登場人物
【主人公】
○ディアナ・イステル(21)
ゲームの悪役教師。つややかな栗色の髪に、濃い青色の目。
イステル男爵家出身。ゲームでは主人公に突っかかってくるしょぼい悪役。
普通にゲームをしていると、1年目の前期試験で不正をしてクビになる。魔法属性は、氷。
前世は日本の教師。
ソーシャルゲーム「光の聖女の輪舞曲」の悪役教師に転生していることに気づく。
面倒事は嫌いだが、理不尽な扱いや子どもが虐げられることはもっと嫌い。甘ちゃんな自覚もある。
緊急時には生徒指導(氷属性)を行う。
【一年補講クラスの生徒たち】
○ツェツィーリエ・マルテ・ヴィンデルバンド(17)
一年補講クラスの生徒。赤の縦ロールに、金色の目。愛称ツェリ。
ヴィンデルバンド侯爵令嬢。魔力も高いがコントロール力が皆無のため、補講クラスに入れられた。
高飛車な言動が目立つが、根は優しい少女。6人全員で進級したいと思っている。魔法属性は、雷。
ゲームには登場しないが、なんとか進級できた可能性が高い。
○エーリカ・ブラウアー(17)
一年補講クラスの生徒。ほんわかとした雰囲気。
ブラウアー子爵令嬢。シンプルな低学力のため、補講クラスに入れられた。
座学は苦手だがとても優しくて、気配りができる。混沌としがちな補講クラスの癒やし。魔法属性は、土。
ゲームには登場しないが、おそらく試験に合格できず退学したと思われる。
○ルッツ・ライトマイヤー(17)
一年補講クラスの生徒。おかっぱの青色の髪。
ライトマイヤー男爵令息。極度のビビりのため試験などで全て失敗して、補講クラスに入れられた。
人の顔色を見てビクビクしてしまうが、ディアナに励まされて少しずつ前を向けるようになる。魔法属性は、土。
ゲームには登場しないが、おそらく試験に合格できず退学したと思われる。
○エルヴィン・シュナイト(17)
一年補講クラスの生徒。少しぼさっとした赤金髪に、薄茶色の目。愛称エル。
ハイゼンベルク伯爵の甥。すさまじいサボり魔で入学してからほとんど授業に出ず前期試験も欠席だったので、補講クラスに入れられた。
とにかくやる気がなくていつもどこかで昼寝しているが、最初から退学される気でいる。
最初はディアナからも逃げていたが、彼女が生徒たちのために必死になっていると知り、理不尽な学校に物申すべくディアナに協力する。魔法属性は風だが、第2属性の聖にも目覚める。
ゲームには登場しないが、おそらく進級できずに退学したのだと思われる。
○リュディガー・ベイル(17)
一年補講クラスの生徒。長めの銀髪に、赤茶色の目。愛称リュド。
裕福な商家・ベイル家出身の長男。能力は高いが女性関係で問題を起こしたことで、補講クラスに入れられた。
飄々とした兄貴分だが、色気がすごい。ディアナのことを面白がって見ていたが、自分たちのために必死になる姿に心打たれて何かと構ってくるようになる。魔法属性は、火。
ゲームの攻略対象。ポジションは、色っぽい不良先輩。
○レーネ・トンベック(17)
一年補講クラスの生徒。
騎士の娘。授業に菓子を持ち込みいつでも食べようとするので、補講クラスに入れられた。
ディアナが話を聞いた結果、栄養不足気味の低血糖だと分かり、対応することで課題に取り組めるようになった。魔法属性は、氷。
ゲームには登場しないが、なんとか進級できた可能性が高い。
【スートニエ魔法学校の教職員】
○校長(30代半ば)
スートニエ魔法学校の第三代校長。黙っていればそれなりの美形。
祖父、父、と続いた校長の座を、2年前に継承する。日和見主義のワンマンで、多くの教職員から嫌われている。
自分の不利益になることはしたくない。
○副校長(50代くらい)
スートニエ魔法学校の副校長。厳格そうなおじさん。
校長のワンマンに呆れつつ緩衝役になっている。怒ると怖い。
○フェルディナント・ヴェルナー・アルノルト(24)
魔法学校の先輩教師。柔らかな麦穂色の髪に、赤ピンク色の目。愛称フェル。
アルノルト公爵家の縁者で、ディアナの指導係になる。おっとりと優しくて頼りになる。魔法属性は聖……?
ゲームの攻略対象。ポジションは、癖のある年上キャラ。
【ゲームヒロイン】
○アンナ・リッター(16)
ゲーム「光の乙女の輪舞曲」のヒロイン。ゲームデフォルトの黒髪黒目。
城下町で両親と暮らしている。15歳の秋に謎の老人に能力を見いだされて、魔法学校に進学することになる……はずだが? 魔法属性は光で、第2属性が聖。
悪役教師は、平和な学校生活を送りたい 瀬尾優梨 @Yuriseo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます