みんなを洗脳したくせに「私だけはあなたの味方だよ……」とほの暗い吐息声で囁いてくるヤンデレ吸血鬼同級生

//吐息多めに喋る


やぁ……こんばんは……


あ、ごめんね、まだお昼だったね……ふふ


それで……ちょっと、お話いいかな……?


ふふ、ありがとうね……


ねぇ、君って、私のこと、どう思ってる?


……ふふ、優しいねぇ……


でも、君にだけは本当のことを言ってほしいなぁ……


//右至近距離吐息多め囁き

ふ、ふふ……そうだね、私に洗脳されない、君だけの言葉で、教えてよ……


…………そっかぁ


まぁ、そうだろうね……


私は、ほかの種族よりもちょっと強めな吸血鬼だし……


それに……怪しいよねぇ……ふ、ふふふ……


うん、うん……それは、その通りだよ……逆に、可愛いとか普通とかって言われた方が、傷つくなぁ……


うん、わかった……まぁ、それは、それとして……


君は、私のことを愛せる……?


……もちろん、恋人として、お嫁さんとして……


ふふっ……わかる? 好きな人として愛せるって聞いているんだぁ……


できる?


……ああ、まぁそうだよね……ふひっ……愛せないかぁ……


それは、どうしても、ムリ?


//ほの暗く左至近距離吐息多め囁き

なにを失ったとしても、それだけはムリかな……?


ふふ、なんでかって?


いいじゃん……君が僕を嫌いなように、僕だって君を好きになったって、いいでしょう?


//右至近距離無声囁き

ねえ……私とぉ、愛し合ってよぉ……


んふ……そっかぁ、いやなんだねー……


うん……うん……わかったよ……


それじゃあ、私と付き合わなかったこと……


//恐ろしく吐息多めの右至近距離無声囁き

こう、かい……させて、あげる、ねぇぇぇ……♡


んふ、ふふふふ……


//場面転換、数か月後


……あら……こんなところで、独りぼっち……


//右至近距離無声囁き

誰かに、襲われちゃうぞぉぉ♡


ふふっ、脅かしちゃったね……ふふふ……


それで……そっか、みんなに避けられているんだね……可哀そう、可哀そうに……ふひっ……♡


ええ……? 私の、せい?


そっかぁ……そう思うんだ……


//低音右至近距離無声囁き

君のせいなんだって、どうして気がつかないのかなぁ?


んふふ……君が、最初から私と愛し合っていれば、良かったことだよね……?


たったそれだけだよ……わかったかな?


洗脳を、解け?


ふふ、でも、もう遅いんだぁ……


だって、洗脳を解いたところで、君への気持ちは変わらない……


洗脳していた頃の記憶は残っているんだから、みんな、こう思うよ


//左至近距離無声囁き

あいつを嫌っていたんだから、いまさら近づくのは、変だよね……


//右至近距離無声囁き

あいつは仲間じゃないんだし、放っておこう……


ふ、ふふひっ、ふひひひっ……


ねぇ……でも、気づいてるでしょう……?


//甘くとろけるように右至近距離無声囁き

私だけは……あなたの、味方だよぉぉ……♡


ふふ……あなたに、かまってあげる


あなたを、よしよし、してあげる


あなたと遊んで、仲良くして、恋もしてあげる……


//左至近距離無声囁き

ねぇ……私だけは、あなたの友達、だよ……?


ふふ、ふふふふ……


あなたの人間関係は、滅茶苦茶にしたけれど……


//甘く右至近距離無声囁き

あなたの唯一の、恋人……愛し合ってる人……彼女、だよ……?


ふふ……それじゃあ、私の手に、キス、してくれる?


私を、ちゃんと彼女にして?


そうしたら……あなたが寂しかったこと、つらかったこと、悲しかったこと……


全部消して、幸せにしてあげるから……


さあ、おいで?


私と、ほの暗い幸せの中に、浸ろう?


ちゃんと、抱きしめてあげる……


んふ、んひっ、んふふふっ♡

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