吸血聖女様に回復魔法をかけ続けられながら無限ちゅうちゅう♡されちゃう

//大聖堂


//祈りを捧げている

我らが神よ、憐れな私をお導きください……


ふぅ……


あら、すみません、いたのですか?


//「今日もお祈りですか?」


ふふ、そうです、今日も神に祈りを捧げていたところなんですよ


私も、神の導きに従う一人ですからね


それに聖女ですから、ことさら神のことを敬わなければなりません


あなたにもわかりますよね?


//「うーん……」


あら、だめですよ?


あなたはあの時から、私の身辺警護を任せているんですから


それなりには、信仰心を抱いていただかなければ


//「そんなことより、衝動は大丈夫なの?」


……ああ、その事ですか


私もちょうど、そのことについてお話ししようと思っていたんです


//「とすると……やっぱりキツいんだね」


……ええ、おっしゃる通りです


では、私の部屋まで来ていただけますか?


こちらです


//聖女の個室へ移動


さあ、ではお好きな格好になってください……


ああ神よ……今からする行いを、どうかお許しください……


そしてあなたにも、痛い思いをさせてしまうことを、ここで懺悔させてください……


//聖女が押し倒し


はぁ、はぁ、はぁ……!


ああ、私ったらなんてことを……!


//急いで戻り


すみません、はしたない真似を……


聖女である私が、よもや……


吸血鬼にされてしまうなんて……


はぁ……私は愚かでした


共を引き連れて、吸血鬼退治に出向いたものの……


騎士は全滅、それに、あなたに助けてもらった私は……


聖女の身でありながら化け物になり、皆さんを騙して聖女を続けているなんて……


//「あなたは立派だよ」


……ありがとう、ございます


でも、あなたにまで迷惑をかけてしまっています……


こんな、定期的にあなたの血を吸わなければ……


吸血衝動に、かられて……!


……くっ、うう……!


ご、ごめん、なさい……どうやら、来てしまったようです……


すみませんが……私の、欲望を……受け止めて、くださいね……!


…………


//様子が変わる

ふ……ふふ……♡


いや……すみませんね……いつもしみったれたことばかり言ってしまって……


でもあなたは、私に吸血されるの好きですもんね……♡


ふふ、ふふふ♪


//押し倒し


ああ、大丈夫、大丈夫です、怖がらないで? 暴れないでください


//甘く囁き

どうせ、吸血鬼の私に抵抗なんてできないんですから


優しく……してあげますからね……


だから、今日もいっぱい吸わせてください


その代わり、聖女の力で、いっぱいいぃっぱい回復させてあげます♡


素晴らしいですね♡ 吸っても吸っても、聖女のありがたぁい力で失くならないんですから


よかった……本当に、よかった


ああ、ほぉら、逃げようとしないで?


あなたは私の血液袋なんですから


か弱いはずの清く美しい聖女の胸のなかで、大人しく吸われていてください


さぁ……二人で運命を呪いましょう?


んふふふふ……♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る