第17話 花粉症
春になると花粉症に悩まされました。
以前は、目が痒くなって仕方がなかった。
鼻水は、……、これは、アレルギー性鼻炎だった事もあり、毎朝、何度も鼻をかむ事から、春先だけのことではなく、年中行事で、常に鼻は詰まっており、口で息をすることが多い人でした。
今では、どっちも、気になりません。
鼻で呼吸してますし、春になって目が痒くなる事もなく、朝起きても鼻水で困る事もありません。
これは、以前、ドキュメンタリーを見ていた時に知った話なのですが、お坊さんの3カ月以上の修行を行った後に、その中のお坊さんから、花粉症とアトピーが良くなったというインタビューと、その理由を調べていた大学教授は、精進料理が影響しているだろうと言ってました。
アレルギー反応は、自身の持つ免疫が正常な細胞を攻撃する事だとありました。
その免疫細胞の暴走を抑えるためのクロストリジウム菌という腸内細菌の出す分泌液が、免疫の暴走を抑える物質だと言うものでした。
そのクロストリジウム菌の活動を生かすために精進料理の中に含まれる食物繊維が、菌の餌になるので、腸内でクロストリジウム菌が増え、免疫抑制物質が豊富になるので、アレルギー反応が抑えられ、花粉症やアトピー性皮膚炎のようなものが改善される。
なるほどなと、感心させられた内容でしたので、そのドキュメンタリーを見た後は、常に、野菜を意識した食事を心がけるようにしました。
ですので、今では、花粉症に悩まされる事は無く、今年の花粉の量は平年の10倍と言われても、全く気にならないようになりました。
そのための取り組みとしては、食事に野菜を増やす事から始めました。
食物繊維と言われて最初に思いついたのは、キャベツだったのですが、これだけでは足りないので、ある野菜は何でも入れるようにしました。
冬場は白菜を使った鍋を中心に食事をするようにしました。
時々、カレーにしたりしてましたが、基本は、野菜です。
でも、野菜中心の食事は続いております。
そして、野菜を増やした分、ご飯を減らしたのですが、ご飯を減らすと、腹持ちが悪いように思えます。
ただ、可能な限り野菜は増やすようにしてますので、何か無いかと物色していると、モヤシが目に入りました。
基本的にご飯はお粥にするようにしてましたので、野菜粥として食べるようにしてましたから、そこに嵩上げの為にモヤシを使うようにしてました。
ビタミン等の栄養素については、煮込むことで破壊されるので、ビタミン等の栄養素については、全く期待してません。
この辺りを摂取したい場合は、サプリメントを利用するか果物を利用してます。
特にバナナは、毎週食べるようにしてます。
週末は、仕事の時間も長いので、出勤する際に購入しております。
他には、みかんとかリンゴをと思うのですが、これは、時々、利用するようにしてます。
時々、無性に食べたくなる事があるので、その際には迷わず購入して食べるようにしてます。
ビタミン類は、このような形で摂取するようにしました。
後は、時々、ヨーグルトを買ってきて食べるようにしてます。
乳製品についての栄養は、期待していませんが、ヨーグルトの中の乳酸菌に期待を込めてます。
乳製品については、それ専用の消化酵素だか、腸内細菌が居ないと消化されないと聞きました。
確かに、あれは、赤ちゃんを育てるためのものでしょうから、成人した人にも栄養摂取に使えたら、生命の生存形態が大きく変わってくるでしょう。
野生動物の中で、成人した動物達の中で、オス達が自分のツガイになったメスの乳を飲まないのも、飲んだとしても自分の糧にならないからでしょう。
もし、それが糧になるなら、野生動物達は、メスが子供を産んだ後にオスはメスの乳を吸うでしょうけど、そんな事が無いのは、メスの乳にはオスの糧になる事は無いからだと考えられます。
それは、人においても同じだと思います。
人も大きく分けたら動物ですから、動物が行わない事は、私も行わないようにしてますが、ヨーグルトの中の乳酸菌は、腸内では善玉菌として腸内環境を整えてくれると言いますから、月1か月2のペースで食べるようにしてます。
こうやって考えてみると、食べるものについてですが、腸内環境を整えるための食生活になっていますね。
基本は、皮膚病のカンセンを改善させようと考えて、食生活を変更しましたけど、それによって、花粉症とアレルギー性鼻炎は、何も治療する事なく改善されたように思えます。
学生時代は、常にアレルギー性鼻炎に悩まされており、ティッシュペーパーの使用量がとんでもなく多かったのですが、近年は減っております。
場合によっては、1日中、鼻をかむ事なく終わる事もあります。
ゴミ箱のゴミが、以前は、鼻をかんだティッシュペーパーが大半を占めてましたが、今では別のゴミが増えるようになりました。
なお、この事に関して、医学的な根拠はありません。
私自身だけという、サンプル数1個の偏ったデータです。
そして、私自身が気がついていない事が理由で改善したのかもしれませんので、この内容を読んで、試してみようと思った場合は、医師に相談するか、自己責任において行なってください。
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