第53話 お風呂で1人遊び


 うるはが家に帰ると陸翔が裸で走ってきた。


 どうやらパパとママと陸翔の3人でお風呂に入っていたようだ。


 陸翔の後ろから裸の父親まで歩いてくる。


 「ちょっと着替えてから出てきてよ」うるはは父親の裸からは目をそむける。


 父親はうるはがいるのを確認すると脱衣場の方に引っ込む。



 しばらくすると母親がパジャマ姿で出てくる。セミロングの髪の毛は乾いたばかりのように少し湿っている。


 母親は41歳らしいが体型が崩れていない。区役所勤務だが上司にセクハラなどされていないのかなどとたまに考えてしまう。


 これからご飯作るから先にお風呂に入りなさいと言われて陸翔と父親と交代に脱衣場に入る。



 着ていたコートをまずハンガーにひっかけて脱衣場の外にかけておく。


 その後、V字ネックのセーターを勢いよく脱ぐ。


 ブラジャーに包まれたうるはの上半身が健康的な色気を漂わせている。


 その後ミニスカートを脱ぎ、黒いタイツも脱いで洗濯かごに入れる。


 これで上下ともに赤と黒のチェック柄の下着のみとなった。


 今日は陸翔がいないのでなんとなく鏡に映してみる。


 胸の下に手を入れて胸を強調して上目遣いで鏡を見つめる。


 こんな姿を山本が見たらどうなるんだろう?


 そんな考えが一瞬よぎったが、何を考えているんだろうと思い直す。


 それでも、せっかく胸が大きくなった記念だからとペン型コントローラーでシャッターを押して下着姿を何枚か映した。


 ブラを外すと多分Dカップになったうるはの胸が現れる。


 特別なことはしていないはずなのに先端がとがっている。


 (私・・誰に見てほしいのかな?お兄ちゃん・・・それと神無月君・・とか・・涼葉と陸翔と山ちゃんも?ってそれじゃただの変態さんだよね)


 赤い顔をして胸の先端を手で隠す。


 少しだけずらして薄いピンク色の部分が露出ろしゅつする。


 その角度でまた自撮りする。


 (こんなの誰にも見せられないよ)


 下着を全部脱ぐと浴室に入っていった。



 先に髪の毛を洗ったが脱衣場の自撮りで体の準備が出来上がっていた。


 スポンジにボディーソープを泡立てて洗っているだけなのに感じてしまっている。


 座った姿勢のままで胸の先端を指でかわいがる。


 それだけでも絶頂しそうなほどだった。


 もしかして自分は露出狂ろしゅつきょうなんじゃないかとうるはは思った。


 誰かに見られるだけで感じちゃういやらしい女の子なのかと思うとその背徳感はいとくかんがさらに興奮を加速させる。


 左手で胸をいじりながら右手は女の子の方に伸びていじりはじめる。


 やさしく、やさしく女の子を触る。


 体全体がびくびくとする。



 「お兄ちゃん・・うるはのえっちなとこ見て」


 びくんと体が跳ねる。


 「神無月君もお姉ちゃんとばっかりしてないでうるはのも見て」


 びくびくと痙攣けいれんする。


 「涼葉・・・もっとえっちなことしたいんでしょ?」


 とろりとした液体が出てくる。


 「陸翔、えっちなの知ってるんだから、お姉ちゃんの見て」


 小刻みに体が震える。


 「山ちゃん、ナイトみたいなこと言ってても相当えろいよね・・私のここみたい?」


 そう言いながら女の子を広げる。広げたところから大量の液が流れる。



 「みんなああああああああああ、みて、みてくだしゃい、うるはのここ、いやらしいところ」


 うるはは全身が痙攣しながらぐったりとなった。

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