第48話 一人称と三人称の違い(書き手側の感覚)
お話を書き始めた、最初の頃だったから、まだ中学とか高校とかそんな時だったかな。
1つのお話で視点を変えるのは良くない。
みたいな事を、何かで読んだような?誰かから聞いたような?
つまり、1つのお話の中に、一人称と三人称が混ざるのは良くない、らしい。
なんでだろう?
読み手が混乱してしまうからなのかなぁ?
気づくとよくやってしまっているのだけどさ(>_<)
だって…できないんだもん。
気づいてももう、直すのが無理!みたいな。
で。
ま、いっか!なんて( *´艸`)
だから本当は、お話を書く側としてはまず、一人称にするか三人称にするかを決めなければならないんだろうなー。
私の場合は、頭に浮かんだフレーズやセリフで、なんとなくもう、最初から決まっている感じ。
ただ、頭に浮かんだものが、お話の全体像だったりすると、「さて、どっちで書こうか?」と迷ってしまう。…決めるまでが、メンドクサイ(^_^;)
そして、決めたところで、途中で変わっちゃったりしてねー。
じゃあもう、決めなくても良くない?
なんて思ったり。
いいんだよー、きっと。
『原則』だから。
『原則』があれば、『例外』もあるからな!
…とことん自分に甘い奴(*^-^*)
一人称で書くと、主人公に自分や、そうなりたかった自分の姿を投影しがちだなぁと思う。
男性が主人公の話を一人称で書く場合、私は多分、そうなりたかった自分を主人公に投影しているんだろう。
というか。
私の中にいる「男の子」がモデルなんだと思う。多くの場合。
思い返してみれば、男性が主人公の話のほとんどを、私は一人称で書いている気がする。
・・・・書きやすいんだよねぇ、なんだか(笑)。
逆に、女性が主人公の話は、三人称で書いている方が多いかも?
主人公に自分を投影することを、無意識で避けているのかなぁ。
まぁ、恥ずかしいからな、なんとなく。
自分をさらけ出しているような気がして。
だから、一人称で書く女性が主人公の話は、自分とはかけ離れた人物像である事がほとんどな気がする。
なんて言うか、理想像?
お話の中では、どんな自分にもなれるしさ。
三人称で書く場合は、主人公が登場しない場面も書くことができるのがいいんだよね。
あと、お話全体を俯瞰で見る事ができるというか。
でも、どっちかと言うと、私は、お話全体を俯瞰で見る事が苦手だったりする・・・・結果、途中でお話の辻褄が合わなくなってしまう事も(^^;)
俯瞰て、難しいよ。
お話じゃなくて、現実的にも俯瞰で見ることができれば、起こらない問題も山ほどあるのに。
主観で見て考えてしまうから、意見がぶつかる。
あ~あ…もっと大人になりたいなぁ、精神的に。
あー、また話がずれちゃった(・・;)
一人称と三人称。
どっちが書きやすいか、というのは、作者によって違うのだろうね、きっと。
俯瞰が苦手な私は断然、一人称の方が書きやすいのだけど。
今年はちゃんと、三人称も書けるようになりたいなぁ。
とか言って、結局は書きたいように書いてしまいそうだな~。
全然成長しない奴(≧∀≦)
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