応援コメント

第十二話:復讐は誰がために」への応援コメント

  • この復讐は良いよね。家族の問題ですしね。

    作者からの返信

    あますさん、応援コメントありがとうございます!
    復讐、人によっていろいろな考え方があるとは思うのですが、今作では私なりの回答を提示してみました。「復讐はむなしいけれど無駄ではない。過去と訣別して新しい人生を歩み出せるのであればその行為には意味がある」といったところですね。
    エルトギャウ編は次回でラストとなりますので、ぜひぜひお見届けいただければと思います!

  • 銀河文明時代の再生医療でも無理なのかしら…(´・ω・`)

    作者からの返信

    本編では紙幅の都合で書けなかったのでこちらで説明をば!
    劇中世界でも過去にはかなり高度な再生医療や遺伝子工学が存在していたのですが、太陽系外の植民星で作られたクローンやデザイナーベイビーが軍事転用されることへの危惧から規制が強化され、本編の時代ではほとんどロストテクノロジー化してしまっているんですね。そのかわり義肢・義眼や人工臓器といったサイバネティックス技術が長足の進歩を遂げたので、先天性・後天性をとわず身体的な障害はほぼ補えるのですが、脳と生殖細胞だけは機械による代替が効かない部位ということもあり、一度失ったら取り返しがつかないものになってしまっています……。

    ……と、設定的にはそんな感じではあるのですが、メタ的にはもうひとつ理由がありまして。
    スターウォーズや宇宙世紀ガンダムや銀英伝やカウボーイビバップでも再生医療関係の話は出てこないので、影響を受けた先行作品へのリスペクトを込めて、本作でも失った部位は基本的に機械で代替するしかないというスタンスを採っています。ルベルには可哀想なことになってしまいましたが、子孫を残すことは人間の存在意義の本質ではないということで、血縁でしか物事を捉えられない異母兄たちを彼女が倒すというストーリーにはそのあたりの私の考えも込めたつもりです。

  • 冷徹なようでちゃんと情もあるドンの株が上がりました……! それに比べて血が繋がっているとは思えないクズ兄弟は……。復讐は虚しくても無駄ではないとの言葉、その通りであると良いです。
    ルベルの命の恩人ということにもなったショウジ、今後の関係にも期待が高まります(*´艸`*)

    作者からの返信

    悠井すみれさん、応援コメントありがとうございます~!
    艦隊戦が海賊側の勝利に終わったのに続いて、今回のエピソードの黒幕である異母兄二人とルベルとの因縁にもようやく決着がつきました。
    クズ兄弟、作者としても一連の話を書きながら「二人そろって地獄に落ちろ~!」と思いながら書いたので、そう言っていただけて大変光栄(?)でございます。ドンから見放されるのもむべなるかな……とお思いいただければ!
    ジュリエッタがルベルにかけた言葉は、しばしばSNS等で議論になる「復讐は肯定されるべきか否か」といった問題への私なりの回答でもあります。復讐を成し遂げても失ったものが戻ってくるわけではありませんが、ルベルが理不尽に破壊された人生を自分の手に取り戻すという意味ではけっして無駄ではなかったのです……うう。
    戦艦撃沈に続いてお嬢の危機を救うという大殊勲を立てたショウジにどんなご褒美があるのか、次回もぜひぜひご期待ください!