第212話 ほんとにシンドイ時は、『たすけて!』って、気づけば心の中で叫んでる
ほんとにシンドイ時は、『たすけて!』って、気づけば心の中で叫んでる
と、いう事に気づいた。
……おそっ(笑)
何年生きてきたんだよー!気づくの遅くないっ?!
と、自己ツッコミなど入れたりして。
うん。
そうなんだよ。
なんかね、心の中で叫んでた。
『たすけて!』
って。
思い返せば過去もそうだったなぁ、なんて思ったりして。
これ、誰に助けを求めてるんだろうね?
心の中で叫んでるってことは、すぐ側に助けを求められる人がいないってことだもんね。
あぁ、役に立たないから助けを求められない、とかではなくて、
●心配かけたくないから
●弱みを見せたくないから
とか、そんな理由だよ?
おそらく、だけど。
逆の立場になればさ、
「そんなこと気にしないで、言ってくれれば良かったのに!」
「今更弱み見せられたくらいで、態度が変わるとでも思った?」
とか、きっと言うんだろうけどさ。
いや、絶対言うんだろけどさ。
自分のこととなると、どうにも、ねぇ(^^;
で。
心の中で叫ぶ時って、誰に助けを求めてるんだろうね?
神様?
ご先祖様?(守護霊様的な?)
それとも、運命的な何か?
分からないんだけど。
人ってやっぱり、追い詰められると、人外の力に頼るものなのかな。
なんて、思っちゃった。
普段
神様なんて信じてねーし。
とか言う人だって、きっと、自分とか自分の大切な誰かのピンチに際した時、自分ではどうにもできないことを悟ったら、きっと叫んじゃうと思うんだよね。
誰か、助けて!
って。
そしてその『誰か』はきっと、人じゃないんじゃないかなぁ?って思う。
神様はね。
わたしは、いると思うんだよ。
でも、特定の個人や個体を助けるとか、そんなことはしないと思ってる。
普段はね。
それでもやっぱり最終的には、縋ってしまうんだろうね。
何もしない存在だって、分かっていても。
あぁ。
だから、『宗教』というものが無くなる事は無いのかな。
『宗教』をディスる訳じゃないですよ?
ディスる訳じゃないけど。
たとえ何にも願いを叶えてくれない神様だって、やっぱり縋る相手がいるのといないのとでは、ちがうんじゃないかなぁ、って。
そんな風に思ったんだよね。
取り乱して、泣いて、縋って。
その後に、落ち着くじゃない。
時間が立てば。
その過程が、大事なのかなぁって。
神様はさ、何かしてくれる存在じゃないけど、ちゃんと見ていてくれる存在だとは思っていて。
だから、落ち着いた後には
頑張ろう。
って思えるんじゃないかなぁ。
見ていてくれる存在ってさ、嬉しいよね。
だから、頑張れるんじゃないかなって、思うんだ。
つい最近もね、心の中で叫んでたんだよ。
たすけて、って。
でもやっぱり、人の助けを借りながらも、最終的に判断や決断を下して行動するのは、もういい歳をした大人であれば、【自分】だからさ。
……もしかしたら。
「たすけて!」
って。
自分の中で自分の奥に逃げ込んでいる自分に向けて言っていたのかな。
今ふと、そんなことを思ってみたりして。
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