第96話 食べるということは生きるということと同義なのかもしれない

「食べる」ということは「生きる」ということなんんじゃないかなぁ。

「食べたい」と思うことは「生きたい」と思ってるってことなんじゃないかなぁ。

そんな風に思うんだよね。


まぁ、生きていれば大なり小なり色々あるわけで。

でもね。


こんなに悲しくても、お腹って空くんだなぁ


って。

子供ながらに思ったことは、何度もある。

もちろん、おとなになってからも、たくさん。

笑っちゃうよね。


わたしも一緒に逝きたい


って本気で思ったのに、お腹空くんだもん。

食べないままでいたら、そのうち逝けるのにさ。

もっと笑えるのはさ。

お腹空くから何かしら食べるんだけど。

ちゃんと、おいしいって感じたりするの。

ものすごく悲しいのに。


逆に。

死にたいとか、そんな事はまったく頭にないけれども、色々な理由でズーンて気持ちが重くなる時とか、全く食欲がなくなる時がある。


食べなきゃ体が持たないな


って、頭では分かってるのに、全然お腹が空かない。

食べようとしても、体が受け付けない。

胃が痛かったり気持ち悪かったりして、それどころじゃない。


なんでなんだろう?


頑張らなきゃ!


って思ってるのに、食べられない。

無理して食べても、味がしない。

お腹を壊す。

吐いてしまう。

つまり、体が食べ物を拒絶している。

栄養を取ることを拒否している。


体が、死にたがっている?


まぁ・・・・

体、というか。

心、かな。

頑張らなきゃ!って思っているはずの心の奥が、それを拒否している。

つまり。


SOS


なんだよね、きっと。心の。


心っていうのは本当にやっかいで、自分の心すら分からない時が山ほどあるなぁって思う。


絶対、あんな奴になんか負けるもんかっ!


って、メチャクチャ臨戦態勢だと思っていたら、既に心がボロボロだったり。

逆に、


あ~・・・・もうダメだぁ・・・・


って落ち込んでいると思っていたら、心はそんなことなくて割と元気で、スイーツなんて食べてすぐご機嫌になってみたり(笑)


でもやっぱり、直結しているのは、【食欲】なんじゃないかなって、思うんだ。

わたしの場合は、だけど。


・・・・気付いたのは、数年前でねぇ。

何年生きてんだ、お前?って感じ(^^;)

でも、気付ければ、対策を練ることはできる訳で。


あからさまに食欲が無くなったり、胃腸に障害をきたしてきたりしたら、それはもうわたしの【限界】なんだろうと。

それが【SOS】なんだろうと。


【SOS】はねぇ、無視しちゃダメだよね。

自分を最初に助ける事ができるのは、自分だもん。

正直言って、自分の体(命)が一番大事だもん。

いくらでも代わりがいるような仕事を優先する必要なんて、無いんだなぁって。

だって、何かあったって、会社なんて所詮、面倒なんか見てくれないからね。


と、思いながらも、多少は無理しちゃうんだよなぁ(笑)


あー、わたしって、真面目さん!

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