第41話 『キラーワード』について真剣に考えてみた

『キラーワード』

殺し文句、ですな。

人によって、違うよね。

私が瞬殺されてしまう『キラーワード』。

あるよ、うん。あるある。

ただ、気付いたのは、ここ数年。

まぁね。

誰でもいいって、訳じゃないからさ。

好意がある人限定、ってやつ。


気付いたきっかけは、これまた、私が結構な年数ファンをしている、例の彼。

ライブでも歌でもよく、発している言葉だったんだ。


【おいで!】


これが、私にとっての『キラーワード』。

もうね。

例の彼に言われる度に、ほんとに、子犬みたいに尻尾振り回して、走って行ってしまいたくなる(笑)

もちろん、実際にそんなことしないけど。

キュンッ、となってしまう。

なんだろうね、前世の私、犬だったんだろうか?


まぁでも、これはきっと、例の彼が言うからこそなんだろうな、なんて思ってたんだけど。


違ってたみたいでねぇ。


両手を広げて面と向かって「おいで」って言われた時があって。

もう。

完落ち状態(*ノωノ)

弱いんだな、私、この言葉に。

と。

自覚した訳です。

相手には、もちろん、言ってないけど。

なんか、悔しいから。

恥ずかしいし!

・・・・でもどうしよ、ここ読まれたら。バレてしまう・・・

ま、いっか。

今さら、だしな。

読まないかもしれないし。うん。読まないに違いない。


【こい】

でもなく。

【来て】

でもなく。

【おいで】

が、いい。

なんだろうねぇ?意味、一緒だよね?

【こい】は、上から目線な気がして、私はなんだかイヤ。

【来て】は、お願いされているような気がして、これもなんだかキュンとはしない。

どっちにしても、天邪鬼な私は【ヤダ】と答えてしまいそう。

でも。

【おいで】

って。

例えば私が犬なら(だから何で犬なんだよ?)、相手がしゃがんで、ちゃんと私と目線を合わせて言ってくれている感じがする。

そう。

目線を合わせてくれている気がするんだな。

そして、ものすごく、受け止めてくれるような気がする。

走っていって、キュッって抱きついても、ちゃんと抱き留めてくれる感じ。

だから、なのかなぁ?

優しい笑顔を浮かべて、両腕を広げながら

【おいで!】

なんて言われてしまった日には・・・・私きっと、逆らえない(>_<)

まー・・・・相手によるけどね、もちろん。


そして多分。

私も、口にしそうなんだよね。

守りたい大切な存在に対して。愛情を持って。


【おいで】


いい言葉だなぁ。

妄想するだけでも、キュンッ、てする(笑)

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