🌟秘めラブ🌟 プリっと綺麗なお尻とたわわなおっぱいの魅力的なヒロインの愛人、情人、思い人、専属メイドたちに、エッチぃ!と罵られながら、蹴られるのが好き好きなドマゾなんですうう(///〇///)
7 突然のお誘い?!美術部の吉川さんから、一緒に帰らない?と誘われる!?
7 突然のお誘い?!美術部の吉川さんから、一緒に帰らない?と誘われる!?
雨ノ降さんに、告白され、僕はフッた。
時刻は、午後4時50分ごろになっていた。
「部活に行かないと、じゃ、また今度。」
僕は、言った。
「うん。またね、私、諦めないから。」
雨ノ降さんは、力強い声で、言った。
え。
幻滅して諦めてくれんじゃなかったの。
僕は、走って、部室を目指した。
部室は、校内の二階にある。
僕は美術部に所属している。
絵を描くのが好きなのだ。
絵は子供の時からずっと描いてきた。
誰にも僕が負けたくない事だ。
美術部室の部屋の引き戸がみえてきた。
引き戸には、美術部と丸文字で、立体的にデザインされたロゴが描かれた掛け看板が紐で吊るしてある。
お洒落な看板だ。
部長の、明星 瑠美先輩が描いたものらしい。
部活動と言っても、各自勝手に絵を描くだけの部活なのだが、刺激が貰えて楽しい。
部室の引き戸開けて中に入る。
部員は一年から三年まで合わせて10人しかいない。
キャンバスをたてて、絵を描いているもの、床に座ってスケッチブックを描いているもの、石膏デッサンをしているもの、タブレットを使って絵を描いている人、バラバラだが、真剣に作業している。
僕は、この雰囲気が好きだ。
スイッチが入る。
「僕も描こう。」
キャンバスを取り出し、絵を描く。
油絵だ。
おっぱいと尻を描こう。
僕には特殊能力がある。
完全記憶能力。
みたものをそのまま、記憶しておけるのだ。
あの、おっぱいも、尻も、そのまま脳に刻み込まれている。
本を読めば、本の内容をそのまま、記憶しておける。
頭の中に未だ読んでない本が、100冊以上ある、記憶することと、読むこと、理解することは、別な事なのだ。
頭の中に小さな図書館があるイメージだ。
いいおっぱいと尻がみれた日は絶対におっぱいと尻を描く。
風景でも、静物でも基本、みたものは、精密に描ける。
ただ、絵をいうのは、
あえて、具体的に描かず、抽象化させることも手のうちなのだ。
人体や動物などの生物を描くときは、人体解剖図や、動物の解剖図をみて、骨格や、筋肉、内臓、脳などをしっかりと、記憶して、デッサンしておくことで、よりしっかりとした絵になるのだ。
いろんな構図のおっぱいと、尻を描いた。
油彩は一日じゃ仕上がらない、乾かさないとだめだからだ。
塗り重ねることで、いいものが仕上がる。
気づけば、二時間以上が経過し、午後7時を回っていた。
僕の通う、この
部員の
残っているのは、部長の
肩程まで伸びた暗く濃い赤色で、身長は170Cmで女子としては少し高い。
大きく、丸い瞳をした女の子だ。
国立の美術大学を目指していて、予備校にも通っているらしい。
部の中でも、絵の上手さは抜き出ている。
物静かな美術部部員で、肩程までの黒髪を、三つ編みで
目立たたない女の子だ。
眼鏡をかけている。
よく、アニメとか漫画の絵を描くのが好きならしく、よく描いている。
三組の生徒で、そこそこ頭もいい。
交互に二人をみた。
「もう、こんな時間か。今日の部活は、この辺りで終わりにしよう。」
明星先輩は、新聞紙で筆の絵具を拭き取ると、立ち上がって言った。
「そうですね。」
僕も筆の絵具を拭き取り、言った。
筆をテレピンに入れて濯ぎ、最後に、オイルクリーナーで洗浄した。
パレットに残った絵具をこそぎ取って、新聞紙とタオルで拭き取った。
吉川さんは、油絵は余り描かない。
コピックとか、アクリルとか色鉛筆、デジタルで絵を描いている事が多い。
漫画を描いている時もある。
吉川さんはもう片付け終わって、帰ってもいいはずなのに、部長と僕が片付け終わるのを待っていた。
吉川さんは、寡黙な人だが、基本、遅くまで、部室にいる。
「じゃあ、解散といこうか。」
一通りの後片付けが出来たのを確認すると、明星さんは言った。
「おつかれさまでした。」
僕は、言った。
「おつかれさまです。」
吉川さんは、お辞儀した。
吉川さんは、滅多に口を開くことはないが、かわいい声をしている。
声優になれるくらいにいい声をしているのだ。
生まれ持った癒しボイスとでもいうのか。
F分の1の揺らぎという、科学的に癒し効果があると証明されている、音の振動、揺らぎがあるのだが、吉川さんは、そうなのかもしれない。
部室から出ると、吉川さんは、唐突に僕に向かって言った。
「ねえ、今日、一緒に帰らない。」
どうしたというのだろう。
僕なんかと、帰ってどうするのであろうか。
確かに、夜になって暗くて、女の子一人で帰るのには危ないけれど、普段は一人で帰っているはずだ。
「どうしたの。急に。」
僕は、不思議に思って、きいた。
「えっと、ちょと、才丸君と話してみたくて―。」
懇願するように目をうるうるとさせている。
うん。
かわいすぎる。
僕に気があるのだろうか。
「へえ。全校生徒から嫌われている僕なんかと話かあ。ま、いいけど。」
