第17話 伝えるべき人には伝わるように話すべし
長いタイトル縛り、結構続いてる。
案外、続けられるもんだなぁ。
タイトルって、話の要点をギュッってしたものだもんね。
そうか。
だから今、長いタイトルのお話が大盛況なのかな。
中身が分かりやすから。
なるほど。
なかなか古い考えから抜け出せない私は、お話のタイトルはどうも、短めになってしまうのだけど。
でも、長めのタイトルにも、挑戦していこう。頑張ろう。(何を・・・・?)
さて。
ここ最近・・・・もう、だいぶ前からかなぁ。
テレビ、特にニュースで、横文字が溢れすぎていて、何言ってんだかさっぱり分からない事が増えてきたような気がする。
いいんだよ、別に。
バラエティとかそういう番組なら。
でもねぇ。
政治家さんのお話とかでそれは、いただけないなぁと。
私でさえ、何とか付いていける(たまに分からない)状態なのに、両親なんて
「????」
だよ、ほんとに。
プライオリティがどうの、オーバーシュートがどうの、ワイズ・スペンディングがどうの。
あなたは一体、誰にお話をしているのかな?
日本に住んでいる、大半が日本語を母国語としている人たちに話しているのではないのかな?
と、不思議に思ってしまう。
なんだろう。
知らないなら、勉強しろ、ということ?
それとも、そんな言葉も知らない奴は、政治の話なんて聞かなくていい、理解なんてしてくれなくて構わない、どうせ何も分からないんだから、ということ?
・・・・ナニサマ?
確かにねぇ。
勉強も、必要だと思う。
国際化はものすごいスピードで進んでいるし。
でもさ。
じゃあさ。
ドイツの政治家がさ、日本語の単語使いまくってお話しますか?
アメリカの政治家がさ、イタリア語の単語使いまくってお話しますか?
と、言いたい。
日本国の国民に、都道府県民に、政治家として伝えるべき話を伝えたいんだったら、まず、己の話す横文字を日本語に変換してから話したまえ。
そう、思うのです(←言ってる私も、ナニサマ?だけど)
仕事でもね。
その会社特有の言葉とか。
横文字とか。
もう、溢れてるよ。
転職前の会社はあまり大きな会社ではなかったから、横文字も特有の言葉もあまりなかったんだけど。(専門用語はもちろんあったけど。それを覚えるのは、仕事として当たり前だからね)
NR。
リスケ。
バウチャー。
TB。
その他色々・・・・
・・・・は?
今の職場に来たときは本当に、説明して下さる諸先輩方の言葉が分からなさ過ぎて、いちいち説明を遮って、単語の意味を確認してた。
NRはね。
ホワイトボードの行先を書く場所に書いてあって。
その人宛の電話が掛かって来た時に、周りの人に
「NRって、どこですか?」
って聞いたの(笑)。
ノーリターン、だってさ。
直帰、でいいじゃん。・・・・書きやすいのはNRだけど。
ちょっと話はズレるけど。
お話のようなものを書き始めた当初、私はすごい勘違いをしてたんだよなぁ。
難しい単語を使うのがカッコいい、みたいな。
アホかい。
今ならそう思うんだけど、当時はそう思ってたんだよね。
若かったんだねぇ(笑)。
難しい単語を使うのなんて、案外簡単なんだよね。
調べればいいんだから。調べて、知識として持ってればいいんだから。
難しい事を、簡易な表現で分かりやすく書く方が、よっぽど難しい。
そしてそれは、伝えたい相手、読んでくださる方への優しさでもある。
と、今の私は思う。
また数年後にはもしかしたら
アホかい
って、思っているのかもしれないけど。
とりあえず今はね。
そう思うんだ。
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