第131話 水に縁があり過ぎるのもどうかと思う

【水】に縁がある。

 第32話で、そんなひとりごとを書いた・・・・と思う(笑)。

 縁がある、というか、わたしはどうやら【水属性】らしい、と。


 好きですよ、水。

 でもね。


 縁があり過ぎるのも、どうかと思うの。

 普通に陸上で生活している日常生活の、しかも家の中では。


 1回目:風呂水を洗濯機に入れるホースが外れた

 2回目:洗濯機の排水ホースが外れた

 3回目:浄水器の配管が外れた

 4回目:台風による暴風雨の対策をしなかった

 5回目:温水器の配管が外れた


 これ。

 集合住宅に住むわたしの上の階の住人がやらかした、水漏れ事故。

 全部、同一人物"(-""-)"

 ここに住んで長いとはいえ、5回もやらかすとか、アリエナイんだけど。


 わたしの部屋の壁の向こうに洗濯機があるせいで、1回目と2回目はわたしの部屋にも被害がおよび、PCやらプリンタやら、水浸しになって買い替えになった。

 もちろん、弁償はしてもらったけど。

 ・・・・そーゆーんじゃ、ないんだよね。

 お金の問題じゃ、ないんだよ。

 買い替えなんて、ただ買えばいいだけのこと。

 その後の作業やら設定やら。

 使っていたPCへの思い入れやら。

 データはたまにバックアップ取ってるし、幸運なことに無事だったから良かったものの。

 それをさ。

 2回もやらされるこっちの身にもなってよ。まったく。


 3回目はね。

 当時まだうちにワンコがいた時の話。

 夜中にね、ワンコが吠えるんですよ。

 滅多に吠えない、賢い子なのに。


 なんだなんだ?


 と思って、リビングへ続く引き戸を開けたら。


 なんと。

 家の中に大雨が!(笑)


 リビングの天井から、大量の水が降ってきていたの。

 飛び起きた父親が、夜中ではあったけど、上の階にすっ飛んでいったら。


 上の階のリビングは、湖状態だったらしい(・・;)


 ひとつ飛んで5回目は、つい最近。

 確か土曜日だったな。

 朝起きて、リビングに行って朝ごはん食べながら、ボーッと天井を見たんだよ。

 そしたら。


 ん?

 んんっ?

 なんか、天井の一部が、膨らんでいやしないかい?


 そう気づいて、椅子に上って膨らんだ天井を触ってみると、フニフニしている。

 ある意味、気持ちいい?(笑)

 いやいや。

 なんていうか。

 まだ膨らみ切っていない水風船のような?重みも感じられるし。


 ・・・・これはまた、まさかのまさかかっ?!


 そう思ってまた上の階に行ってみたものの、上の階では何も起こっていない。

 でも、確実に、うちの天井は膨らんでいて、おそらく水が溜まっている。

 そこで、管理人さんを呼んで業者の方に見て貰ったところ。


 床下の温水器に繋がる配管がズレているらしい。


 とのこと。


 上の階の住人は大幅なリフォームをされている。

 いったい、どんなリフォーム会社使ったんだよ?

 ロクでもないとこ使ったんじゃないのか?

 安さに負けて。


 なんて、思ってしまうよ。こんな事が何度も続くと。


 結局うちはこれから、天井と、天井に作り付けの食器棚(こちらは、翌々日に何の気なしに開いた母が、天井にびっしり生えたカビに度肝を抜かしたらしい)の工事をすることに。

 もちろん、費用は上の階の住人持ちで。


 最後に4回目。

 確かに、すごい台風だった。

 窓を閉めていても、隙間から雨が入ってきてしまうくらいに。

 だからうちは、窓枠のところにバスタオルを詰めていたし、その下にもバスタオルやら新聞紙やら敷いていた。


 ところが。


 夜中目を覚ましてみてみると、天井から水滴がっ!


 またもや上の階にすっとんで行ってみると、上の階では玄関がお池のようになっていて、もちろん部屋の中も水浸しだったらしい。

 全然、対策してなかったから。


 も~・・・・ほんと勘弁して。

 今回のは天災かもしれないけど、防げたかもしれないよねぇ?

 だってうちは部屋の中に入り込んだ水はバスタオルが吸ってくれていたし、下の階に迷惑かけるような事にはなってないし。

 エレベーターの中にも、【対策しましょう!】って張り紙、してあったよ?

 あなたあれ、全然見なかったの?



 そんな訳で。

 水は、好きですし。水に縁があるのも、嬉しいけれども。

 ・・・・縁があり過ぎるのもいかがなものかと思う、今日この頃・・・・

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