第2話トレーニーは異世界でもタンパク質を重要視する

目の前に両開きの大きな扉がある……


この扉を開ければ異世界へと行くことが出来るらしい


老人「この扉を開ければ君はもうこちらの世界には戻っては来られない……心の準備は出来たかね?」


大きく息を吐き頷くと扉に手を掛け……勢いよく開いた


♢♢♢


強「ッッッ……!」


扉の先には、草原が広がっていた……


太陽の日差し……そして心地よい風……揺れる草木の音……


大地を踏みしめ大きく息を吸う……


強「さて、まずは……体づくりの基本、栄養補給でもするか!」


辺りを見回しても人のいる気配はなかった


見渡す限りの草原……どこまで続くのだろうか……


2~30メートルほど離れたところに何かいる……


強「あれは……牛か?」


見た目は牛だが角が3本生えた生物がいる


強「良質なタンパク質じゃないか」


不敵な笑みを浮かべ、強はまっすぐ牛のような生き物目掛け走っていった




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トレーニーは異世界でも筋肥大を目指す ホームトレーニー @namoshiro

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