ヤンデレ王子様系彼女にお家デートでわからせ婚約耳かきされた

//玄関ドア開け


やぁ♪ 僕の彼氏君♪


あぁ……ここが君の家なんだね……


やっと、やっと……君の部屋にあがれることをずっと待ち望んでいたよ……♪


全く、君と言ったら、部屋が汚いだの、彼女に幻滅されるだのって言ってばかりで全然上げてくれないから……


もう、僕が一緒にお部屋、掃除してあげるよっていつも言っているのに……


まぁ、いっか


……今日は僕のために、部屋を掃除して、君自らおもてなししてくれるってことだもんね?


//甘く無声囁き

やっと僕を招待してくれて嬉しいよ


それじゃあ、お邪魔するね


……へぇ……


んふふ、君の部屋って感じがするね


君の匂いがするし、君の雰囲気も……


おっと、まぁここに君がいるんだから当たり前だね


//甘く無声囁き

危うく変な事を言ってしまうところだったよ


すぅーー……はぁーー……♪


え? 何をしているのか?


あぁ……いい香りだから、つい深呼吸してしまってね


え? 恥ずかしい?


//甘く無声囁き

そんなことないよ、堂々としてくれれば良いんだ、僕の彼氏君なんだから♪


さぁて、僕に何か手伝えることはあるかい?


え、座っててくれ?


ふふ、じゃあ今日は彼氏君のお言葉に甘えて、そうさせてもらおうかな


//座り


//以下3行、少し遠くから


へぇー……ふふ、ここが彼氏君のお部屋かぁ……♪


ふふ、どうしようかなぁ……


ん? あれ、これは……


あ、紅茶かい? ありがと、いただくよ


あぁ、それで少し聞きたいことがあるんだけど良いかな?


実はこれを見つけたんだが……


//低音無声囁き

これはどういうことかな?


これは俗にいう、えっちな本だね


んふふ、君も男の子なんだね、わかるよ


だけど、これはいただけないなぁ……


本の中身は、まるで年端もいかない少女ばかり、しかも凄く可愛い子ばかりじゃないか


ふふっ、そっかそっか


まぁ、君も男だし、どうしても発散させなきゃいけないのもわかるよ?


だから、そうだね……


今から膝枕で耳かきしてあげるよ


大丈夫? ふふっ、何を言っているのかな


//低音無声囁き

こっちが大丈夫じゃないんだよ


わかってくれたかな? いや、わかってくれるよね? 君は僕の彼氏なんだから


……それとも、本当はどう思ってるのかな?


//低音無声囁き

僕と正反対の、身長が小さくて、可愛い口調の美少女がタイプだなんて言わないよね?


ふふっ、まさかねぇ?


//低音無声囁き

だったら、僕の膝枕耳かき、受け入れてくれるよね?


ふふ、じゃあ決まり♪


それじゃあ、耳かき棒、貸してくれるかな


ほら、取って来てよ、君の耳を掃除してあげるものがないと、僕は耳かきしてあげられないよ?


……ふふ、取ってこれたね、偉い偉い♪


それじゃあ、僕の膝に頭を乗せてくれるかな?


//膝に頭乗せ、以下右のみ


ふふ、いい子だね


どうかな、僕も一応、女の体をしているから、柔らかいとは思うんだけど


それに足も長いからね、枕としては大きくて君も満足できるんじゃないかな?


//低音無声囁き

ね?


じゃあ、やっていくよ……


//右耳かき開始、数十秒息のみ、以下無声囁き


ふふ、どうしたんだい? 固まっちゃって


もしかして、こういうのを隠すために僕を遠ざけてたりしたんだ?


ふふっ、可愛い彼氏君だなぁ♪


全く、可愛くって、いけない彼氏君だ……


彼女がいるのに、わざわざこういうので発散するなんて……


それも、全然違うタイプの……


なぁ、君はなんで僕と付き合ってくれているんだい?


僕から告白されたから?


僕と一緒にいると箔がつくから?


それとも、都合がよさそうだから?


何か利用できそうだから、かな?


全部違う?


