第127話 本の読み方も人それぞれだなぁ
本の読み方。
そんなの、表紙をめくって、最初から順を追って読んでいくんでしょ?
って。
そりゃそうなんだけど。
まずね。
数ページ読んで
あー、これつまんないな。
と思った時の対応が、人によって違う。
ということに、数年前に気付いたんだよね。
①即座に読むのをやめる
②つまんないけど、せっかく読み始めたから、一応最後まで読む
③先に最後の方を読んでみて、面白そうだったら続けて読んでみる
こんな感じかなぁ?
ちなみにわたしは基本、①か③。
②は、ほぼ、無い。
小学校の頃だったかなぁ?
夏目漱石のね、かの有名な【吾輩は猫である】を、確か4ページほど読んで・・・・
繰り返しその4ページを読んで、そしてそっと本棚に返しました。
①のパターンだね。
わたしの初めての挫折かもしれない。
中身がよく分からなくたって、本は字面追って最後まで読んでいたんだけどなぁ。
【罪と罰】も、小学校の時に初めて読んだけど、はっきり言って中身なんてよく分かってなかった。でも、最後まで読んだんだよ。
なのに、【吾輩は猫である】はね、読めなかった。
・・・・合わなかったのかなぁ?何かが。
高校の頃には、【三國志】を友人に勧められて借りて。
やっぱり、数ページ読んで、そっと友人に返しました(^-^;
その数ページを何度かトライはしたんだけど。
どうしても、頭に入っていかなかったんだ。
【三國志】に、興味が無いのかなぁ?
【レッドクリフ】という映画も、観たことは憶えているのに、内容を全く覚えていなかったりして。
でもでも。
【新解釈・三國志】はちゃんと覚えているし面白かった!
・・・・ありがとう、福田監督♪
話がズレた・・・・
③のパターンは、ミステリー系に多いかもしれない。
最初からいきなりたくさんの登場人物が出てき過ぎたり、たくさんの説明描写的なものがあったりすると、わたしの頭ではもう整理がつかなくなって、何が何やら分からなくなって、投げ出したくなるんだよねぇ(笑)。
で。
結局最後はどうなるんだろ?
って思って、そこに予想外の結末とかが書かれていると。
どれどれ、何をどうやったらそんな結末に辿り着くのかな?
と興味が湧いて、頑張ってまた最初から読み始めるという・・・・
結末が、???な感じだともう、そこで読むのをやめてしまうけど(・・;)
②のタイプの人に「そんなにつまんないなら、もうやめればいいじゃない読むの」って何度言っても、このタイプの人は最後まで読むんだよね。
それでやっぱり
「あー、つまんなかった」
って言うの。
だから、読むのやめれば良かったのにねぇ?(笑)
あとね。逆に。
大好き過ぎて、早く先が知りたくなる本(話)の読み方も、これまた人それぞれだねぇ。
①最初からじっくり読む
②とりあえず斜め読みでザザッと読んだあとで、もう一回じっくり読み返す
③我慢しきれずにまず結末を読んでしまう。そのあとで最初から読む
こんな感じかなぁ?
わたしはね、②。
細かい描写とか全部すっ飛ばして、とりあえず話の全体像を知りたいのさ。
だって、大好き過ぎるから!
早く続きが知りたいから!
連載の本なんかは、発売日までわくわくしながら待っているんだもの、そりゃ、中身早く知りたいもの~!
早く知りた過ぎて、たまに②から③に移行する時もあったりして(笑)。
で、結末を知って大満足してから、今度は最初からじっくり読み込む。
細部まで丁寧に読み込む。
おー、こんなところにこんな伏線が?!
なんて、感動しながら。
一粒(一冊)で二度美味しい!最高じゃないか!
と、わたしは思うのだけれども。
真面目に①のパターンで読む人からは
有り得ないんですけどっ!
って、驚かれます、ハイ・・・・
結末に向かって話を読み進めるドキドキ感は確かに好きなんだけど。
結末を知ったうえで安心して読み進めるのも、好きなんだよ。
なるほど、こうやってこの結末に向かって突き進んでいくんだなぁって思いながら読むのも、結構楽しいと思うんだけどな。
ここもここも伏線なんだねぇ、ふふふ・・・なんて、思ってみたりして。
全く話は違うけど。
オリンピックとかのスポーツや競技。
あれ、ね。
応援している人のLIVE映像見るのは、ドキドキし過ぎて実はちょっと苦手。
結果が分かった状態で見るのが、一番安心してじっくり見られる(笑)。
だから、LIVE放映が無い時は事前にネットでまず結果を調べてしまったりして。
邪道、かなぁ?
でも。
楽しみ方なんて、人それぞれだし。
別に、それで望まない人に先に結果を言いふらして回るような事はしないので(笑)。
いいよね~、別に。
それにしても。
どこかで書いたような気もするけど。
映画の【シックスセンス】。
何度見ても、素晴らしいと思う。
結果が分かっていたって、何度見ても面白い。
いつか、ああいうお話が書けるように、なりたいなぁ・・・・
あら、また話がズレてる。
ひとりごとだから、ま、いっか。
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