♡勇気ひとつを友にして♡
x頭金x
第1話
変幻自在に色を変える。症状は多彩で天邪鬼。そんなあなたを愛しています。
夕立が止んで日没が顔を出した。その時僕は見たのだ。太陽が顔を出したり出さなかったり、出したと思ったら出してなかったり。これはつまりどういう事かというと、地球の回転がおかしなことになっていたか、太陽が動いたかのどちらかである。
そもそもがなぜ我々は高速で動いているのだろうか。光速といっても良い。そんなことをして何になる。どっしりと構えて俯瞰していたら良いではないか。ふざけたやつだ太陽ってやつは。
そんな事があったのだと看護師の友引さんに伝えるとシバかれてその勢いで漏らしてオムツを替えてもらった。それが日課。
それももうすぐ終わる。
僕は太陽になる。
♡勇気ひとつを友にして♡ x頭金x @xzukinx
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます