◆あとがき◆

「永別の詩」を最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


 30代半ばにガンで夫を亡くしてから、生と死というものを身近に深く考えるようになりました。


 息子たちも大きくなり、わたしも歳を重ねながら、祖母を、母を見送って……そうして最後に父を、こうして見送り……。


 逝くひとを見送るたびに、わたしはちゃんと生きて、ちゃんと死に向かい合えるだろうかと心は揺らぎます。自信はありません。


 でも、どれだけみっともなく足掻いても、生きねば……と思うのです。その時がくるまで。死ぬまで懸命に生きねば……と思うのです。


 読んでくださった皆様に、改めて心から感謝申し上げます。     


☪︎つきの

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永別の詩 ◆亡き父へのラブレター ◆ つきの @K-Tukino

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