第52話 元『彼』にトキメかなくなってるなんて!

実際の【元彼】ではないっす。

推しの方の元『彼』の話。

ちなみに、実際の【元彼】にもキュンはしません。

まぁ、会う事もないけれど。

写真見た時に、ああ懐かしいなぁ、と思う人もいたり、全く何も思わない人もいたり・・・・(・・;)


さて。

先日、元『彼』(正式には『彼ら』か?バンドだから)のラストコンサートをテレビで放映するとの情報をキャッチしたんで、喜び勇んで録画し、永久保存版にでもしようと意気込んで、録画した翌日にじっくりと、元『彼』との再会を果たした訳なのだけど。


あ~・・・・懐かしいねぇ。


だけ。

あの頃感じていた、キュンキュンするようなトキメキが、皆無。

そのことに気付いたのは、もう半分くらい観終わった頃だったかな。


あれ~?

懐かしすぎて、キュンキュンを忘れているのか?


とも思ったのだけど。

どうも、そうではない、という事に気付いた。


絶対的に、今の私の好みと違うのだよ、彼らは。


私の好みが変わったのだなぁ。

確かに昔は、【俺について来い!】タイプが好きだと勘違いしていた頃もあったから。

そう。

勘違い。

近しい人がね、良くこう言っていたのだよ。


『やっぱり男の人なら、頼りがいがあって、【俺について来い!】ってグイグイ引っ張ってくれる人がいいよねー』


って。

だからね、モロに影響されちゃってたんだなぁ、私。

まだ、自我が確立されていなかったようだから(笑)。


で。


元『彼』がコンサートで見せるノリはまさに、【俺について来い!】な感じ。

だから、全く、キュンともしなかったんだねぇ。

というか、どちらかと言うと、たまに引いてしまったりもして。

あー、だいぶ尖がってるねぇって。

こんなに尖がってる人だったっけ?まだ若かったからかな?

なんて、分析まで始めてみたり。


歌はね、もちろん大好きだよ。

大分昔の歌だけど、歌詞、覚えてるもんなんだよね。

一緒に口ずさんでみたりして。

声も好き。甘さのある優しい声。

彼らのことは、今でもみんな大好き!

だけど。

キュンとはしない(笑)。


すごーく懐かしくて楽しく観たんだけど。

永久保存版にはせず、録画は消しちゃった(^^;)

今の私にはやっぱり、例の『彼』が一番みたい。

何をどうやったって、例の『彼』が大好きなのだなぁ。

【ついて来い!】ではなくて【おいで!】って言ってくれる『彼』が。

【盛り上がってるか!】じゃなくて、【一緒に行くよ!】って言ってくれる『彼』が。


そしてその後、例の『彼』のライブDVDを改めて堪能したのでした(#^.^#)


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