第14pedia 初詣
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初詣に来た3人。各々挨拶を済ませると、
「初詣とは、年が明けてから初めて、神社や寺院などに参拝する行事です!一年の感謝をささげたり、新年の無事と平安を祈願したりするものです!」
「ってここに書いてあるねえー。」
「ああん。
「珍しいこともあることだと思いましたが、そういうことでしたか。」
和気あいあいとしながら、参拝をする3人。
「もしかして、
「えっ、ほんとですね。連れ戻してきます…」
「
「おはよおー。初夢には富士と鷹と茄子がでてきたよおー。」
「参拝中に寝ないでください。あとそれ、ほんとに夢ですか?そこの社務所のものではないですか?」
「んー、どっちだろうねえー。」
「あ!おみくじがある!いこう!」
列に並んでいる間に、
「今日は『どうして?どうして?』って言わないんですね。いろいろ引っかかることがありそうですのに。」
「んー、お正月休みかなと思って!」
「
「じゃあじゃあ、さっきの初夢の富士と鷹と茄子!どうしてこの3つなの?」
「それは諸説ありますよね。語呂合わせで『無事』『高い』『成す』とするだとか――」
「あー、お正月休みさんはそこまででいいよおー。続きはこの
「あとは、このことわざが出てきた頃が江戸時代ってこともあって、徳川家康とか駿河国由来の説が多いねえー。家康の好物とか、駿河国の名物とか、駿河国の高価なものとか、いろいろあるよおー。」
「ほえー。家康とか国がどうこうとかあんまりピンと来ないから、わたしは語呂合わせが好きかな!」
そんな話をしている間に、おみくじの順番が回ってきた。
それぞれおみくじを引き、結果を確認する。
「わたしは中吉!|
「私は吉ですね。こういうのって最後の人が凶のパターンが多いですが、
「私はねえー。残念ながら大吉なのおー。」
「いいなー!」
「おみくじは中身が大事といいますしね。」
「あれえー?
「煽らないでください…。じ、実際運勢よりも、中身を見てどう受け止め、行動するかが大事といいますし!」
「ま、そうなんだけどねえー。中身読んでみよおー。」
「吉と中吉って、中吉の方が上だよね?」
「それは場所によりますね。ここは大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶だそうです。場所によっては平、大凶などが加わったり、大吉の次が基地だったりします。」
「最近は凶が入ってないところもあるみたいだねえー。」
「えっ、出たら悲しくなるけど、凶がないのもそれはそれでやだなー。」
そういいながら
「じゃあわたし、
「うんうん。そうだねえー。
「大事なのは運勢ではなく中身ですから!!」
それの様子を見ながら
それから3人は帰路に就いた。
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