そうか、それはよかった


//低音無声囁き

なら、君のこれは完全に浮気ってことで片付けられそうだからね


あーぁー、震えちゃだめだよ? 君のお耳の奥に刺さってしまう


ずぶぅって刺さって、君の頭が傷ついたら、もうどうしようもなくなっちゃうからね


でも、僕はそんな君でも愛してあげる


だって、君の全部が好きだから、少しくらい欠けたってかまわないさ


君の体が欠けても、君の心を愛してあげる


君の心が欠けても、君の体を愛でてあげる


……ふふ、だけど、君の心がどこか違うところへ向いちゃうのはいただけないな


そうなったら、どんなことをしてでも、僕の元に取り戻さなくちゃ


だから、まず初めに、このえっちな本は僕が捨ててくるからね


安心して良いよ、別に他にばらすわけじゃない、僕だって彼氏にそんな性癖があるなんていう汚点は知られたくないからね


君の正常な性癖は、僕に対する被虐心なんだから♪


そうだろ?


君よりもずっと背が高くて、力も強い僕を受け入れたんだ


//甘く無声囁き

僕に抑えつけられて、無理やり捻じ伏せられて、なんにも出来ずに、僕の好き勝手にされるのが気持ち良くて堪らないんだろ?


君の性癖は、それ以外にはないはずだ


仮に少しでも、可愛い女の子だとかに向けられちゃいけないんだ


君にとっては、それは異常性癖なんだから


それに、そんなものを持っていたら


//低音無声囁き

僕に歯向かうことになる……だろ?


ふふ、わかってくれると嬉しいな


君は僕の愛しの彼氏君なんだから


//低音無声囁き

相応しくない行動は控えてね


//数十秒息のみ、囁き・右耳かき終了


ふふ、これくらいでいいかな


次は梵天、やっていくね


//甘く無声囁き

優しく、君の耳の中を撫でてあげるよ


//右梵天開始、以下無声囁き、数十秒息のみ


いつでも言ってくれたら、僕が君の相手をしてあげるのに


優しくエスコートして、やさぁしくしてあげる


君はただ僕に寄りかかって、甘くとろけるような時間を過ごせばいい


……だろ?


それができなかったということは……ふふ、これからの関係を見直していかないとね


//低音無声囁き

もう二度と、君が裏切らないように


//数十秒息のみ、囁き終了、右梵天終了


ん、おしまい♪


どうだったかな、彼女の耳かきは


//甘く無声囁き

びく、ビクって動いて……ふふ、気持ち良さそうで、なによりだったよ♪


もっと、気持ちよくしてあげる……ふふ、君も大好きな奴だよ


//無声囁き

こうして、耳元で囁かれてビクビクって気持ちよくなっちゃうなら……


//吹込

ふぅーーーっ、ふぅっ、ふぅっ、ふぅーーーっ♪


ふふ、可愛い……♪


//甘く無声囁き

いっそのこと、このままダメにしてあげたいな……


ふふ、それじゃあ、左耳もやろっか


……え? 左耳はいい?


ほら、我儘言わないでさ、左もやるよ


……ホントに大丈夫?


//低音無声囁き

あのさ、彼女が左も耳かきしてやるって言ってんだよ


//低音無声囁き

あんまり逆らうようだったら、すぐにでも調教するぞ?


//低音無声囁き

……ほら、左耳もお願いしますって言え、媚びろ


……ふふ、それじゃあ、左耳もやってあげるよ


//左へ移動、以下左のみ


ふふ、ようやく僕の方に向いてくれたね


正確には僕のお腹と、もう少し下には……ふふ♪


ほら、しっかり彼女の、見つめてくれよ? 君にはいつ見られても良いように準備してあるんだから♪


//低音無声囁き

あんまり喚くなよ、ベッドの上で女の子になりたいのか?


//低音無声囁き

いつだって、彼氏から彼女にできるんだからな? いつまでも変な彼氏面するなよ?


それじゃあ、やっていこっか、ふふ♪


//左耳かき開始、以下無声囁き、数十秒息のみ


なぁ、君は僕のこと、本当にどう思ってるのかな


僕が君に告白したとき、君は喜んで僕を受け入れてくれたよね


ふふ、楽しかったなぁ……食事も、ショッピングも、デートも


そして、今日も楽しく過ごせる……と思ってたのになぁ


あぁ、ごめんね、今でも楽しいよ?


//恍惚と

不安定だった君をちゃんと僕のモノにできそうで


僕と付き合っているというのに、僕を君の家に全然招待してくれなかったり、肝心のところがあやふやだったよね


どうしてかなって思ってたけど……君の本でようやく合点がいったよ


ふふ……悲しかったなぁ……


それに、君は脅してやらないと僕の言うことを聞いてくれないだなんて……


//低音無声囁き

君は、本当に僕の彼氏君かい?


