登場人物
クオーリア共和国
*多分増える
ナターリア・フォン・ヴェローア
クオーリア共和国第六王女
魔法の才能、容姿共に高いという、クオーリアにおいては引く手あまたの存在だが、本人の根の性格があまりにも堕落的なのが全て無駄にしている。
王位継承権も下位の下位なため、王やその側近もわざわざ気にかけたりもせず放置したことが更にそれに拍車をかけてしまい、最低限の公務すらも姉妹に押し付けるなど、あまり印象はよくない。
ただ、非魔法使い相手となると別で、人が変わったように精力的に援助しており、下層階級からの人気は最早カリスマレベルである。
また、軍事にもある程度興味関心があるのか、単に珍しいもの好きなのか。
自身の騎士団に魔法使い、非魔法使い問わず銃装させてたりと変わったことをしている。
ただ、本人の権力などは低く、権力欲も無いので国政には一切ノータッチである。
レーン・トルクホーズ
クオーリア共和国王室教育係
ナターリアの教育係で元々はセイムの議員。
有能であったことと、人付き合いが悪かったことが原因で厄介払いされており、彼自身もセイムにうんざりしてたので二つ返事で教育係を了承。
あまりにも堕落的な主に呆れながらも、その分自由で、給料もいいためあまり不満は無かったりしてる。
ナターリアの公務を減らしたり、睡眠時間を確保してあげるためだけにセイム開始時刻を無理やり遅らせたりと、どうやってるかは不明であれどもとにかくやりてなのは確か。
内心に秘めたある目的があるが、それに気づいているのは未だナターリア一人だけである。
ユセフ・ロフスキー
ナターリア騎士団団長
ナターリア直属の騎士団を指揮する軍人。
士官学校では優秀な成績で卒業し、軍人としてはもちろん、個人の魔法の才も完璧、しかも清廉潔白で忠誠心も高いといいところばかりなのだが、何故そんな人物がナターリアなんかの騎士をやってるのかは謎である。
賢いはずなのだが、どうも世間一般との認識やら価値観やらにずれが多く、それもあってレーンが共和国内で唯一舌戦で勝てない男ともいわれている。
魔法使いと非魔法使いの確執が酷い今の世で、その割合が半々のナターリア騎士団を上手くまとめ、しかも慣れない銃兵という兵科を鍛え上げ、結果的にそれを共和国有数の騎士団と仕上げたりと、指揮官として、指導者としての能力は間違いなく高いのだが、肝心のナターリアが騎士団を動かさないのでその力が振るわれることは滅多にない。
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