僕は、答えた。
一緒に下校するくらいだったらいいかと考えたのであった。
「自転車通学なの。」
僕はきいた。
「はい。すぐそこですけどね。自転車で10分くらいです。」
吉川さんは答えた。
二階の部室から下に降りて、昇降口から外に出る。
自転車置き場から自転車を出して、押しながら歩いて、校門を出た。
気まずい。
何を話せばよいのやら。
吉川さんも全く口を開かないし、うつむき加減に歩いている。
「わ、わたし、才丸君の絵が好きでファンなんだああ。ははは。」
吉川さんは、急に話出した。
急な人だ。
吉川さんは、突然に何かをはじめる人だなあ、と思った。
「へえ。ありがとう。」
僕は、礼を言った。
「才丸君と放課後、残って、部室で絵を描く時間が好きなんだあ。部長もいてさ。」
吉川さんは言った。
部室では口をきいたことはないし、あってもあいさつ程度だった。
けれど、吉川さんは、どこか僕にシンパシーを感じていて、一緒に部室にいるあの時間を好きでいてくれたのだ。
「僕も部活は好きだよ。絵を描く者同士、どこか、通じ合うところがあるのかもね。」
僕は言った。
「はは。そうだといいね。」
吉川さんは笑った。
優しくて、繊細な笑みだった。
「吉川さんは、将来、美術系の仕事目指すの。漫画家とかさ。」
僕はきいた。
「えっと、わたし―。」
吉川さんは少し、言い淀んだ。
「実は、学校にも友達にも内緒にしてるんだけれど、バーチャル動画配信者なんだあ。」
吉川さんは、意を決した様子で、はっきりと声を通して言った。
バーチャル動画投稿者もまちまちだが、将来は、そっちで食べていくつもりだろうか。
無謀な気がする。
「へえ。登録者は何人。」
「えっと55万人。」
吉川さんは照れくさそうに、言った。
「事務所とかに所属してるの。」
僕はたずねた。
「個人だよ。」
化け物だ。
個人で、55万人は化け物だとしかいいようがない。
「そりゃ、それで食べていけるね。」
僕は言った。
「うん。けど、うちは金持ちだから、機材とかいいの全部親に買って貰って、多分運がよかっただけだよ。3年半ほど前の2017年末期は、バーチャール動画配信者が流行りだしして、ムーブメントがあったし、あの頃に、親に機材買ってもらってはじめたから、本当に多分運だよ。」
吉川さんは、言った。
「へえ。先見の明があったんだね。一体何歳の頃からインターネット使ってるの。凄いね。」
僕は、きいた。
「小2かな。だから8歳だね。自分専用のパソコンもあったしね。」
吉川さんは、答えた。
バーチャルアイドル的な存在は、2001年ごろにはもう既に存在していたが、バーチャル動画配信者が現れたのは、2016年ごろからだ。
バーチャル動画配信で、ちゃんとしたものを作ろうとすると、何百万と金がかかる。
イラストとか、3Dモデルだとか、2Dモデルだとか、キャプチャーする機材、ゲーミングPC、回線。
いい機材や環境であるほど、いいのだ。
勿論、扱う中の人の、才能もある。
「バーチャル動画配信者になるのが、進路。」
僕は、きいた。
「ちがうよ。バーチャル動画配信者は副業だよ。ずっと食べていける仕事だなんて思ってないしね。将来は、イラスト描いたり、漫画描いたり、絵の仕事とか、動画作りの仕事で、食べてくよ。ま、バーチャル動画配信者も続けるけれどね。」
吉川さんは言った。
意外に、ちゃんとしている。
流石、三組なだけはある、将来の事もちゃんと考えているのだ。
「いいね。」
僕は、感心した様子で言った。
「えへへ。ちゃんと大学にも行く予定だよ。美大の映像学科か、キャラクターデザイン学科に行こうと、思ってるんだ。」
一年生の内から、大学まで考えていて、偉いなあ、と思った。
しばらく、自転車を押して歩道を歩いていると吉川さんは言った。
「あ、もうすぐ私の家だ。」
普通の住宅街で、金持ちが住んでいるところとは思えなかった。
「へえ。この辺りに住んでいるんだ。」
僕は言った。
「一人暮らしなんだよね。高校生なんだから、一人で暮らしてみなさいって父さんが。」
吉川さんは、苦笑いしていった。
一人暮らしか。
凄いな。
僕なんて、がっちり、実家暮らしだ、親元を離れた事なんてない。
ま、過半数の高校生は、実家暮らしだろう。
「大変だね。」
「うん。御飯とかも自分でしないといけないしね。収入は、動画配信で間に合ってるんだ。」
吉川さんは言った。
勉強もあるだろうに、ハードだなあ。
「ここがあたしの家よ。」
吉川さんは指さして言った。
二階建ての、家で、どっしりとしているいい建物であった。
「いい、家だね。」
僕は言った。
一人暮らしするには広すぎる家だった。
立地も高校から近くて、いい。
「パパが、私の為に建築家に作らせた家なの。」
吉川さんは、当然の事のように言った。
やはり、超絶金持ちならしい。
動画配信なんかしなくても、普通にしていれば、親の仕事を継げるのではとも思った。
口にはださない。
「今日はありがとう。楽しかったわ。また明日。」
吉川さんは手を振って、帰っていった。
あー。
一人か。
自転車にまたがり、走らせた。
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