🌟秘めラブ🌟 プリっと綺麗なお尻とたわわなおっぱいの魅力的なヒロインの愛人、情人、思い人、専属メイドたちに、エッチぃ!と罵られながら、蹴られるのが好き好きなドマゾなんですうう(///〇///)
13 奇妙なところに住んでいる、絵の師匠の神谷 真。
13 奇妙なところに住んでいる、絵の師匠の神谷 真。
絵を描くのは楽しい、だから将来は、画家になりたい。
そう思い始めたのは、僕が画家という職業を知った時からだ。
子供頃から、絵を描くことは好きだった。
だからずっと描いてきた。
明けても暮れても、ずっと絵を描いてきた。
今日は、4月29日、金曜日。
昭和の日で、2021年のゴールデンウィークのはじまりの日だ。
僕には絵の師匠がいて、かれこれ、5年ほど師事している。
街の外れの山の麓の洞窟の地下に住んでいる。
洞窟は、1950年代に人工的に作られていたもので、自然災害で、埋もれて、工事していた人が生き埋めになっているところであったらしい。
僕は、小学2年の頃、森や川を探検している最中見つけたのだ。
何やら、怪しげな雰囲気を子供ながらにも感じていた。
奇妙に、立つ小屋が、洞窟の近くにあった。
小屋の前に、お兄さんがキャンバスを前に、座っているのをみた。
彼が、僕の師匠になる人だったのだ。
あれから、7年、弟子入りしてから、五年が経つ。
「よう、真七瀬来たか。」
おじさんは僕をみつけると、筆を止めて言った。
神谷 真
髪が膝辺りまで伸びた黒髪ロン毛の男だ。
目鼻立ちは、しっかりとしていて、美形だ。
美青年だ。
街外れの森になんて住んでいるが、アパレルブランドと、化粧品をネットで販売していて、大金持ちならしい。
僕でも知っている名前の会社だった。
美大出身らしくて、絵がクソ上手い。
海外留学の経験もあるらしかった。
「君も物好きな少年だね。飽きず、僕に絵を教えてもらいに来るなんて。」
神谷師匠は、僕のなりをみて言った。
「師匠は、僕がこれまで会ってきた人間の中じゃあ、一番、すごい人ですから。」
僕は言った。
「ははは。照れるね。」
師匠は、照れくさそうに頭を掻いた。
師匠の癖だ。
「課題にしていたデッサンと、スケッチブックは描いてきたかね。」
師匠は、言った。
「はい。」
「どれどれ。」
師匠は、僕の描いてきたものをみた。
アドバスをくれるのだ。
「最近、いいことでもあったかい。絵が生き生きしてるね。女でも出来たかな。」
師匠は、からかうように言った。
あながち間違いでもなかったから、流石は師匠だなあ、と思った。
「ははは。」
僕は苦笑いした。
「図星かな。ま、人の恋愛に口は出さないよ。デッサンは見せ方がよくなったね。もともと、写真みてえ、に上手かったが、構図とか、絵のかっこよさ、独創性に欠けていたからね、スケッチブックもいいね。君らしいよ。」
師匠は言った。
「ありがとうございます。」
僕は礼を言った。
「もう君に教えられる事なんて殆どないね。君は僕に師事して一年も経たずに、僕より上手くなった。」
師匠は言った。
「そんな事ないですよ。師匠の絵は、凄いです。」
僕は、正直な気持ちで言った。
「君は上手い。僕の方が人生を長く生きている、だから、経験で、味が出てるだけさ。君も、いろんなものをみてきいて感じて、絵に反映させれば、誰かを感動させるものが描けるようになるよ。」
師匠は、言った。
師匠にすすめられて、休みの日に美術館に行ってみたり、いろいろなものに触れた。
「君の絵は純粋で、僕は好きだよ。」
師匠、僕の絵をみて言った。
「ありがとうございます。」
「今日は、ここで、少し描いて帰りなさい。」
師匠は、筆を手に取り、絵を描くのを再開しながら言った。
師匠と絵を描いている時間が好きだ。
しばらく描いていると、時刻も午後5時を周り、日が落ちてきた。
「君は、国立の美術大学に行くのだろう。そろそろ入試に向けた事をした方がいいかもねえ。予備校とかは行く気ないのかい。」
師匠は言った。
「行った方がいいですかね。」
僕はききかえした。
「ま、君くらい実力があれば、三年からでも遅くないね。僕もある程度は教えてるし。」
師匠は、しばらく思案して言った。
「君も、画家になりたいんだろう。」
師匠は、たずねた。
「はい。ずっといってますよね。」
僕は返した。
「変わらないね。」
師匠は、穏やかに、言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます