第44話 好きな食べ物は『中間』に食べる派
あまり気にしたことは無かったんだけど。
定食を食べる時に、ふと気づいた。
真っ先にお箸をつけるのは、お味噌汁とか小鉢だなぁ、って。
ステーキを食べる時も、そう。
真っ先に口にするのは、スープとか、付け合わせの野菜だなぁ、って。
メインに行くのは、それから。
なんだろうな。
定食だって、メインが食べたくてそれを選んでいるんだから、真っ先にメインから食べてもいいと思うし、ステーキなんて、お肉が食べたくてステーキを頼んでるんだから、お肉をまず食べればいいじゃないか。
なのに。
メインを最初に口にすることは、あまり無いんだよねぇ。
まぁ、だからって、メインを最後に食べる事は、絶対に無いんだけど。
何故なら。
お腹が一杯になってから食べたって、美味しさが半減するではないか。
好きな物は、美味しいと感じられる内に食さねば、勿体ない。
と、思うから。
よく例えに使われる、ショートケーキのイチゴはどうだろうか?
・・・・別に、ショートケーキのイチゴに特別感を抱くような年ではないけれども。
でもやっぱり、中間に食べるかな。
食べる時にちょっと邪魔になるから、一旦上からどかしてお皿に載せて置いたりはするけど。
最初からパクッといくことは無いし、最後まで大事に取っておくこともしない。
いつからだろうな。
多分、子供のころから、だろうな。
誰に教えられた訳でも、ないと思うのだけど。
好きなものをまず最初に食べる人の気持ちは、なんとなく理解ができる。
だって、好きだから、それが入っている食べ物を選んだんだろうし。
待ちきれなくて(笑)真っ先に食べる気持ちは、分からないでもない。
分からないのは。
最後までとっておく人、かなぁ。
いや、文句を付ける訳ではないし、好きなように食べていただいて全然構わないのだよ。
でも、最後の方って、もう結構お腹いっぱいだったりしない?
それでもやっぱり、好きな物は別腹で、美味しくいただけるのかな?
それとも、あれかね。
焦らし作戦(≧▽≦)
目の前の好きな物を、我慢して、我慢して、我慢して・・・・
やっと最後に食べると、美味しさも倍増!
みたいな。
う~ん、わからぬ。
今度、機会があったら試してみようかな。
・・・・とか言いながら。
絶対試さない気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます