第7話分かれ道

中学生の頃から、深夜にしか家に帰らなかった。

冷たい場所。

私は親に愛情を注いでもまだ足りないと、言うと言われたが愛情を貰ってない。生まれてから、自分らしく生きたことが無い。

常に他人の気持ちを考える。

後遺症かも?

何故か、いらないって言われる気がして。

私はね、友達が好き。

だけど、どこかで線引きしている。

らしくないかもだけど

まず、相手の気持ちを考える。

今はマシになったけどね。

人を信じすぎるのが、怖い。

常に笑いながら話しているけど、何も楽しくない。

みんなに合わせる。

どうすればいいか、分からない。

だけどね、いじめだけはしなかった。

何故なら、心の殺人だから。

私は操り人形か?

毒親の

ニコニコ笑う私は

わざとらしく

ドジな

ピエロか

ずっと演じ続けている

親は不倫

大人達の差別にもなれた

学校はロボット工事

決められた時間

通りに

ロボットのように動く

気持ち悪い

私は校舎を抜け出して、持ってきた私服に着替えて

図書館に行く

ゆっくり本を読む

心の汚水が綺麗になっていく

人程恐ろしいものは無い

私はね

家庭を壊している親と男が気持ち悪い

それをパパと呼ぶのも

ある程度本を読んだら

図書館からでて

もう1人の私

メイクをして

茶髪をアップにする。

そして

友達と合流する

集まって

くだらない話をする

つまらないけどね。

仕事をしている感覚

仲間はずれは、嫌だから

親もいい加減

股が緩いのをどうにかして欲しい

私はね、貴女が醜い醜女にしか見えない

友達と話して

深夜を回った所で家に帰る

弟とも、あまり話した事がない

私ほど冷たい、心が凍った人間はいない

寝ている弟にあげたのは

親の愛情

全てのお菓子

くらい

私はメイクを落とし

お風呂に入り

明日のお弁当のおかずを作り

寝る

親が再婚したら、マシかなって思いながら


次の日

親に

「茶飲み友達でも作ったら?」

と、晩ご飯を作ってあげて団欒ごっこをする

親はケバケバしいメイクで頷く

私はね

夜はゆっくり寝たい

食器も洗い

微笑む

「お母さんの体が心配なの」

オカアサンノセックスガウルサイノ

本音と建前

3ヶ月で再婚相手を見つけた

執念深い、幼稚な男

嫌いなタイプ

でもね、

どうでもいい

私の人生じゃないから

「宜しくお願いします」

ニコニコ

偽善者の仮面を被り生き続けていく

人間ほど醜い生き物は無い

相手も

ニコニコ

弟は無表情

そこから

親の母親ごっこが始まる

ネグレクトから

暴力が始まる

ねえ

私はね、死にたいの

だって

こんなに偽善が溢れている

私は

生まれてから1度も

作り笑い

話を合わせた会話に

友達が求める人間

私は私がない

ねぇ

愛された事がないと

芯がないの

笑えない

本を読めば心が癒される

私は生きていていいですか?

メイクは武装

ネイルは

あざとさを

私は

世の中が公平だと想わない

だけど

人の心は空模様

クルクル変わる

昨日まで好きで

今日から嫌い

私は演じる

何役にでもなれる

そうでしょ?

人間って考えが似た人間と一緒にいたいんでしょ

しんどいけどね

1人は嫌なの

深い沼のそこみたいで

あのね

私は私がない

私を知らない

私は誰?

どんな性格?

ねぇ

私はね

読みたい本が無くなったら

死ぬの

だって

友達といても楽しいけどね

それじゃ満たされない

私の心はジャンク

あと報告

親が母親始めました

常識を言うように

門限とか

気持ち悪い

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私の記憶の道 ハナミ @muneta

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