翌朝
朝になった。
昨日は夜まで父と話していたため、だいぶ遅くまで寝てしっまたようだ。
ドアをノックする音が聞こえた。
「失礼しますね」
「おそようございます。ご主人様」
おそようございますのおそを強調したので、おそらく少し不満なんだろう。
そういえば、寝てる間に何度かプリンの声が聞こえていたような……………
……………よし、忘れよう。
ここからいかに、機嫌を取るかが重要だ。
「プリン、おはよう。今日もカワイイね」
彼女は顔を赤らめ、ぼっそっと
「ありがとうございます。大好きです」
と、言ったのは聞き逃さなかったが、あえて何も言わないようにした。
「あっ!そうだ私はここに暇つぶしに来たわけではなったんでした」
「暇つぶしって……………まぁいい。それで要件は?」
「今日からリーヴァ様担当のメイドが一人増えます。ってことでその子があいさつに来たいと言っていました」
「急だな。事前に相談ってものをできなかったの?」
「その子も昨日決まったみたいで………申し訳わけありません」
「プリンに怒っているわけじゃないよ」
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