第172話 アレルギーって怖い

 これと言って、アレルギーを持っている訳じゃなかったんだけどね。

 ・・・・ここ数年、ちょっと花粉症疑いはあるものの、マスク生活のお陰でそれもよく分からなくなっているから、判定保留。

 生まれつきのアレルギーは、無いはずなんだ。


 だけど。


 突然アレルギーになってしまったものが、2つ。

 ひとつは、猫。

 もうひとつは、梅酒。


 どっちも大好きだから、それはもうショックでねぇ・・・・


 猫アレルギーに最初に気づいたのは、猫を飼っている友人宅に遊びに行った時。

 それまでも何度か遊びに行っていたのに、ある日突然、くしゃみと鼻水が止まらなくなったんだよね。


 あれ?

 風邪ひいたかな?


 と、その時は思ったんだけど、今思えば、友人宅を出て外に遊びに行った時には、くしゃみも鼻水も止まってたんだ。

 そして2回目。

 またも、友人宅に行った時に、くしゃみと鼻水が出始めて、そのうち目もかゆくなって喘息も出始めたんで、


 これはもしや、猫アレルギーかっ?!


 と、思い立ったというわけ。

 実際その後も、密室で猫と触れ合うと、必ず


 目のかゆみ・くしゃみ・鼻水・喘息


 に見舞われます・・・・

 密室で超短時間とか、外で触れ合う分には、問題ないんだけどね。


 そして、梅酒。

 これはね、梅酒専門店に友達と4人で行った時かな。

 梅酒専門店だから、もちろん梅酒しか飲まない訳なんだけど。

 途中で、動悸がしてきて、喘息も出始めちゃったんだよね。


 あれ~?

 今日、調子悪いかな?


 って、その時はそう思った程度。

 でもね。

 全然違う違うメンバーで居酒屋に行って、途中で梅酒を飲んだ少し後から、やっぱり動悸がしてきて、喘息も出始めちゃって。


 うそでしょ・・・・まさかの、梅酒拒絶反応っ?!


 と、ものすごくガッカリ。

 仕方が無いから杏露酒に切り替えたけど、こっちもアウト。


 それ以来、梅酒は控えているんだよね・・・・ほんと、残念無念。


 そんなわたし。

 ビールがめちゃくちゃ好きで、色んなビールを飲み比べていたりする。

 スーパーとかコンビニで、見慣れないビールの缶を見ると、つい買っちゃったりして(笑)


 でね。


 この間、また新しいビールを飲んでみたのですよ。

 銘柄は伏せますけど、ちょいクセのある、わたしは美味しいと感じたビール。

 ところが。

 その数分後だな。うん。

 1缶だけしか飲んでないんだけど、飲み終わって数分も経たないうちに。


 まず、体のあちこち(主に皮膚が柔らかいところ)がかゆくなりはじめて。

 次に、目がかゆくなりはじめて。

 鼻水・はなづまりがとんでもないことになって。

 喘息も出始めて。気管がヒューヒュー鳴り始めて。

 最後に、お腹まで壊れて。

 体全体もだるくなって。


 いやぁ。

 酷いアレルギー症状に見舞われました(+_+)


 数時間でアレルギー症状はほぼ収まったのだけれども、寝る前に歯を磨きながら鏡を見てビックリ。


 両方の上下瞼が赤くなっていて、おまけにものすごく腫れていたのっ!

 まるでそれは、赤パンダ・・・・(≧▽≦)←いや、笑いごとじゃないんだけど(笑)


 なんか、目が重いなぁ、とは思ってたんだけど、まさここまで酷いとはっ・・・・

 一晩寝れば治るだろうと思って、翌朝鏡を見たところ、赤みはさすがに引いていたけれども、目の腫れはまだ残っていてね。

 休日で良かった、と思った。

 こんなんじゃ、ちょっと外歩きたくないもんなぁ・・・・一応これでも、乙女の心はまだ欠片ほどは残っているので(>_<)


 なにか、よっぽど合わないものが入っていたのかな、と思って調べてみたところ、おそらく、柑橘系の酵母を使用しているのが合わなかったのかなと。

 分からないけどね。

 でも、それくらいしか、原因が分からないから。

 今後は新製品を買う時は、表示をちゃんと確認しないとなぁ、と思いました。


 まぁ。

 死ぬような事は無いとは思うけど、やっぱり辛いからなぁ・・・・何が一番辛いって、喘息がね。息苦しいのが一番辛いかな。

 目が腫れるのも困るけど(・・;)


 うちの母は、大好きだった牡蠣にある時突然当たるようになり、食べられなくなっちゃったんだよね。

 一番最初はカキフライに当たって。

 きっとよく火が通ってなかったからだ、新鮮な生ガキなら大丈夫!って、宮城で新鮮な生ガキを食べて、えらい目に遭ったらしく。

 それでも諦めきれず、良く火を通してあれば大丈夫なはず!と、牡蠣釜めしを食べて、また当たり。

 ・・・・しまいには、お刺身の盛り合わせ?かなんかで、牡蠣が乗っていた『つま』を食べただけで、お腹を壊したという・・・・


 そして、友人の一人は、乗馬クラブに入っていたのだけれども。

 ある時から「動物アレルギー」を発症してしまったらしく、乗馬好き(というか、馬が好きだったのかな?)にもかかわらず、それが叶わなくなってしまいました・・・・


 大好きなものが食べられなくなる、飲めなくなる、触れられなくなる、というのはやっぱり、辛いよ。

 でも。

 あんな辛い思いをするなら、我慢するしかないか、と思う今日この頃・・・・

 アレルギー、怖いっ(>_<)

 そして。

 恨めしい・・・・

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