないよね。まぁ星野くんは有名だし、私が一方的に知ってるだけだしね……。あはは……」
自嘲気味に笑われる。どうしよう、すごい罪悪感。
「私は二Bの佐藤つむぎ、です」
つむぎ……っ! ウチの愛犬のムギと似ている! すごい親近感だ。
しかしこの子、話してて落ち着くなぁ……。
最近は光希もあれだし、周りには濃い奴らしか現れないし。
「つむぎちゃんか」
「えっ!? い、いや、星野くんが呼びたいならそれでもいいんだけど……、いきなりは、なんというか……ちょっと落ち着かないというか……」
しまった。親近感が湧き過ぎてつい距離感が。
「じゃあ佐藤で」
「う、うん。それで、そっちの子は……?」
「わたしは三枝千花です。一年です。先輩の後輩です。よろしくお願いします」
普通にぺこりと頭を下げる千花。先輩の後輩ってどういう説明だよ。
「あ、うん、よろしくね? それで二人は、何しに来たの?」
「ここってウチの高校の歴史とか噂とか、色々まとめたりしてるんだよな?」
そういう認識である。
「うん、そうだよ」
「じゃあちょっと聞きたいんだけど、『メルヘントリックスター』について、何か知らないか?」
「メルヘントリックスター……か、ちょっと待っててね」
佐藤が部室の中に戻って行く。
突然の来訪にも嫌な顔一つせず頼みごとを聞いてくれるとは……、良い子だ。
ちらりと部室の中が見えたが、内装は資料室のようになっていて、数人の部員たちが本を読んだり、資料をめくったりしていた。
すぐに一冊のマガジンファイルを持って帰って来る佐藤。
そして中身をペラペラやりながら、
「あ、あったあった、結構昔に卒業してる人みたいだね」
そう言って佐藤が見せてくれたページには、次のようなことが書かれていた。
◇メルヘントリックスター◇……『雲母(きらら)星愛(せあ)』
『白花ネームド』と呼ばれる白花校内で有名になってなんか調子に乗ってる奴らが多い個性的人物の一人。元生徒。
西暦○○○○年(今から二十二年前)に入学、その三年後卒業。
魔法使いを自称する〝バカ(二重線取り消し)〟少女で、在学中に数々の大騒動を巻き起こし、トラブルメイカー、トリックスターなどと呼ばれる。
特に恋愛事に好んで首を突っ込み、脳みそお花畑な持論を振りかざし事態をややこしくしていたとことから『メルヘントリックスター』の名が付く。
『傾国のプリンセス』と呼ばれた少女と同級生で、仲が良かったようである。『傾国のプリンセス』と当人物が一緒になると誰にも手が付けられなかったとされる。
卒業後も、現在に至るまで、時折校内に出没しているようである。
本人の特徴として、八歳くらいにしか見えない日本人形のような外見、黒髪おかっぱ、クセの強い関西弁、派手な洋風ドレスを常用などが挙げられる(現在に至るまで同じ姿で確認されている)。
以降、当人物が主犯となった騒動一覧。
――『屋上爆発の乱』――
学生の青春は屋上に有りと主張した彼女が、当時閉鎖されていた屋上にキレ散らかし、入学一日後に引き起こした騒動である。当人物は『傾国のプリンセス』と共に大勢の生徒を先導し、大量のロケット花火と打ち上げ花火を用いて、教師陣を相手に一歩も引かず――。
そこで俺は顔を上げた。もうお腹いっぱいだ。
〇
佐藤にお礼を言って、白花伝説研究部の部室をあとにした俺は、思案する。
もちろん、『メルヘントリックスター』についてだ。
……心当たりがあり過ぎる人物が、一人いるんだよなぁ…………。
この前、俺が風紀委員室に連行された時、同じように連行されてきたあのクセの強すぎる幼女だ。
特徴が狙ったように一致している。
あんなクセの強い幼女が二人もいる訳ないので(いてたまるか)、あれが噂の『メルヘントリックスター』なのだろう。
しっかし、花子さんの占いによると、俺は『メルヘントリックスター』からハートを奪わなければならないらしい。
普通に考えれば、あの幼女(?)を恋に落とす、という風に受け取れそうだが、本当にそんな解釈でいいのだろうか。
あと恋に落とすにしても、あれを相手に何をどうすればいいんだよ。勝てる気がしない。
「せんぱーい、どうするんですか?」
千花と二人で旧校舎の階段を降りながら話す。
「んー……、まぁ今のところは手がかりもないし、とりあえず商店街に行こうぜ」
千花と商店街に行けば、この占いの信憑性も図れるだろう。この胡散臭すぎる救いを真面目に検討するのは、それからでも遅くない。
「やったぁ、六時までは時間ありますし、それはまで先輩とデートですね♡」
「はいはい」
「むぅ、もっと嬉しそうにしてくださいよ」
……いや、だってお前男相手なら誰にでもそういうこと言ってるじゃん。
それが分かっててもちょっとドキドキしちゃうんですけどね。
でも悔しいから表には出さない。
