イケメン高身長女魔王が出向いてきていろんな意味で敗北して……♡
お、見つけた
やぁ、君が勇者君かな?
ふむふむ……
やっぱり実物は違うねぇ
色気っていうものをよく感じるよ
ん? 僕かい?
あれ、察しが悪いのかな
それとも根っからの善人だから疑うってことを知らないのかな?
ふふふ……そそるじゃないか♪
やぁ、君にとっては初めまして
僕が魔王……君が倒すべき相手さ
冗談? ふふ、そんなことないよ
僕はちゃんと君の敵だよ
戦いに来た? ううん、そんなことじゃないよ
それに、戦うくらいなら部下にやってもらうしね
僕がわざわざ出向いてきた理由はね
//甘く囁き
君を寝返らせるためさ
僕さ、感激しちゃったんだよね!
君みたいなタイプの人間が僕のところに無理して来てくれるなんて!
そう思ったら、別に待ってる理由もないだろうから来ちゃった♪
さぁ、君にとってもこの戦いは無意味だろ?
僕は君になにもしてないし、恨みを買ってもいない
それに、僕のところに来れば素晴らしい生活を約束しよう!
毎日毎日最高級の暮らしができる
//甘く囁き
それに、僕という最高の女もいるしね
だから、僕のところに来てくれるよね?
……おや、嫌なの?
なんで?
……へぇー、あくまで人間側なんだ?
見上げた意思だね……うんうん、まぁ簡単に寝返られてもね
まぁ、それは置いといて、とりあえず来ておくれよ
そうすれば、別に人間の方にいなくてもよかったって思えるさ
……へぇ、それでもなんだ?
じゃあしょうがないね……
//低音囁き
今すぐ決闘してわからせてあげるよ
//決闘後
あーらら、まぁそうだよね
まだ鍛えてない勇者くんじゃ歯が立たないよねー
まぁ、これも全部、最初の村で魔王に出会っちゃった自分を恨んでね
さて、決闘で負けた君は、僕のモノだ
わかったかい?
……まだ負けてない?
へぇー、言うねぇ
あのさ、自分の立場わかってる?
//低音囁き
お前は僕に負けたんだよ
もうお前は僕のものなんだ、もう人間側なんかじゃない
人類を滅ぼす僕をそばで支える存在なんだよ
……なんで君なのか?
あぁー、好きになった理由だね?
顔は悪くない、そして弱い
性格は真っ直ぐで素直で、僕で真っ黒く染められるかなぁって思ったからさぁ♡
それに、君に助けられた女の子たちがとても幸せそうじゃないか
僕も、あんな笑顔にされたいなって思ってね……
……してあげるから、モノにするのはやめてくれ?
ふむ……なにか勘違いしてるね
君、たくさんいる女の子のなかで、僕も同じように扱おうとしてるだろ?
それはダメだよ、僕は魔王なんだよ?
君の一番は僕でなくちゃ……ね?
無理?
//低音囁き
無理なんて聞いてない、そうしろって言ってるんだ
ふふ……お喋りしすぎたね
君との会話はいいけど……でも、この内容は僕の癪に障る
//低音囁き
まずは僕を愛せるように徹底的に調教してからだね
//恍惚と
ふふ……そうなれば、世界征服のやる気が出るよ♡
さぁ、僕と一緒に夢を見ようね
//甘く囁き
僕だけの勇者君♡
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