プリンとイチャイチャ②
「ホントにずるいですね……………でもいいですよ、作って差し上げます。ご注文はありますか?」
「じゃあ、シチューがいいな」
「ご主人様は、鬼畜ですね。私今から寝ようと思っていたんですよ、今からシチューを作れば朝になってしまいます」
シチューってそんなに時間掛かるんだ~
初めて知った。
「そのうち、作ってあげますから、今は別なのにしてください」
「じゃあ、オムライスでお願いします」
「分かりました、じゃあキッチンに行きますよ」
「りょうか~い」
キッチンに移動した。
「じゃあ、よろしく」
俺は、料理のことは全く分からないので、イスに座って待つことにしたのだが……………
一分もしないうちにプリンがこっちに来た。
「ご主人様、その……………一緒に作りませんか?」
上目遣い、かわいい
「俺、料理作ったことないからごめんね。手伝えないと思うけど……………」
「私が指示します。その通り動いてもらえばいいんです」
「そんなことするなら、一人でやった方が楽じゃない?」
「二人で作ることに意味があるんですよ」
最近、プリンが言うことが、かわいくなってきたな。
何かを参考にしているんだろうか。
「じゃあ、二人で作ろうか」
「はい、ありがとうございます」
「まずお皿を取ってきてください」
その後、二人で料理した。
と言っても、ほとんどプリンがやったのだが……………
「時間掛かったけど、やっとできたね」
「はい、オムライスに一時間……………聞いた事ありません」
オムライスの上には、二人で♡を描いた
「じゃあいただきまーす」
「待ってください。その……………あの……………あーんしましょうか」
えっ。今は二人しかこの場にいない……………やって貰っても……………ばれない
「やって、くれるの?」
「今日だけですよ」
そして、あーんしてもらい、その後は、ちゃちゃと寝たのだった。
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