第9話 人の才能の遺伝子


 人の才能については、テレビのドキュメンタリー番組で見た内容です。

 アメリカのドキュメンタリー番組の日本語版で見た内容です。


 人の遺伝子を一つ一つ調べた内容には、すべての人には、同じように才能の遺伝子があるというものでした。

 それは、野球であろうが、音楽であろうが、世の中のトップクラスと言われる才能は全ての人に備わって、生まれてくるというものだった。

 全ての人類には、全ての才能の遺伝子が組み込まれて生まれてくるということでした。

 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。

 生まれた時は、全てにおいて、平等だというのは、本当の事だと思えた内容でした。

 福沢諭吉のこの話には、その後にどれだけ勉強したかによって、人の価値は変わるような事を書いてあったと思う。

 それは、その後にどれだけ努力を重ねるかによって、人の価値も変わるだろうし、受ける恩恵も増えるという事なのかと、最近は思うようになってます。


 何で、活躍している人と、一般人とには大きな違いがあるかは、遺伝子の研究をした話のドキュメンタリーには、遺伝子のスイッチがオンなのか、オフなのかで違いが出るというものだった。

 そこでは、何で遺伝子がオンとオフの状態になるかを調べていると言っていた。

 そんな中で、音楽の才能をオンにする方法だけは、分かっているとあり、それは、音楽を聴くことだと言ってました。

 作曲をする、歌を上手に歌うには、聴く事で、遺伝子の音楽才能をオンにしてくれる事は分かっているのだと言ってました。

 なるほどなぁと、感心させられた内容です。


 また、以前に、ラジオか何かで聞いた話です。

 そのラジオのキャスターが、話していたのですが、ある小説家が、弟子になりたいという人に話す事だと言っていた事です。

「小説家になりたいのなら、小説を1日1冊読みなさい」

 その小説家は、そう言ったとラジオでは言ってました。

 小説家とは、文を書くので、文を書きたいなら、文を読めという事だと、その時は思っていました。

 遺伝子上の、音楽の才能を活性化させるためのスイッチは、音楽を聴くことにある。

 これって、書きたいから読むって事と、何だかにているように思ったのです。

 小説家になりたいという才能をオンにするスイッチは、本を読むという行為にありそうな気がするのです。

 これが、小説家になるための遺伝子のスイッチじゃないかというのは、私の個人的な見解であって、証明されておりません。

 私の勝手な見解ですので、試してみる場合は、自己責任でお願いします。


 何かになりたいと思う気持ちは、誰にでもあると思います。

 そんな中で、効率的に、そのなりたいと思うことを実行するなら、この遺伝子の才能を活性化するスイッチをオンにすることを考えたらいいと、そのドキュメンタリーを見た時に思いました。

 その才能を生かすための遺伝子スイッチは、その才能と対になるものを鍛えることで遺伝子スイッチが入るように思えます。

 野球とかスポーツについては、どうなのか気になるところです。

 スポーツ観戦によって、才能のスイッチが入るとは思えないのですけど、これについては、もっと、検討する余地がありそうです。

 反復練習だけが、強くするとは思えないので、もっと、別の何かがあるかもしれません。

 MLBの年間安打を塗り替えた選手、投手と打者の両方で活躍している選手、それに今年は、ホームラン数を塗り替えた選手と、才能に恵まれた人は多くいます。

 そんな選手達が、子供の頃からどんな事をしていたのか、詳細を羅列していったら、何らかの才能のスイッチをオンにするものを見つけられるのかもしれないと思います。

 もし、私が小説家になって、有名になれたら、その人たちに子供の頃から引退するまでの間の練習方法や、考えていた事を聞かせてもらいたいと思っております。

 野球に関する小説のアイデアも有るので、プロ作家になれたら、その人達から話を聞きたいと思ってます。


 そんな中で、才能のスイッチのオンを阻害するであろう事は、口内細菌が非常に大きいように私は思ってます。

 以前、今は、MLBから日本球界に戻って活躍している選手が言っていたことなのですが、「練習が面倒くさいと思ったら、歯磨きをしなさい」と、いう話です。

 歯の健康を意識するようになったことで、私は、毎日、こうやって文字を書くことができるようになりました。

 人の腸というのは、脳の次に神経細胞が多く、第二の脳と言われているらしいのですけど、腸内細菌を入れ替えるマウスの実験で、高いところから飛び降りられるマウスが、飛び降りられなくなったり、また、その逆もあった事から、口内細菌の中には、人からやる気を無くさせる細菌が多いだろうと予測されます。

 私も、数年前から歯磨きは、最低でも1日3回は行ってます。

 寝て起きて目が覚めた時、寝ている途中で目が覚めた時など、常に口を濯いで、うがいをするようにしました。

 口内細菌を減らすことを行うことで、やる気は増えると、私は思ってます。

 2000文字以上/日とは言いませんが、1万文字以上/週は、できております。

 口内細菌を減らすことで、その口内細菌が、腸に入ってしまう数が減るので、やる気が出なくなることが、徐々に改善されていく。

 完全に一度、腸内を無菌状態にした後に、必要な腸内細菌を入れたら、明らかに性格は変わるだろうし、良い細菌だけを入れたら、大きく改善できると思うのだが、医者でもない私に、そんな事は行うことは出来ないので、個人の行える改善には、時間がかかりそうだと思います。

 歯磨きをすることで、口内細菌が入る量を減らし、徐々に腸内から口内細菌を減らしていけば、やる気は出てくる。

 やる気が出たら、遺伝子にある才能を開花するためのスイッチを入れやすくなるだろうと、私は考えております。

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