ヤンデレ姉「私色に染めるわね」

(ノック音)


入るわねー。


今日の夜ご飯、もってきたわよー。


って、あららら。また暴れたわね?


手首にも足首にも、枷の跡がついちゃってるじゃん。


まったく……。


あらあら、お口の枷からもよだれが出っ放しじゃない。胸のところがべたべた……。


ほら、まずはお口回り、拭いてあげるね。


ふきふき……っと。


ん、綺麗になった。


さてと……お口のやつ、外すけど、大声出さないでね。


まぁ、前からちゃんとスタンガンで教えてると思うから、分かってるよね。


カチャカチャ~っと。


さ、お姉ちゃんが食べさせてあげるね~。


はい、あ~ん。


うん、よくできました。しっかり噛んで食べ……


きゃっ!


うぇ~ん、なんでぺってするのよ……。


このお洋服、あんたのお気に入りのお洋服でしょ?


前に、私が着てたらちらちら見てきた、


あんたが好みの可愛いお洋服……。


なんでこんなことするの……?


ねぇ、またお仕置き、されたいの……?


…………あっ、そーだ、いいこと思いついた。


ちょっとだけど、汚れたこのお洋服、あんたに着せてあげる。


そして、いい機会だから、あんたの男物の服、全部捨てちゃお。


それが今回の罰……いいわね?


いやだ? まったく、そんなこと言うお口にはまた枷、嵌めちゃうね。


……んー、そのまま着せるとなると、足枷とか邪魔だからー。


力が抜けちゃうお薬、のもっか?


んーんーうるさいよ? あんたが悪いんだから。


あんたがそうやってお姉ちゃんの言うこと聞かないから。


この際徹底的にやってやる……。


じゃ、少し待っててね♪


前にあんたを捕まえたときのが残ってるはずだから、準備してくるね。


(少々待ち)


さ、お薬のみましょうね~。


お口は強制的に開いてるから、お薬飲むのが楽ちんだね。


さ、飲まないと窒息しちゃうよ? ほら、飲んだ飲んだ~。


ほら、お口の中みせてー……んー……飲めたみたいだね。


よしよし、じゃあ少しお話でもしよっか?


まぁ、最近あたしも思ってたんだよね~。


あんたってさ、意外とタフで、


あたしにちっともなびいてくれない。


んー、だったらどうしよっかなぁって考えたけど、


そういえば、あんたの顔はあたしに似てる、良い顔なんだし、


背格好も体格も大体一緒なんだから、


あたしのお洋服も、似合うよ。


んでー、あたしの匂いで包められるように、


あたしが一日着てた洋服を着せてあげようって、


さっきのあんたのおかげで思いついたワケ。


んふふふふふふ、そんなによだれ垂らしてよろこんじゃって……。


でも、もーっといい知らせがあるわよ?


(囁き)し・た・ぎ・もー……はかせてあげる♡


あら、そんなに身をよじっちゃって……待ちきれないのね♡


悪い話じゃないでしょ?


あたしはあんたに染まってほしい、


あんたは、ずっと、ずぅーっとお姉ちゃんで包まれて……満たされるの。


そのうち、あたしの着てた服とか下着じゃなきゃ……満足できなくなるから♡


もうそろそろ効いてきたわねー、うりうり……


(枷を外す音)


よし、じゃあ、お着がえしましょうね~。


はい、男物の服なんかー、めんどくさいからはさみでチョキチョキしてー……


さ、まずはあたしの下着から、はかせていくわね……


両足あげてー……どう? するする~って入っていく感触は?


……んふふ、はけたね。


かわいー、それだけでも、さっすがあたしのいも……おっと、弟だったわね、ごめんごめん。


さ、あとは、スカートはいて~、


上は……下着はキャミソール着せて、っと、


このお洋服着せたら……


うんっ、顔もあたし似だから、結構いけてるいけてる!


可愛いよ、あんた。


メイクは、まぁいいわよね。枕とかについちゃうと面倒だし。


さて、あたしももうパジャマ着て……っと、


どう? お姉ちゃんのぬくもりと香り、感じる?


これで、毎日毎日あんたの脳みそにしっかり浸透させれば、


あんたも少しは丸くなるかな。


(以下、囁き)


これから毎日、お姉ちゃんとずーっと一緒でいられるように、


お姉ちゃんの服、毎日着させてあげるね……。

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