第4話 情報収集

「うわぁぁぁぁ〜!!…ぶふっ……」

初手早々ゴミ捨て場にて、それはないやろ…さてここは、少し廃れている?ここのみが廃れている可能性がある。貧民街とか?したら俺もこんな格好はやめた方がいいな。ゼースちゃんごめんな、この服は大切に取っておくからね。…さて、ここの皮袋かわぶくろを服にしてとりま情報収集と食料調達だな

まず手始めに…


「あのー…なにか食料かこの街のことを…」


「うわぁ……他の人頼ってね」


「あのー…」


「見ない振り、見ない振り…」


はぁ…クソが!この世界も同じで自分と違うとすぐ自分とは関係ないと思い、立ち去るクソしかいないんか。まぁでもだいたいわかったわ。この世界は戦いができる。今通った人たちの大半が剣とか魔法杖とか持ってたしな。それとゼースちゃんありがとうこっちの言語に対応させてくれてほんとにありがとう


「へぇっぶっしゅ…!!!。ん?なんじゃ、この我が風邪でも引いたのかのぉ?」


さて続けますかなぁ。おっきたきた!


「あのー…食料かこの街のことを少し教えていただけないでしょうか?」


「あ?なんだテメェ?俺らが誰かわかって物言ってんのか?俺は、ここじゃ、この名を聞いたことがないやつなんて!『テンサイク』のリーダー兼前衛のガミスだ!後ろの奴らが…」

「後衛のサアイ」「サポートのタタミス」


「ではテンサイクの皆様にお願いさせてください」


「いいだろう。」


よし!さっすがThe雑魚&モブっぽいやつら。すぐつられたぜ、そしたら……


「ただし、条件だ。」


「条件?」


「あぁ。これからお前は俺らのサンドバッグになってもらう。主にこの俺、ガミスのな!!光栄に思え!安いと思え!試しにやってやるぞお前ら!」


待て待て待て待て待て!!

俺こんな序盤で死ぬんか!?そうか!こんなピンチに誰か勇者とかそこらへんの待ち人が助けて…………

くれないぃ!!みんな見ない振りをするせいで全然助けてくれないよぉ…

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