第118話 なんでもかんでも正直に全部言えばいいってもんじゃないんだよね・・・・
なるべくなら、嘘は吐かない方がいいに決まっているし。
なるべくなら、書く仕事・・・・はっ、隠し事の第一変換が【書く仕事】なんてちょっと嬉しいかも・・・・もとい、隠し事なんて無い方がいいに決まってる。
特に、親しい間柄の相手とか。
心を許している相手とか。
そういう人に対しては。
でも。
なんでもかんでも正直に全部言えばいい、ってもんでも無いんだなぁ。
と思う事が、最近あった。
相手が一体なにを思ってわたしにソレを話したのかは分からないんだけど(もしかしたら何も考えていない可能性もあり)、正直、聞きたくなかったなぁと。
ショックを受けたし、おまけにショックを受けている自分にもショックを受けたし。
それからしばらく、相手とまともに会話もできなかったし。
・・・・今までわたしこの人と何話してたっけ?
って思うくらいに、相手への言葉が出てこないというか。
相手からの言葉にも、感情的になったらいけないと思うと、ものすごくそっけない返答しかできなくなってしまって。
そうだな。
一週間くらいかな。
明らかにぎこちなかったんじゃないかと思う。
相手がそれに気づいていたかどうかも確認してはいないけど。
気づいていない訳がない。
でも相手は、『嵐が来たら過ぎ去るのをじっと待つ』タイプの人なので(笑)、気付いていながら放っておいたんだろうなぁ、とも思う。
放っておけばいずれ、わたしの機嫌も治るだろうと。
別に、機嫌が悪くなった訳じゃ、ないんだけどね(笑)
そして、1週間もすると徐々にまた元通りに戻る関係。
まー、そこは付き合いの長さのなせる業なのか。
本当は、
『どうしたの?』
って聞いてくれたら、
『わたしに何を求めてそんな話を聞かせたの?』
って聞いてみようと思っていたけどね。
全然聞いてこないし、なんかもう、無かった事になっているし(^^;)
相手が気にしていないなら、わたしの方から言う必要も無い、と思ったりして。
・・・・ここがわたしの冷たいところなのかな。
聞いてこないなら教えない。
あなたには一生、あの時のわたしの気持ちは分からない。
また同じ事を繰り返すようなら、その時はさすがに関係性の継続の在り方を考えないといけないなぁ、なんて思っていることも、ね。
ふふふ・・・・
そんな訳で。
なんでもかんでも正直に話せばいいってもんでもないなぁ。
ってことを痛感した出来事でした。
まぁ。
秘密にするなら、その秘密を貫き通す覚悟と努力をすればいいだけで。
仮にうっかり秘密がばれてしまった時にだって、どんな手段を使ってでも誤魔化しきればいいのであって。(←これはどうなんだ?/笑)
その覚悟と努力が無いからと言って、なんでも正直に全部話すことによって相手に不安を与えたり、不快な思いをさせるのは違うのかな、と思う。
(そもそも、相手に不安を与えたり不快な思いをさせるような事なんて、無い方がいいし、しないで欲しいし、自分自身もしないでいられればそれに越したことは無いのだろうけれどもね)
不快な思いをさせたり、不安な思いをさせてでも、全部正直に話す、と決めているのであれば、その後のケアまで含めて考えないと。
話しっぱなしは、無責任な気が、するんだ。
これまた、考え方はひとそれぞれなんだろうけど。
でも、わたしは、そう思ったんだ。
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