第20話 憧れと恋心は似て非なるもの?

『パイレーツ・オブ・カリビアン』の、ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウに、ものすごく憧れている。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』を初めて劇場で観た時に、ジャックに心ごと全部持っていかれた感じ。

お陰で、4回も劇場で観たよ、この映画。

DVDも買ったし。そのDVDも何回も観てるし。


でもねぇ。


恋人とか旦那さんとかなら絶対、オーランド・ブルームが演じるウィル・ターナーの方がいい、っていうのは、頭では分かってる。

どちらも、イケメンだしな♡

それでも、私はジャックに憧れる。

どうしても、憧れる。


だからと言って。

もし仮に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界に私が私として入り込めたとしても、ジャックには絶対惚れないと思うんだよね。

イケメンで色気があって強くて、何考えてるか分からなくてミステリアスで時々裏切ったりおバカだったり、でも最終的にはいい奴。

でも、惚れないと思う。

だけど、強烈に憧れる。

なんだろう。

憧れと恋心って、こんなにも違うものだっけ?

ドキドキ感や高揚感は、まったく同じなのに。

ウィルにはね、これまた全然惚れないと思うんだな。

ウィルには、キーラ・ナイトレイが演じるエリザベスっていう想い人がいる、というのももちろん理由の一つだけど。

・・・・なんだろうなぁ。

最初から、全然、興味が無かった、というか。

だって、最初から心を全部、ジャックに持っていかれてしまったから(笑)。


私は多分、ジャックみたいな生き方に憧れているんだろうなぁと思う。

飄々とね、信念を持って自由に生きている姿に憧れたんだな。

イケメンだし(←ここ大事)。

でも、恋はしない。

う~ん・・・・

恋をするには危険すぎるって、本能的に感じてるから?(笑)

絶対幸せになんか、なれないもんね。ジャックに恋なんかしちゃったら。

あっちフラフラ、こっちフラフラして、全然帰ってきてくれなさそうだし。

あっちこっちの女に手、出してそうだし。

無駄にモテそうだし。

一緒に船に乗ってたって、構わず浮気しそうな感じだし。

そもそも、浮気、という概念を持っていなさそう(^^;)

それはそれ、これはこれ、みたいな。

・・・・なんてひどい言い草。これでも、憧れてるんだよ?


ジャックには、孤高の海賊で居続けて欲しいんだよね。

誰よりも、海とお宝とブラックパール号を愛す、みたいな。

だから、1人(じゃなくても何人でもこの際いいけど)の女性に縛られるとか、して欲しくないんだな。

モテるだろうから、女の1人や2人はすぐ口説けるけど、最終的にはこっぴどく振られて終わって欲しい(* ´艸`)

そんなジャックに憧れる私って・・・・(・・;)

まぁね。

残念ながら、私は船酔いをしてしまうので、海賊にはなれそうもないけど。

あ~あ、残念。

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