第188話 俯瞰で見る『動揺しまくっている自分の姿』ほど滑稽なものはない
ひっさしぶりに、プライベートで動揺しまくったことがあって。
うそっ、マジでっ?!
えええぇぇっ?!
どうしよ、どうしよ?!
大丈夫だったかな、今まで・・・・うあぁぁぁっ!
マンガみたいに、狭い部屋の中を、オロオロしてあっち行ったりこっち行ったり意味も無く歩き回って。
ちょうどお風呂上がってすぐにスマホ見て気づいた事だったんで。
お風呂上がりの色々なお手入れも、パジャマとか着るのさえも気もそぞろで、何をどうやったんだか記憶になく。
とりあえず、髪の毛乾かさなくちゃとドライヤーを手にしたものの、スイッチを入れたり消したり。
一体なにやってんだ、わたしはっ?!
目の前の鏡見て、ハッとして。
おかしくなって、大笑い(爆)
いやぁ・・・・
これほど滑稽なことは無いな!
って思ったさ。
人ってさぁ、ものすごく動揺すると、本当にセオリー通りに『オロオロ』するもんなんだなぁって。
同時並行で、動揺はし続けているんだけどね?
妙に冷静になって自分を観察している、もう一人の自分がいるんだよね。
そうするとね。
もう、おっかしくなってきちゃって。
また、笑う。
でも、やっぱり動揺はしている。
この状態もまた、ものすごく、滑稽で。
面白いなぁって、思っちゃった。
昔、まだ学生の時だったかなぁ?
友人が失恋をした時の事を、話してくれた。
その時、友人もまた俯瞰で自分を見ていたらしくて、
『人ってさ、失恋すると本当にセオリー通りに、食欲が無くなったり、涙が出たりして、落ち込んだりするんだなぁって思ったよ。面白いね』
って言ってたんだよね。
この人なんでこんなに冷静に自分を観察できるんだろう?
って、思ったのをよく覚えている。
わたしだったら、失恋したらそれどころじゃないと思うんだけど、って。
そんな冷静でいられる自信なんて、皆無だったし。
わたしが自分を俯瞰で見られるようになったのは、もっともっと先の事だから。
・・・・オトナだったんだなぁ、彼女ったら当時から。
しっかりしてたもんな、確かに。
今でもしっかりしてるけど。(わたしは今でも『しっかり』はできていない・・・・)
話が逸れた。
締めくらいは、元に戻そう。
そんな訳で。
本当に、『動揺しまくっている自分の姿』ほど滑稽なものはないな、と思ったのでした。
・・・・普段こんなに動揺しまくることは、無いんだけどね。
いやぁ、びっくりしたなぁ、もう・・・・(元はと言えば、わたしが勝手に勘違いしていただけなんだけど、ね(^^; )
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