ふふ、変なことを聞いたかな?


でも、そうだとしか思えないんだよ……


だって、僕の彼氏君は、彼女に押し倒されて、滅茶苦茶にされて興奮するはずなのに


君の持っていた本には、男が女の子を押し倒していたり、彼女を悦ばせていたり……


//低音無声囁き

全く、おかしい話じゃないか、なぁ?


だとしたら……君は僕の彼氏君か、疑わしいよね


僕、そう言うのは嫌いなんだよなぁ……


大事な彼氏君には時間を使いたいんだけど……君がもしそうじゃないなら、


//低音無声囁き

君の命で、償ってもらわなきゃね


ふふ……安心しなよ、ちゃんと埋めてやるからさ


え? ちゃんと言うことを聞いてるじゃないかって?


いやいや、そう言うことじゃないだろ? 恋人って言うのはさ


特に、僕たちの間には亀裂も隔たりも本当はあり得ないはず


このまま、結婚まで何の障害もなく到達して、そのまま幸せな人生を歩むべきだろ?


なのに、君はそこに不和を持ち込んだ……


//低音無声囁き

これは、命を持って償うべきだよね


//耳かき一旦停止


まぁ……僕だって鬼じゃない


//低音無声囁き

この耳かき棒で、一瞬で逝かせてやるよ


//段々速く

さーん、にーい、いーち、ぜーろっ


……え?


僕のことが大好き?


だから、助けて?


……ふふ、ふふふふふふふっ♪


もう、僕に隠し事、しない?


僕をいつでも君のお家に入れてくれるかい? 合鍵も渡す?


君の家全部、君の部屋もトイレもお風呂も全部全部全部、監視カメラと盗聴器を仕掛けても良いかい?


僕と結婚して、添い遂げるって誓える?


……ふふっ、良いんだぁ♪


//甘く無声囁き

じゃあ、許して、あ、げ、る♪


//耳かき再開


ふふ……良かったよ、君が素直になってくれて♪


……え? 僕が本当は刺す気が無かった?


いや? 君の一言が無かったら刺してたよ? 当たり前じゃないか


//甘く

君の誠意と深い愛があったからこそ……やめてあげたんだよ


//低音

そのこと、絶対忘れるなよ?


//数十秒息のみ、囁き止め、左耳かき終了


左も、これでいいかな?


ふふ、これで綺麗になったね……? 嬉しいよ、君の婚約者として♪


ん? なにか引っかかった?


そうだよね、別に変な事言ってないもんね


それじゃあ、梵天もしてあげるね


//左梵天開始、以下無声囁き、数十秒息のみ


ふふ、まずはこの耳かきが終わったら、もう一度、このお家を二人でお掃除しようか


今度こそ、僕も手伝ってあげる


君が本当は持っちゃいけないもの、全部処理したら、今度は本当に愛し合おう


君と僕で、真実の愛を育むんだ


この先、何年、何十年と続いていく愛をね……♡


ふふ……楽しみだなぁ……♡


君と、やっと何のしがらみもなく、愛し合えるんだから♡


//数十秒息のみ、囁き止め、左梵天終了


ふふ……おしまい


君も、やっとお嫁さんの耳かきで気持ち良くなれたんだね


さっきまでびくびくして、硬くなって……まぁ、過去のことは水に流そうか


僕もそこまで鬼じゃないからね


//甘く無声囁き

君が僕で気持ちよくなってくれるなら、嬉しいよ


ふふ……それじゃあ、最後にもう一回、誓いのお耳ふうふう、しよっか


ふふ……


//近づきながら

僕は、一生、永遠の愛を君に誓うからね……君はビクビクって気持ちよくなって、僕に応えてね


//吹込

ふぅーーーっ、ふぅーーーっ、ふぅぅ、ふぅぅ、ふぅぅ、ふぅーーーーっ♡


……ふふっ、嬉しいね♪


あーあ、放心しちゃって……


//甘く無声囁き

気持ち良くなってくれて、ありがと


……それじゃあ、これから、きちんと君の性癖を直していこっか


ちゃんと僕で興奮できるように、僕しか見られないように……


//覆いかぶさり


ふふっ……耳かきで力が抜けてふにゃふにゃの君、可愛いよぉ……♡


これで、心置きなく……君のお部屋で、君を僕に染められるんだね♪


それじゃあ……君はこのままでいいからね♪


//低音無声囁き

僕をずっとずっとずっとずっと愛せるように……調教、してやる♡

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る