講師
講師になる予定のカーシャの家についてのだった。
馬車にから降りたら、カーシャの家の従者が立っていた。
「ようこそおいでくださいました。この家の主が出迎えに上がれず申し訳ございません」
「いえいえ、では早速案内を頼む」
それにしても、ここから父親はどうやって歩くのだろうか。
家に居るときは、使用人に頼れるが……………
少し、待っていると10人くらいのこの家の従者が走ってくるのが分かった。
わざわざ、こちらの家の従者の人たちが来てくれたのだ。
ただの肥満でこうなってしまった、父親が恥ずかしい。
絶対に太らないようにしようと決めたのだった。
「かしこまりました」
そして、一同は歩き出したのだった。
中に入ってみると、やはり大きかった。
こんなデカいは、見栄でもあるんだうか
そして、客間に誘導され入室すると
うちの、デカい父親とは違い細い男の人と肌が白いカワイイ女の子が待っていた。
18歳聞いていたんだが……………
13歳くらいにしか、見えなかった。
まじかぁ~どう頑張っても先生に見えない。
「ようこそおいでくださいました。早速、家庭教師の話をしましょうかな」
「そうだな、カーシャ様は魔法に詳しいと聞いたが、ホントか?」
カーシャが父の方を向いて言った。
「はい、特に水の魔法を得意としています」
「君は、うちで授業をしてくれるってことでいいかな」
「問題ありません」
「うちまでは、授業がある日は毎日通うってことでいいかな」
馬車で走ればそこまでの距離ではないが、面倒な距離ではある。
「いえ、それにあたっては、そちらに住み込みで講師をしようと考えています」
エッ!と思って話を聞いていたら、父はそう来るだろうな、と分かっていたかのような顔をしていた。
「いいでしょう‼それで契約しましょう」
横で聞いていたアリザが急に立ち上がり、その条件をえらく気に入ったようだ。
娘ができたようでいいのだろうか。
そうして、数日後にカーシャが家に来ることが決まった
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