お腹が大きくなったヤンデレ娘♡

おはよう、あなた♪


なにって、朝の挨拶だけど?


んふふ、私たちは夫婦なんだから仲良くしなくちゃ、ね?


……そうだよ? 私たちは仲がいいでしょ?


んふふ、その拘束は仕方ないんだよ


あなたの手足は縛っとかないと、いつ危ない目に遭うかわからないでしょ?


だったら、お嫁さんとしてはきちんと責任もって拘束しなくちゃだから


だけどなんにも気にしなくていいんだよ?


これまでだってなにも不自由してないでしょ?


拘束自体が不自由?


……そんなこと、ないよね?


だってそんな風にはしてないんだから


そんなわけない?


……なにが、不満なの?


私と一緒にいるのがいや?


私がお世話するのがいや?


……ねぇ、この会話前にもしたよね?


その時、ちゃんと解決したよね?


どうして? まだわがまま言うつもりなの?


……ねぇ、自覚持ってる?


あなた、この子のパパなんだから


……え?


えって……あれ、言わなかったっけ?


私、妊娠したんだよ?


……あれ? おーい? どうかしたのー?


嘘?


……なんてこというの?


//低音囁き

ねぇ、この子になんてこというの?


私たちの愛の結晶だよ?


その子にそんなこと言うなんて……


まさかまだわかってないなんていわないよね?


あれだけしたんだから、赤ちゃんできるのは当たり前でしょ?


ほら、私のお腹、見て?


ちょっと膨らんできてるでしょ?


……先にいっとくけど、太ってるんじゃないからね


はぁ


まさか、まだ父親の自覚がないなんてね


でも将来はこの子のためにいろいろ頑張ってもらわないとだし……


これからはもうちょっと厳しくしつけよっか


大丈夫♪ ちゃんとパパになったんだって自覚させるだけだから


//低音囁き

わからなかったら、わかるまでやり続けるからね


具体的には~、私とこの子をめいっぱい溺愛しちゃうパパになるまでっ♡


//甘く囁き

ちゃんと私がパパにしてあげるから、覚悟してね♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る