ひとりごと

第151話 ジェンダーレスな考え方の原点だったのかなぁ

　前話（第150話）の下書きをした日の夜の夢。

　わたしはおそらく２０代････前半か？

　男装している女子だった。

　････すごい影響受けてませんかねぇ、自分の書いたものに（笑）

　それでね。

　上野樹里ちゃん似の、体の弱い女の子がいてね。

　親友以上、恋人未満な感じで（めっちゃ可愛かった～！）

　彼女の月に１回の外出の日は、待ち合わせして一緒の電車に乗って帰る、という約束をしているにも関わらず、わたしはその日予定をブッキングしてしまって、山登りに行かなければいけないことに。（何故に山登り？？山登りは好きではないのだけど）

　当日気づいて、山登りに迎えに来た男子２人の前で、上野樹里ちゃん似の彼女に、必死に謝ってるの。電車の中で。

　ごめんね、本当にごめんね。

　････また、来月も会ってくれる？

　って。

　ちょっと不機嫌になってしまった彼女が笑ってくれて、ものすごくホッとして、彼女をギュッって抱きしめる。

　という夢。

　途中でトイレに行くのだけど、迷わず男子トイレの個室に入っている、というシチュエーションも、起きてからちょっと驚いちゃった。

　なんていうか。

　小さいころから

【女の子なんだから●●しちゃいけません】

　って言われ続けて非常に不愉快だったことが、かえって、ジェンダーレスな考え方の原点になっていたんじゃないかなぁ？

　なんて。

　朝起きて思ったりして。

　思い返せば子供の頃に

　なんで男の子（男の人）は、スカート履いちゃいけないの？

　って思ってた。

　それで、イギリスだっけ？スコットランドだっけ？

　バグパイプ奏者の男性がスカート履いているのを見て

　かっこいいな

　って思った記憶があるんだよね。

　そこには、何の違和感も無かったんだよ。

　学校の制服にしても、そう。

　学ラン、着てみたかったなぁ････

　って、思った。

　思っただけで、着てはいませんが。

　ちなみに、セーラー服も着てません。ちょっと、憧れ。

　ブレザーだったからな、うち。

　応援団に入った女子が学ラン着てて、いいなぁって思って見てたんだけど、行動力が伴わないので（笑）、見てるだけ。

　応援団に入るだけの根性の持ち合わせは、平には無いからねー。

　ああ、かといって、スカートを履くのが嫌な訳じゃ、ないんですよ？

　スカート履きたい気分の時もあるしね。

　ただ、強制されるのは嫌だなぁって思うだけ。

　お化粧している男の人見ても、何の違和感も無かったな。

　････あの、もうどこからどう見たってガッツリ男の人が、超ミニスカート履いて電車に乗っているのを初めて見たときは、ちょっと驚いてしまったけど。

　違和感が、あったんだな。どうしても。

　あれは、何の違和感だったんだろう？

　超ミニスカート履くなら、もうちょっと脚は綺麗な方がいいな、とか。

　そういう格好するなら、髭はもうちょっと綺麗に剃って、薄化粧なんかした方がいいかも？とか。

　そしてなにより。

　帽子を目深に被って、明らかに挙動不審だったのが、強烈な違和感だったのかも。

　コソコソと、隠れるようにして。

　もっと堂々としていれば、良かったのにね。

　まぁ、あの時代だと、それはそれで難しかったのかもしれないけれど。

　別にねー。

　いいと思うんだけどなぁ。

　好きにして。

　って。

　結構頭が古い両親から何故こんな人間ができたんだろうか？

　未だに

「なにこの男の人、お化粧してるのっ？！」

「眉毛整えてるわよっ！」

「男のくせに気持ち悪いっ！」

　ということを普通に口にするので（家の中でだけだと思いたい････）、

「別にいいでしょ」

　と言うか、聞き流すか、どちらかの対応を取っているわたしですけど。

「あの人、男？女？」

　って言う言葉に対しても、

「どっちでも良くない？知り合いじゃないでしょ？これから知り合う可能性も無いだろうし」（テレビに映った人とか、道でただすれ違っただけの人とかなので）

　と、毎度言って聞かせているわたしですけど。

　でも。

　それこそ、幼少期から培われてきた価値観を変えるっていうのは、きっとものすごく難しい事なんだろうなと、思うわけですよ。

　何か、とんでもない事でも起こらない限り。

　父親なんかは、「男は男らしくしろ」って言われ続けて育った世代だろうし、母親だって「女は女らしくしなさい」って言われ続けて育った世代だろうし。

　時代のせい、なのかなぁ。う～ん。

　その点。

　小さいころから納得できない強制をされたお陰で（笑）反発心からとは言えジェンダーレスな考え方の土台が生まれたわたしは、これはこれで良かったのかもしれない、なんて思い始めていたりする。

　土台が生まれただけで、まだまだ考えが及ばないとか、配慮が足りない部分は山ほどあると思うけれども。

　気を付けないとね。

　いやいや。

　気を付けずとも、自然と配慮とか････いや違うな、配慮なんてしなくたって、みんなが不快な思いをせずに生きられる世の中になればいいよね。

　理想論かもしれないけど、さ。

　理想を語って何が悪いんだ。

　ふん。（←なんか逆切れ？？）

　････なんか忘れていると思っていたら、これの投稿をするのをすっかり忘れていたよ、くぅ････