ヤンデレイケメン女子はあなたを捕まえた途端、甘々好き好きサイコパスに豹変する

お、やぁ


今日は調子良さそ?


うん、良かったっ♪


君が笑顔だと、私も嬉しいよ、うんうん♪


ふふ、なんだい? なんだか信じられないような目をして


私みたいな女が君に付きまとってるのがおかしい?


いやいや、やめてよ


君はそんなに自分を悲観する必要なんてないからね?


んふふ、大丈夫大丈夫っ♪


だからさ、今日はちょっと付き合ってよ


なに、大丈夫だよ、ちゃんと私が奢ってあげるからさ


お話、聞いてくれるだけで良いんだ


ね? 良いでしょ? 少しだけだからっ


え? いい?


んふ、やったぁ♪


それじゃ絶対だよ? 途中でやっぱり用事がー、とか言い出さないでよ?


んっふふっふふ~ん♪


それじゃあ、また後でねっ!


//場面転換


お、来た来た♪


先に注文してたから、君の飲み物はもうあるよ


はい、どうぞ♪


……んふふ、夢みたい


君とこうして同じもの飲んでさ、ゆっくりできるなんて、ね


……前はちょっと警戒してたもんね~


んふふ、最初は、私も「ねぇ、お茶飲まない?」っていきなり誘ってたもんね~


流石にあれは君にとってはまずかったんだね、あの後知ったよ


だけど、段々君のガードも緩くなってきたし、良かった良かった♪


ん? あぁ、用件ね


……って、もうここまで来たらわかるでしょ?


あ、だけどこういうのは段取りが重要だよね、ごめんごめん


じゃあ、改めて……


私の彼氏にならない?


はは……一目惚れ、なんだよね


一目見ただけで、この人が運命の人だってわかったんだよ


それから、私の心は君だけ……君だけなんだ


だから、な? 君にだって今彼女がいないことはよく知ってるし、私の容姿とかも問題ないだろ?


……え?


ごめんって……なんで、謝るんだい?


気がない? 気がないって……私に?


そんな……な、なんで?


じゃ、じゃあいいよ、私、なんでもするよ?


君の期待にだって応えるし……!


そういう、ことじゃない……?


え、じゃあ、どういう……?


女として、見れない?


え、それって……


え、あはは、いやぁ、そっか、そっかぁ……


私、君にとって、女の子じゃないんだ……


あはは、いやぁ参ったね……どうしよ、っか


今日は、じゃあ……あ、そうだ


まだ飲み物飲んでないじゃん、飲みなよ


私の奢りだからさ


……ん、美味しい?


そっかぁ、良かったぁ……


私も、君のことを食べられそうで良かったよ♪


お? もう早速効いてきたかな?


んふふ……ダメだよ? 自分で注文した飲み物以外飲んだら~


悪い雌犬に食べられちゃうよ?


でも、今回は……私が助けてあげるから、ゆっくり眠っててね


おやすみ……ちゅ


//場面転換

//以下、乙女の声色に変化


すぅぅーーーっ……はぁぁぁーーーっ♡


あぁぁぁぁぁあああ、良い匂い良い匂い良い匂い良い匂い良い匂い良い匂い良い匂い良い匂いぃぃぃぃっっっ♡♡♡


凄く良いよぉ、あぁぁぁ、私のお腹がキュンキュンするぅぅううっ♡


はぁぁ……もう、もう私のモノなんだ、私の……!


私だけのっ、ぁぁぁぁあああ、好きっ、好き好き好き好き好きっ!


すぅぅーーーっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡


あぁ、大好きな人を独り占めできるこの幸福感……ほんっと、すきぃ……♡


なんで、なんで私だけ見てくれないのぉ……?


私、あんなのアプローチしたのに……頑張って君をエスコートしたのに……


私、いっつも君だけを見て、君で妄想してるのに……


あぁ、でも妄想もぜぇんぶ現実にできるんだぁ……んふ、ふふふふふふふふふ……♪


すぅぅーーーっ、はぁぁぁぁぁぁぁぁ♡


好き、好き、大好きだよぉ……良い体してるし、顔もタイプだし、全部、全部大好きだよぉ……♡


はぁぁ……♡ 幸せすぎ、もうぶっこわれちゃったぁ……♡


ん? あ、起きてたぁ?


おはよ♪ よく眠れた?


んふふー、今日からねー、君は私のラブラブ恋人さんだよー♪


今日からは一杯いちゃいちゃしてー、二人で愛し合うの♪


ね、良いよね


……え? どうしちゃったのか?


あれぇー? 君言ってたじゃん~


もっと女の子らしいのが良いんでしょ?


だから、もっと女の子らしくて、可愛い風にしてみたよ?


//だんだん低音に

それに、もっと君を愛して、好きで堪らなくて、なんでも欲しがって、依存して、嫉妬して、全部奪っちゃいたくなったよ


ねぇ……こんな私なら、愛してくれるよね?


……まぁ、今は愛してなくて良いけど


でも、そのうち、私を愛するようになるよ


君の体は拘束してあるし、私にされるがままだから……


きっと、わたしがすること全部気に入ってくれると思うんだぁ……


そうしたら、君は私を女の子だって認めてくれる?


君を男の子だって自覚させられたら、私は女の子だってことになる?


//低音囁き

君をオスにしたら、私はメスになれる?


んふふ、あははは!


そうだよねぇ! 私の体で君が男の子だってわかったら、私は女の子だってことになるよね?


やめろ?


んふふっ……やめてあーげないっ♪


//低音囁き

素直に私を彼女にしてくれなかったこと、後悔させてやる


絶対……君の女の子になってやるんだから……♡


だから、君のオスの部分、私に全部見せてね


ふふふ……すぅぅーーーっ……はぁぁーーーっ♡


んふふ……大好きだよ、彼氏君♡

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