第194話 自分のペースに乗せたもん勝ち、ってことだな

 3月25日の近況ノート

 https://kakuyomu.jp/users/taira_yuu/news/16817330654896486421

 にチラッと書いたことなんだけど。


 もう、本当に仕事が・・・・というか職場事情が【限界】を迎えていた訳ですよ。

 ここ2年くらい、あぁまずいな、という状況が続いていて、昨年末に一気に雪崩が発生した感じ。

 当然、わたしもモロにその雪崩の直撃を受けちゃってねぇ。

 あまりに強い衝撃過ぎて、12月~1月の記憶が、無い(笑)

 2年前の、あぁまずいな、の段階で、わたしは上司にちゃんと伝えてましたよ?


『このままじゃ、いずれこの職場


 って。

 でも上司は無策だったんだねぇ、結局・・・・"(-""-)"

 無策というか、なんだろうか。

 何一つしていなかった、とは言わないし、思いたくはない。

 だけど、いつも明後日の方向に向かって突き進んでいた感じはする。

 仕事上困っている事を伝えても


「僕が勝手に考えているんだけどさ」


 という言葉で毎度提案される案は、即却下な感じなんだもん。

 当然、その場で即却下するけど(爆←嫌な部下!)。


 わたしは今の職場で不本意ながらベテランの立場にいて、もう一人同じような立場にいる人と2人で、一番この雪崩の直撃を受けてダメージを喰らっていたんで、いい加減頭にきて、2人でストライキを起こしたんだ(笑)

 とは言っても、仕事を全然しない、なんてことはもちろんしなくて。

 だってそんなの、ただの給料泥棒だし、周りに迷惑かけるだけだし、最終的には自分の首絞める事になるだけだからね。

 じゃあ、「ストライキ」とは何ぞや、といえば。


 もうこれ以上の業務は引き受けられませんっ!


 っていう、宣言。

 ・・・・当たり前だよねぇ?

 誰にだって限界ってもんが、あるんだよ?


 なのに、その後もまた打合せと称した呼び出しを喰らって


「で、この業務は・・・・」


 とか話し出されたもんだから、さすがに頭にきて、わたしはもう黙秘権行使(≧▽≦)

 一緒に呼び出されたもう1人の人が、穏やかな口調で


「何度も言っていますけれども、これ以上は本当にもう無理なんです」


 って言ってくれて。

 それでもなんだかんだと煩いので


「結局それ、全部わたしたちがやれ、ってことですか?」


 って、思わず黙秘権を解除して発言したら


「いや、そうは言ってない」


 って・・・・結局引き下がってくれたんだけど。

 自分でもびっくりするくらい、機嫌悪そうな低い声が出たんだよね、あはは。

 いつもギャーギャー煩いわたしがたまに黙ると、それはそれで効果があるのかねぇ?(爆)

 じゃあ、あの打ち合わせの無駄な時間は一体何だったんだよ?

 と思うと、やっぱり腹は立ったんだけどさ~。


 ということがあっての。

 先日。

 直属の上司のさらに上の人と、面談する機会があって。

 直属の上司があんなだから、全く期待はしていなかったし、なんなら面談なんて面倒だからしたくないって思ってたんだ、始めは。

 でも、面談はどうしても避けられないようだから、ならば洗いざらい文句をぶちまけてやろうか、って構えていたんだけど。


 ほぼ初めましての面談の冒頭での会話は、わたしの家の近所の有名な飲食店の話。


 はぁ?


 って感じがしたんだけど、いきなり毒気を抜かれた感じだった。

 エライ人だからね。

 部下の個人情報は当然確認できる訳で、話のとっかかりとしてのネタだったとは思うんだ。

 でも、


「あそこ、車で通るといっつも並んでるんだよね。行ったことある?美味しい?」

「ありますよ。めっちゃ美味しいです。安いし」

「土日もランチやってるかな」

「確かやってたはずです」

「ちょっとまって。今検索してもいい?」

「どうぞ(笑)」


 って。

 その場でスマホで店の情報を検索し始めるという・・・・

 そしてもう、笑ってしまっていたわたし。

 考えてみれば、この時点でもうわたしは、相手のペースに乗せられてたんだなぁって思う。

 とは言え、その後の仕事の話がチャランポランだったら、


 ただの話好きな使えない偉いだけのオジサン


 という評価でしかなくなるけど、直属の上司よりはずっと話が通じる人で、こちらの提案を上手く引き出してくれて、その提案にそった現実味のある案をいくつか考えて提示してくれたんで、ちょっとだけだけど、希望が見えてきた感じ。


 そうだよ。

 わたしはそういう事をずっとお願いしていたし、求めていたんだよ!(>_<)


 というモヤモヤは残ったけど(笑)、ちょっとだけスッキリはしたかな。

 あとは、その人がどう実現してくれるか、に掛かっている。

 ・・・・あの人に、掛けてみようか。

 って、今思っているわたしがいる。


 完全に、あの人のペースに乗せられたなぁって、感じ。

 でも、さすがにその役職に就いているだけはあるのかな、とも思った。

 今の所悪い気はしていない。

 だけど、結果が出るのはまだだいぶ先だろうから、それまでピンチが続く事には変わりない。

 それでも、もうちょっとだけ頑張ってみようかな、と思っている。


 うまいな。

 その気にさせるのが・・・・う~ん、やっぱりちょっと悔しいなぁ(笑)。









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