ヤンデレを病めたいヤンデレはヤンデレを病められるのか
//ドア開け
おはよ~♪ よく眠れた?
んふふっ、よく眠れたよね♪
あんなにお互い、激しかったんだから……♡
君だってさすがに疲れちゃったよね~
君が、やめて、やめてって言っても絶対やめなくて、
君がそのうち気絶しても、囁いたり、頬を優しく叩いてあげたり、お水で目を覚ましてあげたもんねっ
んふふっ、だってありえないもんね? 私と愛し合ってる最中なのにさ、眠っちゃうとかおかしいよね? 気絶しちゃうとかわけわかんないよね?
//低音囁き
気を失えば私から逃げられると思ってる?
ぜぇったい、逃がさないよぉ……♡
心は当然、私だけしか見れないようにするし……
体も両手両足、私の愛で繋いであげる
もうこれで、なんにも心配する必要はないからね♡
私のこと、いぃっぱい愛せるようになろうね♡
……え?
だ、大好き?
う……うんっ! 私も大好き♡ 大好きだよっ♪
好き、好き、好き好き好き好き好き好き、すきぃっ♡
世界で一番愛してる、君のこと、いっちばん大好きだよっ♪
だからもっと言って? 大好き、大好きぃって♡
……だけど?
だけど、どうしたの?
……ヤンデレな私は、愛せない?
ぇ……え? ヤンデレの、私?
あ、あはは……変なこというね、君……
私は、私だよ? 普通の私だよ?
君のこと、すっごく愛してる私……
え……前の方が、優しかった?
前って……君を監禁する前のこと?
それって……君が私の告白、受け入れてくれなかった時のことだよね?
今更なに? あの頃に戻りたいって言うの?
//低音囁き
君が受け入れなかった癖に?
……あの時の俺が間違ってた?
そ、それは……
だから改めて、普通に付き合いたい? 愛し合いたい?
……そ、そっか……
君がそこまで言うなら……
ぇ、で、でもっ、それって君の拘束を解くってことだよね?
それは……イヤ
だって、この鎖が私と君を繋ぐキズナなんだよ? 愛の証なんだよ?
それを取っちゃったら……私、私……ふ、震えが止まんなくなっちゃうよぉ……!
あ、安心してほしい?
……き、君がそう言うなら……でも、でも、まだ不安、かな……
だから、もう少し、愛してるって囁いて? 君の本当の気持ち、聞かせて欲しいな……?
前の君なら、愛せる?
うん、うん……♪
//低音囁き
嘘つき
……ねぇ、いきなりなに? また逃げようとしてる?
あははっ、君の演技も上手くなったね? すごいすご~い、逃げようとする根性だけは大したもんだね?
あんだけ君の体力を奪おうとしてるのに、まだそんな気力があるんだ?
//低音囁き
これからも、もっともっと激しくしなきゃかな
前の私が好きだって言ってたよね? おかしくない?
私を愛してほしいって言ってるのに、今も昔もあるわけないでしょ? 変わったわけがないでしょ?
君への愛は昔から変わってないよ……深く、ふかぁく愛してるんだもん……
それを分かったような口きいて……許せない
ヤンデレをやめろって言うけど……これが私なんだよ、やめられるわけないじゃん
//低音囁き
恋愛、舐めてる?
んふふっ、まぁいいやぁ……君が私にまだ抵抗する意思があるってことがよぉく分かったよ
だから……君のこと、もっともっともっともっと!!
//甘く囁き
愛して、あげるね?
アハハッ! 暴れてる♪ 怖い? ねぇ、私のこと、怖いの?
んふふっ、ひどいなぁ、ひどいよぉ♪ 彼女のこと、そんな顔で見るなんて
//低音囁き
これはもっと調教が必要みたいだね
それじゃあ……今日も死ぬほど、愛してあげる
ヤンデレの私を愛せるまで、拘束されても監禁されても、全部本物の愛だって感じられるように……♡
んふふっ、んふふふふっ♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます