第119話 『キュン』に、年齢性別国境は、無いのだっ!

 みなさま。

『キュン』、してますか?

 わたしはしてますよ!

 青春真っただ中の中高生時代なんてとっくに過去の人間ですけど。

 でも、してますよ!

『キュン』に年齢制限なんて、無いのですっ!


『キュン』には、国籍だって、関係無いですよ?

 なんなら種別すら、超越してます!

 お金もかからないのに、ものすごく、心が潤う。

 心が癒される。

 日々の活力の源になる。


 なんてすばらしいの、『キュン』ったら!


『キュン』の対象なんて、探せばいくらでもいる(ある)じゃないですか。


 小説・ドラマ・映画・ライブ・・・・

 犬・猫・ハムケツ・・・・

 それから、人間(恋人・子供・孫・芸能人・隣の席の子・偶然すれ違った人・上司・後輩・同僚・・・・)

 あとは。

 ぬいぐるみとか。文房具とか。電車とか。ゲームとか。


 もうね。

 探せば本当に、やまほどあると思うんですよ、『キュン』の対象なんて。


『キュン』ってした瞬間、体がホワッって温かくなるような気がするんですよね。

 それでね。

 その瞬間てなかなか見られないから分からないけど。

 きっと、瞳孔も開いて、目がキラキラしていると思うのです。

 その瞬間に、きっと体にとっていい成分(ホルモン?)が分泌されて、体中を駆け巡るんだと思うの。

 いい恋をしている人は、どんどん綺麗になっていく。

 これって。

 いい『キュン』を感じている人は、どんどん素敵になっていく。

 ということじゃないのかな、なんて(^^;)


 とは言え、ね。

 ものすごく疲れている時とか。

 落ち込んでいる時とか。

 そんな時は正直、『キュン』なんて感じている余裕無いのだよね・・・・


『キュン』?は?なにそれおいしいの?


 ぐらいな感じで。

 本当は、そんな時にこそ『キュン』が必要なんじゃないかと思うし。

 そもそも、『キュン』が感じられないくらい心身が疲弊している時は、休養と癒しが必要だよね・・・・


 それでもやっぱり、『キュン』は皆に等しく必要なものだと、思うのです。

 皆、ですよ?

 そこに、年齢性別国籍は、まるで関係無いのです。


 みんながね。

 そう思える世界が理想だよね。

 手に持った武器をさ、ペンに持ち替えてさ、ラブレター書けばいいじゃない。

『キュンキュン』するあの人に。

 相手の倒し方を学ぶならさ、相手を『キュンキュン』させるやり方を学べばいいじゃない。

 とんでも兵器の開発をさ、『あなたもお手軽キュン体験!』の機械の開発に変えてみればいいじゃない。

 的確に相手を撃ち抜くミサイルはさ、的確に相手に届くプレゼントお届け装置に変えてみればいいじゃない。

『キュン』があふれる世界って、ものすごく幸せな世界だと思うんだよ。

 そんな平和な世界になったら、いいのにね。

 どこの国も。全部。


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