第20話 残り一カ月
ベンチや噴水といった公園の展示物を避けて光は広場で一瞬大きく輝き、人の姿を作り出す。
そこに声の主であるその人物は現れた。
全体的に黒いローブを身にまとい、外套をかぶっていて全身黒づくめ。
外套で覆われてない顔に当たる部分は青い色の前髪が長く、切れ目の入った白い仮面をかぶっているので表情は見えない。
ルギナが生きていた世界でならきっと旅をする者ならば割とこういった服装の者はいたかもしれないがこの世界では見かけない外見である。つまり異端な姿なのだ。
その異端な外見はルギナを恐怖状態に陥れるには十分な姿だった。
「まったく、違う世界にいるのであれば見つけられるわけがないだろう。お前を探し出すのにどれだけ苦労したか」
その人物はルギナをずっと探していたといわんばかりに発言した。
「目に見えない場所なのをいいことに好き放題しおって」
その人物はあきれるように言った。
外套からかいま見える青色の長い髪と声からこの人物は相当な美しい女性だろろうか、ということは推測できる。
美しいといっても美女の類ではなく、まるで悪魔のような妖艶な美しさだ。
その妖艶な雰囲気は今、ルギナを恐怖に陥れるにはまさにぴったりな雰囲気だ。
「お前がルギナだな。どうやらこの世界でのびのびとしていたみたいだな」
「なぜその名前を……」
この世界で日比田優一という名前ではなくそのかつての名前で呼ばれたのは初めてだ。
今まで優一として目覚めてから一度もルギナは自分からその名前を口にすることはなかった。
その為この世界で自分をルギナという名で呼ぶ者はいないはずである。
つまりこの人物は優一になる以前のルギナのことを知っている何者かなのである。
「自己紹介をしよう。私はモルティノ。ラフィディアを担当する死後に往くであろう冥界……いやお前が行くべき地獄と呼ばれる場所か」
冥界に地獄、という言葉にルギナはぞくりとした。
まさに罪を裁くべき人物であるという役目も補っているのだろう。
「私はその冥界での支配者サティリナ様に仕えている。サティリナ様は冥界を仕切る偉い人物で私の上司。私はいわばこの世界でいうならば使い魔というやつだな。お前を迎えに来た」
使い魔という言葉にも違和感を感じたがなおかつ驚くべきなのはルギナを迎えに来たという部分だ。
ルギナにとっては自分がラフィディアで犯した罪はもう誰も知る由のないことだと思っていた。
住んでいる世界も取り付いた肉体も違えばラフィディアでの出来事は過去のことにできる、どこかそう思っていた。
この世界ではルギナを知る者もいなく、ラフィディアで行った罪についても誰も知らない。
それをいいことに今までこの世界での生活を謳歌していたのだ。
もちろん時には罪悪感もあったが、しかし誰にも変えることもできない環境でもあった。
その生活に終止符を打とうとするものが現れたのである。
「お前のことは探したぞ。冥界でどれだけお前のことを探したか。まさか違う世界に転生しているとはな。そんなことをしても冥界へ来る魂を管理しているサティリナ様にはこの世界にお前が転生していることは水晶でお見通しだったが。あれだけ悪行をしたものが別の世界で人生を謳歌など笑わせてくれるわ」
モルティノは苦笑するように言った。
「その間随分と好き放題していたようだな。お前は自分が何をしたか忘れたわけではなかろう。お前のせいで大勢の人々が命を落としたのだ」
「そ、それは……!」
ルギナは優一として生きて忘れようとしていた過去を思い出され、ドキリ、とした。
もうあれらのことは別の世界の出来事であり、遠い昔のことのようだとすら思っていたのだ。
この世界に別人として目覚めたのなら誰もあのことを知るはずがない、そう思ってのうのうと生きていた。
しかし、今それは過去のことでもなかったことにできるわけではないと現実を突きつけられた。
「僕は……僕は……」
ルギナはなんとか言葉を紡ごうとした、しかししどろもどろで言葉が出てこない。
「言い訳など無用だ。お前のことは全て知っている。ヴィルキア家に火をつけたこともだ」
モルティノの言葉にルギナの過去の悪事も全てこの人物にはお見通しということを悟った。
ルギナがあの世界で犯した悪行も、この世界で別人に転生したのをいいことに新たな人生を謳歌していたこともすべてばれていたのだ。
「ただラフィディアと地球は違う時空の次元に存在する世界だ。その為この世界に私が来るのにてこずったが。お前を追いかける為に余計な時間をかけてしまった」
追いかける、というモルティノの言葉にやはり彼女はあちらの世界からルギナを追ってきていたのだ。
ついにこちらの世界にまでとうとうラフィディアの追手が来たのだとルギナは察した。
「おっと、勘違いするな。私はあくまでも冥界の番人。お前の住んでいた町の憲兵や遺族からは何も頼まれていない。あくまでもあいつらとは無関係だ」
モルティノはそう言った。
どうやら自分を捕まえて憲兵に差し出すといった目的の追手ではなく、あくまでも冥界の番人として来たというのだ。
「僕はあちらの世界では死んだのか?」
ルギナはかねてよりの疑問を投げつけた。
なぜ崖から落ちたはずの自分は気が付けばこの世界で優一として目覚めたのか。
それでは元のルギナの身体はどういった扱いになっているのだろうか?
「今のところお前の扱いは生死不明ということになっている。しかしどういうわけか魂はこの世界に転生してしまった。だからこそ冥界の番人である私が来た。魂を扱うのは私の役目だからな」
仮面のせいで表情の見えないモルティノの顔は今はただその無機質な仮面が覆っていて話し方一つ一つがどこか勘に触る言い方だった。
「お前、ここ最近は悪夢にうなされていたはずだろう。ラフィディアであの後どうなったのかをお前は夢で見ていたはずだ」
優一はその言葉がズバリと当たっていた。
最近やたらあの世界で自分が起こした事件の後の映像が夢の中で再生される。
あれは単なる自分が見ている夢であり、実際に起こっていることとは関係ない、と割り切っていたつもりだったが偶然ではなかったらしい。
「サティリナ様がお前に罪の重さを知らせる為にお前の夢の中へラフィディアの光景を映し出していたのだ。これまでお前は自分のしでかしたことの重さを知り、どれだけの人間がお前を憎んでいたのかすでに見たはずだろう」
ここ数日夢の中で見てきた光景が浮かんだ。
ルギナの罪によって命を落とした家族や恋人の恨みや悲しみに絶望する残された者達。ルギナの行方を追って日々の時間を費やす兵士達。
それらはルギナの心へと重くのしかかり日々心を追いやっていった。
やはりあれだけのことをしでかしていた罪は重かったのだ。
それを思い知らすためにその冥界の主は自分にわざとあの夢を見せつけていたというのだ、
「僕は……どうなるんだ」
自分の犯した罪の重さを見せつけられ、なおかつこうして冥界の使い魔が自分の元へとやってきたことに、自分はただではすまないということを察する。
「もちろん決まっている。お前の罪は重い。逃れてのうのうと暮らせるはずはない。お前は本来地獄におちて永遠の苦しみを味わなければならないのだ。苦行を強いられそこで永遠に苦しむ。それがお前に与えられるべき罰なのだ。人を殺めたものは相応の罰を受けねばならぬ」
ルギナはゴクリ、と唾をのみ込みその苦しみを想像した。
地獄に堕ちた魂は永遠にその苦しみを味わい、それがずっと続く。
やはりルギナが行った罪はそれだけ重かったのだ。
「そんなの嫌だ……」
小さな子供のようにルギナは自分へ下される審判を拒否した。
嫌だった、せっかく手に入れた幸福な生活を失いたくない、という気持ちがあったからだ。
この世界に来て初めて与えられた家族の愛、学校と言う場所、勉強の楽しさ、それらを今失うのは怖かった。
「本来ならばその体は元の持ち主だった日比田優一に返すべきだ」
それはルギナが優一として目覚めてから何度も思っていたことだった。
本来のこの身体は優一のものだ。それをルギナが居ついてしまい、その優一の人生を奪ってしまったのである。
「じゃあ、この身体の持主の本物の優一はどうなったんだ!?」
ルギナはこの身体で目が覚めてからのかねてよりの疑問を投げた。
自分が優一としてこの身体についてしまったのであれば元の優一本人はどうなってしまったのか。
「日比田優一本人はもうこの世界には存在しない」
モルティノは事実を告げるためにきっぱりと言い切った。
「冥界で調べたところその日比田優一という少年はもうあの事故で死ぬことが生まれた時から決まっていたんだ。寿命だ。運命は誰にも変えられない。それが生まれ持っての日比田優一の最初から定めだったのだ。そこへお前が入ってしまった」
元の持ち主である優一は助かることもなく、あの事故で死亡する定めだとモルティノは言い切った。
「じゃあ本物の優一はもういないっていうのか?」
「優一の魂はもう天へと召されすでに転生した。優一はもうあの事故で死亡し、すぐに転生して別人に生まれ変わる予定だったのだ。それは最初から決まっていた運命だ」
その事実は変えられないとばかりにモルティノは冷静にそう告げた。
ルギナが心配していた優一本人の魂はもうこの世にはいない。
優一本人がもういないのであればルギナが優一の身体を乗っ取ってしまったことにより優一の人生を奪ってしまったのではないか、という心配がなくなったからだ。
「元の優一はもういないのなら、じゃあこの身体はどうなるんだ」
「だからその体はもはやただの抜け殻だ。日比田優一が死を迎えた時点で優一の体として家族に埋葬させるべきだった。そこへ何かの偶然の拍子なのか事故なのかお前が入ってしまったのだ。これは本来あってはならないことだ。」
モルティノは事実を延々と述べた。
やはり死んだ者の身体に別の魂が入ってそのまま人生を過ごす。これはあってはならないことである。
その肉体の運命は持主である元の魂が消滅すればそこまでなのだ。
「僕の魂が抜けたらどうなるんだ?」
「もちろんただの抜け殻として日比田優一の死体になるだけだ。その体の持主はとっくに死んでいるのだからその身体も埋葬されているはずだった。それをお前が冒涜しているのだ」
もちろんこれまでルギナが優一として過ごしていたことには周囲を欺いている罪悪感はあった。しかしもうどうすることもできなかった。
ルギナはこの身体から脱出する方法を知らないし、元の場所へ戻る方法もわからないのだ。
もしもモルティノの話が本当であれば本物の優一はすでにこの世にいない。
優一の家族はきっと本物の優一がすでに天に召されもうこの世にいないと知ったらどんな顔をするだろうか。
きっとあの両親は悲しむに決まっている。仮とはいえ家族のそんな顔は見たくなかった。
しかし本来なら優一はあの時に死んでいるはずだったのだ。それをルギナがこの身体に入り、優一として生き返ってしまった。
これは本来あってはならないことであったのだ。
「嫌だ……。僕はもうこの身体でこの世界で優一として生きている。この世界で家族だっている。友達もいる。僕がいなくなったらみんなが悲しい顔になる」
優一が事故にあったと聞いた時、あの母親は自分が死んでもいいから優一を助けてほしいと祈ったほどに優一のことを大切にしていた。
その息子を再び失うとしたらどんな顔になるか。中身が別人でも息子の肉体が生きているならばそれでいいのではないのか、と思ったからだ。
「お前……何か勘違いをしていないか? 日比田優一が死んでその身体を別人であるお前がのっとったということは、優一の家族や友人は優一であるその身体の者に愛情を注ぎ親しくしたのであって、赤の他人であるお前を好きになったわけではないのだぞ?」
モルティノの言葉にルギナはまるで鈍器で頭を殴られたかのように衝撃を受けた
「うっ……」
うすうすわかっていたがそれでも認めずに与えられていた幸福を味わっていたその感情に現実を突きつけられて正当なことを言われた。
優一の家族は息子に愛情を注いでいるのであって、中に入ったどこともわからぬ赤の他人のルギナを可愛がっているわけではない、それは紛れもなく事実なのである。
「それはっ……」
「むしろお前は優一の身体を好き放題している赤の他人にすぎない」
「……」
ルギナは現実を突きつけられもはや返す言葉も思いつかなかった。
優一の周囲の家族や友人は「日比田優一」を好きなのであってその中にいる別人であるルギナを好きなわけではない。
みんなこの身体が以前のまま日比田優一だと思って接しているのだ。誰も最初からその中にいるルギナのことは見ていない。
ルギナはこの世界に来て、みんなが自分を見て自分を愛していてくれているのだと錯覚していた。
しかしそれは間違いであくまでもみんなは優一の身体だからこそ優一の姿として見ているのであって誰もルギナを見ているわけではないのだ。
もしも中身が優一本人ではなく赤の他人のルギナが優一の身体を好き勝手していると今の家族が知ればどうなるか。
それこそ実の息子を返せとか早く出ていけとルギナに冷たい視線を寄せるだろう。
結局あの世界と同じようにこの世界でもルギナは誰からも見られていない、孤独なままなのだと現実を押し付けられたような気がして深い絶望感を味わった。
「そんな……」
優一の身体でルギナは一瞬にしてその絶望感が身体にのしかかってきたような重みを感じ、もはや立つこともできなくなってその場に座り込む。
そしてその事実の悲しみに涙があふれてきた。
「やはりお前はすぐに冥界に落ちるべきだった。そうすればこちらの世界で人のあたたかさを知ることはなかっただろう。それもただの別人に成りすましての仮暮らしだったわけだ。ラフィディアの放火だけでなく、日比田優一という赤の他人である別人の身体を使ってまで好きに生きようとしていた罪は重いぞ」
ルギナは今、絶望の淵に立たされていた。
やはり自分を愛してくれる者はいない。
優一の家族は優一を愛しているからこそその身体である今のルギナに愛情を注いだまでなのだ。
ルギナに与えられた正しい運命は罪の裁きを受け、冥界に落ちること、そこで永遠の苦しみを味わうことなのだ。それこそがあれだけの罪を犯したルギナにふさわしい道である。
生まれた頃から魔法持ちだということで世間には冷たい目を向けられていた。この世界に来て初めて自分を大切にしてくれる家族の温かさを感じた。
しかしそれはルギナ自身ではなくあくまでもその肉体の持主としてなのだ。
ルギナのことなんて誰も知らない、愛してはくれない、守ってはくれない。
こちらの世界に目覚め、改めてやはり自分は孤独なのだと現実を向けられる。
「これでもうわかっただろう。お前は本来の罪の重さに向き合わねばならぬのだ」
悲しみの余韻に浸っているルギナに追い打ちをかけるようにモルティノは言った。
周囲はすっかり日が落ちて暗くなり、ルギナとモルティノを公園の街灯が照らしたがモルティノの影と地面に映し出されるルギナの影だけが伸びていた。
「そうだよな……誰も僕のことなんて……最初から見てないんだ」
ルギナは足には力が入らずその目からは涙があふれていた。
ようやく見つけたと思った自分自身の居場所を再び奪われようとしていること、そしてやはり犯した罪からは逃れられないのだとその意識の刃が今、まるでルギナの心をズタズタに切り裂いていた。
「じゃあ。僕は今からどうすればいい?」
「とっととその身体を引き渡すのだな。お望みなのであれば私が今、その身体を引き裂いて魂を無理やり引きはがしてもいいのだ」
「つまり、僕はやはりこの世界でも死ぬってことか」
「飲み込みが早いな。つまりそうなる」
決断を迫られ、ルギナは今の生活が失われるのだと覚悟した。
薄々感じていたルギナの犯した罪はラフィディアにとって終わったことではない。
今も犯人であるルギナ自身が行方不明為に街では犯人が見つからない恐怖と遺族にとっては許せない怒りや苦しみがなお続いているのだ。
あの遺族達の悲しみを見ていてこのままルギナが別人としてのうのうと幸福に生きていいはずなどないとわかっていた。
やはりあれだけのことをしておきながら幸福に暮らすなどは許されないのだ。
罪を犯したんであれば裁きを受け、罰を受ける。それが世の中のルールである。
ラフィディアにとっては今もルギナが生死不明なことは遺族にとっては犯人に怒りをぶつけられない苦しみで、事が終わらないのである。
「やっぱり僕はちゃんと罰を受けなければならないんだな……。ちゃんとこの身体を優一として終わらせて、僕は罰を受けるんだ」
ルギナは子供ながらにおいてこの世界で様々な人々を見て愛されるということと同時に罪を犯したことへの償いや怒りに連鎖を見てきた。
クラスメイトの日村のように、家族を殺された者にとってはたとえ裁きを受けて罰が終わったとしても悲しみは一生残るのだと。
「僕は……」
しかしもうこの身体の持主である優一本人はいないことで家族を悲しませるのには抵抗があった。
あれほど息子を溺愛している家族が再び息子を失うことになればどれだけ悲しむか。
そう思い、ルギナはある決断を出す。
「せめて、この世界にお別れをさせてくれないか」
ルギナは使い魔であるモルティノに対してそう告げた。
「僕はもうこの世界で優一として暮らしている。死ぬのならばちゃんとみんなにお別れをしたい」
「ほう、それではその身体と別れる覚悟はできているというわけか」
モルティノの表情のない無機質な仮面から除く切れ目から冷たい視線を感じた。
「僕のやった罪はそのくらい重いんだろ。逃げるつもりはない。僕のしたことが許されないことはわかっていた。だから、好きなようにすればいい。でも、せめて別れの時間はくれないか」
ルギナは悪魔のようなモルティノにこんな言い訳が通じるのかどうかはわからないが賭けに出たのである。
「まあ、いいだろう。元々お前には残り時間が少ないことへの告知をしに来ただけだ。今この場で身体から力づくで魂を引きはがしてもすぐに冥界へ連れて行くことはできない」
試しに言ってはみるもので、モルティノは話がわかる使い魔だったのか否定はしなかった。
「冥界は罪人の魂が多く来ていて一人一人を裁くのに時間がかかっていた。どうせ今冥界に来ても一カ月は魂を待機させることになる。その間罪人の魂が逃げないように魂を確保するのが我々の役目だがお前が逃げないで裁きを受け入れる覚悟があるのならば一カ月待ってやろう」
陽が落ちた公園はすっかり辺りが暗くなり、冷たい風がルギナに吹き付けていた。
まるでその風はルギナへと残り時間を宣告するように。
「お前の残り時間はあと一カ月、一カ月だ。それまでに別れをすますべきだな」
モルティノはそう言い残すと影もなく目の前から消滅していった。
暗くなった公園で一人になり、いよいよこの生活も終わりが近づいているのだと実感する。
残り一カ月、その一カ月をどう過ごすか悩んだ
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