【男性向け】ヤンデレ女執事の立場逆転カウントダウンで逆NTR♡
//ノック
失礼いたします。女執事です
//入り
こんばんは、ご主人様
夜分遅くに申し訳ありません
ですが、どうしても一つ、ご主人様に御確認したいことがございまして
えぇ、少し話が長いのですが、お聞きいただけますか?
んふふ、ありがとうございます
さて、どこからお話すればよろしいでしょうか……
それでは、私がご主人様に雇っていただけた頃から少しお話いたします
……そんなに長いのか、ですか?
いいえ、そこまでではありません
ですが、こちらの紅茶をご用意いたしましたので、ゆっくりお飲みになりながら聞いていただけますと嬉しいです
んふふ、思い出すと懐かしいですね
私が道端で倒れていた時、ご主人様が拾ってくださり、私の汚かった体に自ら手で泡を立てて洗ってくださいました
ご主人様も懐かしいですか? んふふ、それはよかったです
私も、ご主人様と同じように、まるで昨日のことのように思い出せます
まだ身なりも言葉遣いもなっていない私に優しくしてくださり、しかも暖かい言葉と寝床、それに教養も付けてくださいました
あの時はまだ、人を信用できていませんでしたから、ご主人様にもきつく当たってしまいましたね
けれど、そんな私を根気よく躾けてくださいました
その後は、ずっとご主人様に仕えさせていただき、この通り……
ご主人様が元々雇われていたメイドたちがいなくなってからも、この屋敷も私一人で切り盛りすることができるようになりました
……追加の給仕が欲しいのか、ですか?
//怖い笑顔で
んふふ、まさか、ご冗談を
今までも、私は一人でも完璧にこなせると申し上げたではありませんか
それに、ご主人様に救っていただいたこの命、ご主人様の為に使うつもりです
ご主人様のお言葉は、全て私の胸に刻んで忘れることは決してありません
ご主人様からいただいた愛情も、お叱りも、全部全部、私の血肉となって生きております
そう決めたのは……ご主人様にかけられた、暖かい言葉があればこそです
覚えていますか? 最初に私にかけてくださった言葉
暖かい毛布をかけて、ぎゅっと抱きしめて囁いてくれた時の、あのお言葉です
「お前は一人じゃない、私がついてる」、ですか?
//低音
本当にそのお言葉で間違いありませんか?
……んふふ、残念ですが、ご主人様
//低音
まったく違います
正解は、「お前はもう一人じゃない、私と一緒だ」です
あの時の言葉は、素晴らしく素敵なお言葉でした……♡
はぁ、今思い返しても、あの愛の告白はとても甘くて、心も体もとろけそうです
//低音
けれど、ご主人様はそんなこともお忘れでしたのですね
そして、別の女と結婚しようだなんて……
んふふ……そんないけないご主人様には、厳しく躾けが必要ですね
将来、本当に立派で、愛しい私の旦那様になるには足りません
あら、違いますか?
違うはずはありませんよね
私はあの愛の告白、ちゃんと受け取らせていただきましたよ?
だから、ご主人様と私は結ばれる! 永遠に愛し合うんです!
他の女とではなく、私と、です……
ですが、そんな様子ではよろしくありません……
ですから、今から一つ、ゲームをしていただきます
丁度、お薬も効いてきたようですしね
あぁ、あまり無理をなさらないでくださいね
お身体が痺れているでしょう? さぁ、ゆっくりベッドへ寝かせて差し上げます
//ベッドへ寝かせ
んふふ……ご主人様の上から見下ろせるなんて、格別ですね♪
それに、ご主人様と恋人つなぎ……♡
まるで、私がご主人様を押し倒して、襲っているようですね
//無声囁き
私、興奮しちゃいます
さて、今からすることは、凄く重要なことですからよぉくお聞きくださいね?
これから十秒間、ゆっくり数えます
その間に、ご主人様が私を押しのけて、私のお尻のポケットにある解毒剤を奪って飲むことができれば、ご主人様の勝ちです
その時は、私の全てを差し上げます……生かすも殺すも、ご自由に
しかし、その麻痺毒は解毒剤を飲まなければ一生麻痺が残り続け、歩くこともお仕事をなさることもままなりません……まぁ、もう既にご主人様はそんなことをする必要もないでしょうけれど
その時は、私がご主人様に代わり、立場を入れ替えさせていただきます
つまり
//甘く囁き
あなたを、私のものにするから
んふふ、驚きましたか?
そうです、これからは敬語も無し、尊敬もしません……
//低音囁き
だって、私以上に何もできないあなたに、誰が敬意を払う必要があるの?
んふっ、ふふふふっ♪
それも踏まえて、頑張ってお薬を奪い取ってくださいね?
では……スタート♪
//以下、カウントダウン。交互囁き、甘く囁きなど
じゅーう
きゅーう
はーち
なーな
んふふ、抵抗できませんか?
そうですよね、できませんよね♡
それが愛の力って奴ですから♪
//低音囁き
絶対、あなたを私のモノにしてやる、絶対私と結ばれるんだ
//低音囁き
許さない、私にかけた言葉を忘れて、私を放っておいて他の女を妻にだなんて
ろーく
ごーお
よーん
さーん
……んふふ、全然力が入ってないよ?
いいの? ご主人様、本当に女執事のモノになっちゃうんだよ?
……だけど、それが良いんだよね
//甘く囁き
今まで使ってた女に、これからは厳しく躾けられて、私のモノになるのが良いんだもんね
じゃあ、もう良いよね……
ここまで力が入ってないんだから……
//囁き
もう、さっさと私のモノになろっか
にーーい
いーーち
それじゃあ、最期の一個、数えちゃうね
これからはご主人様なんて呼ばないから
なんて呼ぶと思う? なんて呼ばれちゃうと思う?
んふふ、ふふふふっ♪
ぜーろ♪
これからはぁ……
//恍惚と囁き
お前って呼んでやる♪
んふふっ、あはははっ!
これで、これでお前は私のモノッ! 私の、私だけの婚約者♡
んふふ、もう口まで痺れて喋れなくなっちゃったんだね?
可哀そうに……んふふっ
でも、私がお前のために、ちゃんとお世話もして、手懐けてあげる
将来には、ちゃんと旦那様に戻れるように頑張ろうね♪
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