第3話 小説
今は体育の授業。
久保くんは百メートル走を一回しただけでバテバテだった。
体育の授業中に休むことにした久保くん。
その視線の先には、坂田さん。
坂田さんは運動神経がとてもよかった。
百メートル走で一位を取ったりと、坂田さんの周囲には生徒が集まっている。
そんな様子で久保くんは、日記に小説をひとつ書こうと考える。
これが、今日の久保くんの日記の中の小説である。
『坂田さんの走る姿はまるで獲物を狙うメスライオンのようで、ぼくはその姿にカッコいいと思った。坂田さんは全力で一位を取ったりとカッコいい。美少女の坂田さんのイメージが変わるようだ。そして、ぼくはオスライオン、坂田さんが獲物を取って帰って来るのだ。お帰り、ぼくだけのメスライオン』
おい、坂田さんを勝手にメスライオンにするんじゃない。
やれやれ。
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