第92話 『舌打ち』は自分へ呪いをかけていることになるんだって
何かで読んだんだ。
『舌打ち』は、自分へ呪いをかけていることになるって。
それを読んでからね、徹底的に『舌打ち』はしないように気を付ける様にした。
【呪い】って聞いたとたんに怖くなるという(笑)
しかも、自分ですぐ実践できることだし!
それまでも、あまりしていたとは思わないんだけどね。
『舌打ち』ってさ、不愉快だって思ってたし。
聞いてる側からしたら、ものすごく。
前に勤めていた会社で、もう、クセみたいに『舌打ち』している人がいたんだって。
【いたんだって】っていう伝聞系なのは、私が実際に聞いた訳じゃないからなんだよ、その人の『舌打ち』を。
あんまりしょっちゅう顔を合わせる人ではなかったし、顔合わせたとしても朝が多かったから、まだ機嫌が悪くなる前だったのかなぁ?
その人が機嫌悪そうなところも、あまり見たことがなかったからあまり信じられなかったんだけどな、たまーにお話すると、ちょっとおもしろい人だったから。
でも、いわゆる【キレキャラ】だったみたいでねぇ。
お客さん相手だろうがなんだろうが、しょっちゅう電話越しにキレてたみたいで、お客さんから担当変えてくれっていうクレームも入るくらいだったらしい。
そして、電話の間もしょっちゅう『舌打ち』。電話を切ってからもしょっちゅう『舌打ち』だったとのこと。
そんな彼が。
バイクの事故を起こして、骨盤と右腕を骨折。
『舌打ち』の呪いかっ?!
なんて、思ってしまった(>_<)
なんてね。
そんなことは、無いのだろうけど(多分)。
でもやっぱり、『舌打ち』って良くないなぁって思う。
自分でしたって気分が良くなるものでもないしさ。
たまに冗談で「ちぇーっ!」とか言う時はあるけど(笑)。
なんだか、気に障るのだよね、『舌打ち』って。
あれ、なんなんだろうね?
気に障るってのは、字の通り、『気』に『障る』訳で、きっと『舌打ち』された方にだって良くないものが寄ってきてしまうと思うんだ。
イラッってするもんねぇ、『舌打ち』されると。
した方も、された方も、両方に良くないんだから、やっぱり『舌打ち』はしない方がいいと思うんだよ。
なんせほら、『呪い』をかけることになるからね。
『呪い』なんて信じないし!っていう人も。
相手を不愉快にさせるようなことなんて、しない方がいいに決まってるんだから。
みんなでやめればいいんだよねぇ。
『舌打ち』なんて(*^-^*)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます