第11話 スキルも魔術も無いと面白くないよね
スキルも魔術も無いと面白くないよね
「これでは攻略がかなり滞るぞ。」
「我々が来ているから、さらにダンジョンが改装を重ねる可能性もある。」
「まだわかりません、一先ずここから出て行くぞ攻略は返って王宮の書庫で調べなければなりません。」
野菜の育てる順番など知る由もないため、試行錯誤が必要となる。
知恵の門を使って何回もやることも大事だ。
「これならば、奴隷を連れてきて攻略させるしかあるまい。」
「ええ、あまりしたくはありませんでしたが。」
「学者の中でスキルを取られたモノは居るか?」
「鑑定を使って確認していますが現在見受けられません。」
スキル
彼らの会話を監視していたダンジョンマスターは監視水晶の前でこれらの情報を詳しく精査し始めた。
「スキル、そんなものがあるのか。」
転移したときの説明には一切そんなこと書かれていなかったし、マニュアルなんかもこの水晶一つになっているから、読み切れてはいなかった。
「マニュアル、マニュアル……。」
スキルとは人類が勝手に言ってる技術のこと。
正確に言えば魔術式の一種だけど、魔術が使える人はスキルが使えなかったりするからわからないのよねえ。
ちなみに性技ってスキルをMAXまで高めると良い得点を付けてあげるわ。
何か最後の文章、怪しい。
転移させてきた人物が未だにどういった存在なのか記載がないかも調べてみたがどこにもなく。
スキルを使用した映像を魔力が見える機能を使って見てみたり、色々、ヒントは無いか調べていた。
「なんだこれ?」
魔力のフィルターを見てみれば細い線が幾栄にも散りばめられた回路が放出されているように見えた。
「普通の魔術はどうやって使うんだ?」
普通の魔術を使っているところはないか調べてみると畑を耕すときに確認できた。
「なるへそ、こりゃメモリのあるなしの違いだな。」
見た感じ人体に例えるならスキルは脊髄反射、魔術は意識的行動。
そんなところだろうか。
メモリの有無と表現したのは情報の一時置き場になるような場所があるか否かである。
「L2L3キャッシュみたいなのはあるし、多分直感的に仕えるな。
わずかだがスキルの方が早いのか。
まだ、検証材料が足りないな。
スキルを使わせる階層を追加しなければ。」
仮説を提唱するなら、脊髄反射によるクセと意識的に行う行動との癖が上手く分けられないこと。
脊髄反射の動きを意識的な行動の速さで行うのは難しく、尚且つ意識的な行動以上の力を発揮できることから、
頭の中の理論が追い付いてないのかもしれない。
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スライム道
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