「――お兄ちゃん、ちーちゃんとデートするの?」
「のわあっ!?」
危うく階段を転げ落ちそうになって、なんとか手すりにしがみつく。
背後を見ると、我が妹たる白雪が胡乱な眼で俺を見下ろしていた。
心臓に悪すぎる。音もなく現れるなよ、忍者かお前は。
「あ、ゆきちゃんやっほー」と、特に驚いた様子も、気まずい様子も見せない千花。
「ちーちゃん、私、お兄ちゃんを捜してって頼んだはずだけど……」
「あーうん、捜したんだけどね? 先輩が今度なにか奢ってくれるっていうから」
えへへーとお茶目に笑う千花。
それを聞いた白雪は「はぁ」とため息を吐くと、仕方ないとでも言いたげに首を振った。
まぁ、白雪も千花の性格は知っているはずだし、初めから期待していた訳でもないのだろう。
そしてまた俺に視線を戻す白雪。
「お兄ちゃん、光希さんずっとお兄ちゃんのこと捜してるよ」
「知ってる」
もうさっきからずっと怖いくらい光希からのラインやら着信やらが止まらないし。
全部無視してるけど。
「会ってあげないの? 光希さん、お兄ちゃんのために目一杯オシャレしてるのに」
「それは分かってんだけど……」
気まずくなって目を逸らす。すると、隣の千花が何気なく言った。
「先輩さっき、光希先輩が可愛すぎて好きになっちゃいそうだから会いたくないって言ってましたもんね」
「言ってない、言ってないが? 勝手に俺の台詞を捏造するな」
「でも、要するにそういうことですよね?」
「いや、それは……」
俺が返事に窮していると、白雪が「ふむ」と納得したように頷いた。
「あと少しってとこか」
「何が?」
勝手に納得するのやめてもらえます?
「別にお兄ちゃんとちーちゃんは、付き合ってるとかそういうのではないんだよね」
「うんそう、ちょっと商店街に用事があって、先輩に付き合ってもらうだけ」
「ふーん」と、少し疑うように千花を見る白雪。
「どうしたの?」とでも言うように、にっこり笑って首を傾げる千花。
「……んー、わかった。ねえお兄ちゃん、一つだけいい?」
白雪の真面目な声が響いた。
「なんだよ」
「ま、結局最後はお兄ちゃんが決めることなんだけどさ……。光希さん、本気なんだよ。ちょっと暴走しちゃってるけど、それはそれだけ光希さんがお兄ちゃんのこと好きってことで、だから、お兄ちゃんも逃げないであげてほしいの。恥ずかしいかもしれないけど、ちゃんとしっかり」
「つまり、あいつの気持ちを受け入れろと?」
それは、ちょっと……。
「私としてはそれが一番喜ばしいけど、そうじゃなくても、受け止めてあげてほしい。受け入れられなかったとしても、受け止めるっていうのが、誠意だと思うから」
俺は今のなりふり構わない光希を思い浮かべる。
あれを受け止めるのか……。出来る気がしない。
そもそも光希の勢いに押し負けそうだからこうして逃げてる訳だけど。
「……光希さん、本当にお兄ちゃんのこと好きなんだよ。光希さん言ってた、お兄ちゃんと会った時から、ずっとずっと前から好きだったって。運命だと思ったって」
「そんなこと言われてもな……」
正直困る。
ずっともなにも、俺と光希が知り合ったのなんてたった一年前だし。
それを言うなら、俺こそ、もっと昔に出会った一人の女の子のことを――姫ちゃんのことを、まだ忘れられないでいるし、好きなままなのだ。
俺は彼女との出会いを運命だと思ったし、きっといつか再会できると思っている。
不思議なことに、俺は彼女との再会を確信すらしている。
だから光希の気持ちに応えることはできない。
ただ、もし仮に、今まではその可能性を考えず、なるべく考えないようにしていたくらいだけど、今この瞬間俺が姫ちゃんと再会を果たしても、彼女が俺に対する興味を失っていたとしたら……、あまつさえ、俺のことを忘れていたとしたら……。
そうして、彼女が俺を相手にしてくれなかったとしたら、やっぱり身を切られるような思いをすることだろう。
今の光希が、そういう思いを抱えた上で、俺に向かって来ているのだとしたら、それは凄いことだ。尊敬に値する。
「……ま、考えとくよ、ちゃんと」
「うん」
白雪は満足そうに頷き、「それじゃ、ちーちゃんとのデート楽しんでねー」と、俺にジト目を向けながら去って行った。
再び千花と二人きりになる俺。白雪が去っていった方を見つめながら、千花は呟くように言った。
「まったく、ゆきちゃんは真面目ですねー」
そして彼女は俺に笑顔を向けると、
「さて、それじゃ行きましょっか。せんぱい」
「なんというか、お前はいつでも平常運転だな」
「はい、わたしはいつでもわたしなのでっ」
横ピースを決ながら、ふふんと得意げに微笑む千花。
凄い奴だ。
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