企画参加、ありがとうございます。
情景の描写がとても美しく、読ませていただいている時は脳裏に花を散らす桜の木がチラつくほどでした。
花嫁の話す言葉の中には強い芯がある様で、悲哀に満ちている気もします。
素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。
自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
さて言葉にならない感情とはこのような時にこそ使う表現なのでしょうか。粗筋に史実を基にしていると拝見し悲しさは募れども、さりとて医学や科学の未熟な時代の風習を軽率に非難することもできず只々やりきれず喪失感に襲われております。
与えられた命をせめて咲かせたいと願う少女の心情が身につまされる思いで、その儚い描写を読み進めさせていただきました。
この度は企画へのご参加に心より感謝申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を心より祈念申し上げております。
初めまて 思いがけず、初めて伏水さまの作品を拝読いたしました。とても良いお話に出会えて?本当に良かったなと思いました。 最近、時代小説に心惹かれるようになったので(初心者ですが)余計興味深く読ませて頂きました。 哀しく切ないこの少女の語り口が何とも優しく気高く美しく・・上手く伝えられないのが残念です。 遠い昔、大自然への畏敬の念からこのような花嫁がうまれたのでしょうね。桜には色々な哀しい物語がありますね。だからでしょうか、儚いけれど美しい。来年の桜を見る時、このお話を思い出すことでしょう。
この度は『タイトルに意味がある作品』の企画にご参加いただきありがとうございます。
物語でもあり、実際の現実にも近いお話に、実際に私が花嫁だったらどうするだろうかと思いながら読み進めました。
私ならきっと逃げています。強くないので。
実際には最後まで希望と願いを捨てずに、その命を犠牲にした人がきっとたくさんいたのでしょう。逃げたくても逃げられなかったのかもしれない。
もしもその人達の願いが叶っていれば、今は戦争も疫病も、無慈悲な貧困も不平等もない平和な世界になっていたのかと思うと心が痛みます。
自分の平穏は誰かの犠牲によって成り立っているかもしれない。そのことを常に忘れずにいたいと思える作品でした。
ありがとうございました!
伏水瑚和さま、再度のご寄稿ありがとうございます。以前にも一度拝読しておりました。友未の考える「不条理」とは異なるものの、淡くはかない文章のペーソスが美しく心に浸み入ります。